波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

W診察。電子カルテにちゃんと書いて!

2011-09-02 11:40:02 | 診察
昨日は通院デー。
野菜サンドと小さなコロッケパンとアップルパイ買ってお昼に食べたけど、食べ過ぎ?
最後に甘い系がどうしても食べたくてねえ。余計な1個買ってしまうのです。

主治医診察

今日は、午後から仙台の乳癌学会に出かけられる予定だから、午前中に無理目に診察してもらう。
だからサッサと終わらせねば。

まずはしこりの観察会。

主治医「横ばいですね。このへんもだいぶ柔らかくなって、背中のしこりも随分小さくなりま
    したよ。」

私  「皮膚転移どうですか?それからここの小さなしこり一昨日見つけたんですけど、
    前からありましたっけ?それからここは大きく硬くなってませんか?」

矢継ぎ早にたたみかける私。

主治医 「うーん、まあ横ばいですよ。皮膚の方も、破れたり出血したり、というのは回避されそうですね。
    (あたりまえです!それ保障してください、と言いました!!!)
     それに、多少しこりが大きくなったとしても全体的に落ち着いていれば、重要臓器ではな
     いので、すぐ抗がん剤変えたりはしない方がいいでしょう。
     アッピアさんは何年も抗がん剤重ねているから、骨髄をいたわりながらやった方がいいし、
     副作用見ながら、考えながら行きましょう。」

全く異論なしです。まさにさじ加減ですな。私も多少のしこりの増減は許容できるように
なったし。でも増悪し続けたら許容できないかもだけど。

今後の抗がん剤の話をする。
今の状況は、重要臓器転移がない、という前提で、ハーセプチンに耐性ができてきて
抗がん剤が効きにくくなっているのを承知で、QOLも考えつつ、ハーセプチンで引き延ばしている状況。
このことを2人で確認。
病状の変化があったら、次はいよいよラパチニブ(商品名:タイケルブ)をハーセプチンと
併用で使う予定。つまり分子標的薬 + 分子標的薬。
厳密に言うとこの使い方ちょっとズルなんだけど、できるでしょう、とのことで。
何しろ良いデータが出てるということなので、期待したい。
併用することによって、ハーセプチンが再び活性化する作用があるらしい。
ラパチニブの副作用は顔湿疹が恐怖なのだけれどね。

足ムズの話や食べ続けたい病の補中益気湯の話をして、「これから仙台ですよね。」と
言いつつ早々に切り上げる。あー、これじゃあ笑い取るタイミングなかった。
・・・てネタがなかった・・・。

パクリ爆睡 → ダルダルで精神科へ。

結構待たされた挙句「今日は(いつもの)○○先生が、急な講義のため診れないので、
ボクが診ます。」と若手クン。
いつもの精神科医は、私の外科診察を待って時間外に診ていただいているので、文句は言えない、か。

若手クン「体調はどうですか?気分は?普段どのようにして過ごしていますか。お子さん
     おいくつでしたっけ?男の子?それはたいへんですよね、体力要りますよね・・・。」

私、足ムズが続いていることや普段の生活のことなどを話す。すばやく電子カルテに書き込む若手クン。
この若手クン鼻が高いなあ、あ、結婚指輪してる。何見てんのや!

私 「しこりがこの辺にたくさんあって、全体的には落ち着いているんですが、
   一部大きくなったり、皮膚転移が広がっている感じがして、気にはなるんです。
   だけどそれも想定内と考えられるようになって、以前のような不安感や焦燥感のようなものは
   あまりありません・・・。」

若手クンうなずく。だけ。
「おーーーーい、今重要なこと言ったぞ、電子カルテに書きなさーい!」と心の中で突っ込む私。
少し間をおいて、今から大切な事言うぞ、サイン出したつもりだったのに。
PCばかり見ずに、患者の顔見ろー、ですよね。

普段の私ならずうずうしく「自分でも忘れちゃうので、カルテに書いておいてくださーい。」
なんて言うのだけれど、パクリ後の眠ダル状態で言い出す元気出ず、どうでもいい状態。
来週いつもの先生に言えばいいか。

こうして・・・どちらの診察も笑いはとれず、しかも帰りの電車は座れず、でも気持ちは多少
明るく(主治医と私の見解が合っていたことを確認できたから)、帰ってきたのでした。

パクリはじまってから、爆睡で本が全く読めなくなったことが、つまんないな。





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コメント (12)
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