michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

「違い」を「違い」として理解し合っていきたいです

2013-02-22 06:59:41 | 社会・共生

ゆうべの『クロ現』は、

学校給食でのアレルギー事故」がテーマ。

先日の死亡事故についての詳しいことが分かるにつれて、驚きの連続!

 

学校としては、色々考え、対策をとってきたんですね。

ところが、お代わりの時にうっかり、粉チーズ入りのチヂミを一切れあげてしまった。

入っていたのは1gにも満たない量だったとか。

それに身体が激しく反応してしまった…。

 

さらに、「エピペン」という、自分で注射できる薬を持っていたのに、

持病の喘息発作と思ってしまって、

その子は先生に「打たなくていい」と言った。

先生も、エピペンなんて打ったことは無かったとか(練習の体験も無かった)。

そうして、お昼すぎには、かけがえのない命が。。。

 

お役所や学校としては、『食育』として、

できる限りアレルギーの子どもも、一緒の給食を食べるのが望ましいとして

対策を練って、実際に進めてきた、その結果が、こういうとても残念なことに。。

全国では他にも、事故がたくさん起きているのだそうです。

 

             

番組の後半では、それとは別の考え方で取り組んでいる実例が。

あるアレルギーの女の子は、お弁当を持ってくる。

給食のメニューとかなり似ていて、ちがう材料で工夫されています。

クラスメイトは、そのことで、互いに話を交わして、理解し合っている。

一人一人が、(アレルギーの)牛乳にその子が触れたりしないように気をつけたり。

違いを違いとして認め合って、

そのことで却って、心からつながり、絆を深め合っているんです。

 

こういったことは、「障がい」などにも通じるんじゃないでしょうか。

「みんな一緒に」「仲良く、共に」というのも良いけれど、

「違い」を「違い」として認め、心を寄せ合って話し合い、

ムリなくそれぞれにとって最も良い形で暮らしていったり。

 

 

自分の体験ではね、

以前、親しい同僚とよく話をしていて、

私の聴こえづらい暮らしがどんな状態なのか聞いてくれて、

「へぇ、、どんな世界なのかしら…」と言って、

想いを寄せてくれているのが実感できたんです。

そういうのは、本当に嬉しくて、

わたしの心の中で、何年も

暖かい囲炉裏のように燃え続けているんです。

 

 

 

 

 

コメント (1)
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