michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『介護百人一首』 その(2)

2010-03-15 09:06:16 | Weblog


きのうは、ぽかぽか陽気。





お花たちも、嬉しそうに
陽を浴びて。






          



きのうの、『介護百人一首』の続きです。


詞書きまで読んで感銘を受けた作品が2首ほどあったんです。
  (どちらも「夫」は、「つま」とルビがありました。)


           

    

 あと十年生きると言って笑う夫
      私も生きよう夕やけこやけ

     ――夫は82才。58の時脳梗塞で倒れました。
        以来リハビリに励む歳月です。
        最近もの忘れも出て、言葉も不自由に。
        が、別に困ることもなく、それはそれで面白いです。





 散歩する夫の小さき肩先に
    止まるとんぼのいのちいとおし

     ――介護するようになってから、
        生あるすべてのものに対しいとおしさと感謝の心がわいてきます。
        目に見えて小さくなっていく夫。
        朝夕寒くなり、とんぼの明日も案じるこの頃です。



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