michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

‘きっと、あの話よね’    〔聴こえ〕

2009-11-08 07:08:31 | Weblog
いつの頃からでしょうか、
ロクに聴こえてないのに、
その場の状況とか
なんとなく読話(口の動きを読んで)、
相手の目線、表情といったことから、

勘で、「きっと、こんなことを言ってるんだよね
と推測して、
応えてしまう。。

時々そんな自分に気づくんです。



仕事の、大事な話だったら、
書いてもらったりしますが、

日常的な、ちょっとした会話のようだったら、
(そうかどうかは、雰囲気から判断しちゃう
「たぶん…」程度の推測でいってしまう。。



推測したものを出して、
「これが、こう、って言ったの?」
も確認したりもしますけど、

微妙に違うらしく
「う、うん、、そう、そう…」
と返ってくることも。。


確認せずにいっちゃったときなど、
自分でも、時たま、
会話がチグハグになっちゃったらしいことに気づくことがあるので、
気づかないチグハグは、
もっとあるのかもしれない。

  そんなときも、その人は、
  それなりに対処してくれているんでしょうね。



聞き返したって、全部聴き取るのは、困難なので、
こんな風になったのは、
自然の成り行き、と言っても良いのかも。

だって、ちょっとしたことだったら、
わざわざ書くものを出して
書いてもらうこともないものね。
 作業中の手を止めてとか、
 濡れた手を拭いてとか。


でも、なんとなく、
不安というか、たよりない感じと、
申し訳ないような気分が漂うんですよね。



           


性格でしょうか、
パパッと、その瞬間瞬間に、
心に浮かんだまんま話す人もいますよね。

話が展開、っていうより、飛んでっちゃう。

一見、弾んだ会話のよう。



でも、私は、チャンとキャッチボールをしたい。

もちろん、完璧に分かり合えるまでは求めないけれど、

話してもらったことを‘一応’理解して、
  ⇒それについて思ったことを伝え、
    ⇒‘一応’わかってもらう、

――そんな会話がしたい。(なんらかの形でね)


逆に、あんまり厳密に
「あ、いま言ったのは、こういう意味よ。
 こうじゃないのよ。」
などと、事細かに念を押すようなことを繰り返されると、
ちょっと疲れたり…。



つまり、自分の中で、
「厳密すぎないで、
しかも、
一応チャンと聴き合い、伝え合うのが
良いよね」と幅を設けているらしい。

そういうのって、
 それぞれの中で、
 それぞれにあるんでしょうね。




でも、、
小噺みたいなのも、なんかねぇ…。


  「おや、あそこ田中さんが通っていくわよ。」
  
  「ほんとだ、山田さんだねぇ。」

  「あら、あたしゃまた山田さんかと思いましたよ。」



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