michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

おお!『ガンバ』たち    〔本〕

2009-08-21 08:17:48 | Weblog
ふとオリヅルランを真上から見てみると、
きれいな放射状に
スーッと気持ちよく伸びていました。





ある友人に、本を紹介してもらったんです。

斎藤 惇夫さん作の、3冊のシリーズで、そのうち2冊は図書館にあり、
ゆうべ読み終えました。

書名は
冒険者たち~ガンバと15ひきの仲間』と
ガンバとカワウソの冒険

 前者の裏表紙に、こうあります。
「――ガンバたちは知恵と力のかぎりをつくして戦います。
胸おどる冒険ファンタジーの大作」

も、ワクワクドキドキ、一気に読んでしまいました。

*********************

ここからは、myメモ。
これから読む方は、お楽しみにとっておいた方が良いかも、です。



○これは大冒険とか、熱い友情 とかいうものを、はるかに超えるもの。
 最後は、感動の涙を流してしまった…。
(物語で泣いちゃうなんてね!)

 極限状態を何度も乗りこえて(彼ららしい方法で!)、
やっと求めていたものに巡り逢えたんですもの。

○窮地を救った仲間に、ガンバが礼を言うと
彼は、こう言った。
「あれを叫ばせたのは、ガンバ、君だということをおぼえておいてください。」

――この言葉は印象的。一貫してそういう関係。
心が ガッチリ 一つになっている。
(口の悪い連中が多いけれど、それは そういう表し方なのよね。)

○特に後者は、残虐なシーンがあり、こういう生き物が哀れに思えた。
(もし、今の子どもは こういう刺激的な場面もないと 本を読まない、
 ということだとしたら、悲しい…。)

○‘あとがき’で、これらの本が、作者自身の
体験や哀しみ、想いなどから生まれ、
さらに、かなり事実を踏まえた物語であることを知る。
ふう~む。。

○絶滅危惧種は、現実に おびただしい数。
 彼らは、仲間を求め続け、どんなに絶望的になるか・・・。

 考えたくはないけれど、
もしも・・・、

人間が、自分を含めて2~3人くらいになってしまって、
探し歩いても他に見つけられなかったとしたら・・・


ヒトごととは思えなくなってきました――。




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