Nスペ『人体 ミクロの大冒険』シリーズ、全て観ました。
山中伸弥教授(――あえて山中さんと呼ばせてください) は、
ゲストの、素人の素朴な質問にも、誠意をもってきちんと答えてくださったり、
好き勝手なおしゃべりも、
温かく大きなお父さんのような微笑で見守ってくださった。
山中さんのおっしゃることは、この胸に
すごくシッカリと入ってきたんです。
なんでかなぁ…、どういうことで? と考えてみた。
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たとえば、
あまり聞きなれない専門的な用語や、大切な言葉の前には、
チョット間をおいて言ってくださる。
そして、その時その時、言葉を探すようにして
ご自分の中でピッタリした表現をされる。
それだから、
同時に出た字幕と、
山中さんの表情など併せ観ていると、
この耳には微かにおぼろげに聴こえただけなのに、
ふつうに 聴こえた ような感じ になっていくんですよ。
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何が一番言いたいか、というと、
クロ現 など生放送では、字幕がついても、数秒遅れるので、
誰の発言か分からなかったり、
図や表などの映像は、頭の中で巻き戻していかなきゃいけない。
また、たとえば、
「ああ、さっきチョット苦笑いしたのは、こういうこと言ってたのか」とか、
だいぶん経ってからやっと分かるという状態。
各番組に字幕を付けるというのは、とてもタイヘンらしいと認識してるし、
多くの番組に字幕を付けてくださってるのは、
それだけでも有り難い。
それでも お願いしたい。 生番組も
録画で良いから、音声と字幕が同時に出るようにして戴きたいのです。
単語が途中で切れて、しばらくしてから残りがやっと出てきて
すぐ消えてしまうみたいな部分は
修正してほしいのです。
こういうことは、何度もあちこちでお願いしたり
グチったりさせてもらってるんだけど…。
私が生きてるうちに、とは言わない、
子どもや孫の代くらいで良いから
日常のおしゃべりや、仕事の打ち合わせなども含めて、
なんらかの形で
すべての音声が即、字幕で分かるようになったら…。
これは贅沢な 叶わぬ夢 なのでしょうかね。。
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