(月)(火)と、二夜連続のNHK『介護百人一首』を観ました。
これ、平成16年の第一回から番組を見、冊子を送って戴いている。
最初の頃からすると、ずい分と 短歌としてのレベルも上って来てきて、
充実しているようです。 ↓
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2013-02/18.html
ディレクターのメッセージも、私の思いをうまく代弁するように表してくださってます。 ↓
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/700/146866.html
どの作品も、その人ならではのもの。
ご本人も、介護しておられる方も、
毎日24時間、何年も何年も…、それはそれはタイヘンで、
絶望のようだった時もあったりされるようですけど
ただ嘆いたりするのではなく、
そのおかれた状況の中で、ささやかな幸せを見つけたり、
それなりの味わいを感じ取ったり。
その瞬間をポッと切り取って
短歌という形で表現しておられる。
自分の思いをピッタリ表せると、自分の心がそれなりに満足するんですよね。
さらに、それをなんからの形で発信すると、周りの人が共感し、響き合う。
そういうものを支えにして、また前向きになれる。
とっても素敵な生き方です。
私個人的には特に、渡辺 真理さん(フリーアナウンサー)に
注目しています。
ご自身、ご両親の介護中で、
作品一つ一つに心の底から共感され、
作者へのインタビューは、『引き出す』に徹しておられ、
さすが と思います。
「とても励まされます」と、謙虚で、心惹かれる方です。
真理さんも、素敵な生き方だと思います。