michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

「ひび割れ」って個性。それを生かすこと    〔メルマガ〕

2011-01-31 08:46:17 | Weblog

こないだから送ってもらっているメルマガ、

 【心の糧】by中井俊已 mag2 0000141254

今日のお話は、とってもあったかい って思ったので、

ご紹介しますね。

   

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心の糧・きっとよくなる!いい言葉 
2011.1.31 Vol.614
作家 中井俊已
  http://www.t-nakai.com
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「心の糧」をご覧くださってありがとうございます。

このメルマガでは、中井俊已が、本から学んだり人から教えていただいた
「いい言葉・いい習慣・いい話」などを提供していきたいと思っています。

あなたの夢と人生を応援できますように・・・

あなたの強く優しく豊かな「心の糧」となりますように・・・。


                                   
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「ひび割れつぼ」の話(インドの寓話)

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インドの寓話で、とてもいい話を見つけました。

要約してご紹介します。

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インドのある水運び人は2つのつぼをもっていました。

その2つを天秤棒の左右につけて肩にかけ、
ご主人のために毎日水を運んでいました。

片方のつぼには、ひび割れがあったので、
いつも水が半分こぼれていました。

もう片方のつぼは完璧で、
自分は役目を十分果たしていると満足していました。

ひび割れつぼは、自分のひび割れを情けなく思い、
いつもみじめな気持ちになりました。



2年が経ち、ひび割れつぼは、とうとう水運び人に言いました。

「私は自分が恥ずかしい。私にはひび割れがあって毎日水が半分こぼれ、
 あなたの役に半分しかたっていない。それがとても辛いんです」

 それを聞いて水運び人は、ひび割れツボに優しく言いました。

「今度歩く時に、道端の花をよく見てごらん」



そう言われて、次の日、ひび割れつぼは、毎日通る道に美しい花が
咲いていることに気づきました。

美しい花を見て、少し元気になった気がしましたが、
ご主人の家に着いたときには、やはり水は半分しか残っていませんでした。

「やはり私は役に立たないつぼだ。ごめんなさい」



すると水運び人はこう言ったのです。

「気がつかなかったかい?
 道端の花は君の側にしか咲いていなかっただろう。

 僕は君のひび割れを知ってから、
 君の通る道に花の種をまいておいたんだ。

 毎日そこを通るたびに君は種に水をやり、花を育ててきたんだよ。

 僕は毎日その花を切り、ご主人の食卓に飾ってきた。
 
 君のおかげでご主人は、きれいな花を眺めながら
 食事を楽しむことができるんだよ」



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この話は、子どもを育てるとき、人と接するとき、
また自分をみつめるときにも、いろいろなことを
私たちに教えてくれるのではないでしょうか。


私たちはみなそれぞれがユニークなひび割れをもっています。

ひび割れを見つけたとき、私たちができること、

それは、ひび割れを責めることではありません。

恥じることでもありません。


ひび割れをふさいでしまうこともできるでしょうが、
もっといいのは、そのひび割れを活かすことではないでしょうか。

この水運び人は、ひび割れつぼが水をこぼすのを責めませんでした。

「君はダメだな。僕がこんなにがんばっているのに、
 僕の努力をムダにしているじゃないか」

などと言わなかったのです。

そもそも「君はダメだ」と考えなかったのでしょう。


彼は、そのままのひび割れつぼを受け入れて、
どうすればその個性を活かすことができるか、考えたのです。

そして、花の種をまいたんですね。

すると、ひび割れつぼは、毎日、その種に水をやって、
きれいな花を咲かせ、ご主人を喜ばせることができました。


わたしたちもみな、ひび割れつぼです。

そのままのわたしたちで、道に花を咲かせ、
人を喜ばせることのできることができるのです。




★ 幸運のヒント★
                       
  あるがままを受け入れ活かす。(^.^)

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【出典】菅原 裕子 (著) 『子どもの心のコーチング』http://amzn.to/hxbo0s

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