日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 炊き込みパーティー *

2012年10月19日 | 懸賞・投稿



妹からかかって来た電話で「今日は牡蠣フライと炊き込みパーティーやねん」って長女が言うものだから、今夜はそのパーティーと言う事にしよう。

金曜日はご飯食べにおいでと愛ちゃんと次女に言っていた。  長女が来週香港に行くので、そのこともあってのこと。
夫が会社へ出る前に宅配便が届いた。 
鹿児島の愛ちゃんの実家から、今年も丹精の新米がいっぱい届いたのだ。  
「お、ええやんええやん!  ちゃんと電話しときや」 そう言って夫は出て行った。 
(いつも電話するのになんで?) それは、電話しときやを2回も繰り返したから。

お昼に車を置きに帰って食事しながら「電話したか?」 「まだ・・農協やら行ってはるやろうしと思って」私は、言い訳をした。 
「しときや」そう言って出かけた。
(えらい今日は何回も言うなぁ、たまにはお父さんしてよと言っても中々しないのに)

府民共組合まで行く用事があって、午後自転車で行った。 一応場所をプリントアウトして。  とりあえず行ったので、30分かかった。  
(ああこんな場所か、ならばこっちの道を行けば分かり易いし近いじゃん)偉そうに方向音痴が言った。
少し走ったら、いい香りがした、待っていたあの香り。  (あ・・金木犀や) 
母が結婚記念日にいつも、私の結婚式のとき匂っていた事を話すが、今年は電話がなかったし、いつも頂くお隣の金木犀も咲いてないし。
匂いがしたとたんに、耳が聞こえにくくなっている母を思うと、なんだかうるうるしてきた。  そのまま自転車を走らせた。
何処に咲いてるの? と、なぜ自転車を止めて振り返らなかったんだろう、なぜ確認しなかったんだろう。 

買い物をして帰ったら、もう4時だ。  準備をにかかった。  
今夜はみんなの好きな炊き込みご飯。 長女も好きなので日本を発つ前に食べさせてやりたいと思って。
せかっくなので愛ちゃんの実家から送られた新米で炊こう。  一階の倉庫の電気をつけずにお米を測った、カップ8杯。
(ん? 色が・・違うけど・・新米? まぁいいわ) いいのかなと思いながら。
パーティー、展君は会社帰りに来るが、夫は卓球の日、セイ君と息子3人抜ける。 

みんなの美味しい顔描きながら、具材を先に炊いて味をつける。 夫の実家の兄嫁さんがそうしていたので。  スイッチを入れたのが5時。
(お! 夫が5時半に帰る~鹿児島へ電話しなくっちゃ!!)
「紙に書かんやったとですが、上がもち米で下が白米・・」
「えーー!! そうやったんですか? あー!おかしいなぁと思いながら、白米に気づかなくて。 今日愛ちゃんご飯に呼んでいるので、
今炊き込みご飯スイッチ入れたところなんです! あ~どうしよ! もち米ばかりで大丈夫でしょうか!? 」
「よかとですよ、もち米って書かんとやったから・・」 いいえ、ちゃんと見なかった私が悪いのです。
電話の後見たら、下に白米が・・もち米も同じ袋で。。もち米が全部覆いかぶさっていたので下に白米があるって気づかなかった!

なんで夫が何度も電話しときやって言ったのかと思ったけど、夫の声は天の声だったんだ。  
夫唱婦随などと、コメントくれた方にとんでもないと返したが、即効お天道さまのお試しテストだったのだ。
夫に「ハイ」になってすぐに電話をしていれば間違うこと無かったのに・・。  ショック!  

みんなが来て、事の次第を話す。 「いいんじゃない」とは言ってくれたけど、炊きあがっていつもより蒸らす時間を長くした。
炊けた。 何しろ8合なのでジャーでは混ぜられないから、いつもすし桶に一旦移して混ぜる。  
スイッチ入れる前なら、水を減らしたのに。 おこわみたいになるから良かったのに。

大きなすし桶にぴかぴかの炊き込みご飯。 匂いはばっちりなんだけど。 「ごめんね~」
「ちょっと味見ぃ!」 なつめがひと口食べた。 「おいし~い!」 それから僕も私もと孫たちが群がった。 
牡蠣フライが揚がるまでに炊き込みご飯を食べた。 3人の娘たち「これはこれでいいんじゃない、美味しい」
中国のちまきみたいだ。 もちもちの炊き込みご飯、味はとってもいいんだけど。
わいわいがやがやミスった炊き込みパーティーで盛り上がった?  卓球に行く前に夫もつまんで「これでええやん、美味しいで」
展君も食べたし、みんなおかわりをした。  お持ち帰りにもした。

明日は土曜、保育園はお休みなので集まるのは金曜が多い。 9時お開きにした。
孫たちが口々に「ごちそうさまでした!」可愛い声が冷たい空に響いた。  「しーー! 静かに~」
ご近所さん、いつもごめんなさい。
(あ~失敗失敗) 苦笑いしながらみんなを見送った。

洗濯ものを入れ忘れていたので、屋上へあがった。  
まるで”月と6ペンス”みたいな三日月が冴えた夜空に輝いていた。  
反省・・夫の言う事は素直に聞くべし・・。  
それにしても鹿児島のご両親、遠くへ嫁いだ娘を思えばこそ・・、いつも近くでいい思いをさせてもらってすみません、そしてありがとうございます。 


* 18日その2・夕焼け *

2012年10月18日 | 風景・お出かけ

 

夕方アイロンかけをしていたとき、レースのカーテンが赤く染まった。 (なんや?) 
カーテンを開けると西の空が真っ赤、すごい真っ赤。
(すご~い!)言うや否や、コンデジを持って屋上へかけあがった。
雨がぽつぽつ降っているのに、うっすら虹が出ていた。  娘3人に電話をした。

長女は「今駅でお父さんひろったとこ、空真っ赤やなぁ」 愛ちゃんはお迎えの最中か、出なかった。 
次女は「ドンキで買い物してる、なっちゃんが明日遠足やねん」 

 

5時20分の空。 

異様な赤、まるで大火を見ているようだった。 不気味だ。



ついでに撮ったユリオププスデージーの花の黄色が、やけにやさしく見えた。


* 18日その1・ホトトギス *

2012年10月18日 | 花や木

4時に目が覚めた。 
なんのことはない、昨夜は9時半頃寝たのだ。  まるでお子様。
目覚めと共に起きた日の気づき(第六感)は良い気づきをもらえると言うのを聞いた事がある。
せっかくの目覚めなので(何しよう・・) 夫の衣替えは昨日冬ものまですっかりやり終えたので、着なくなったりいらなくなったもの、秋冬物がまるで山。
そんな私の部屋、ここは最後だと開かずの間、そうだこれこれ。

すっかり秋になったので、夏使わなかったこの部屋で時にはちょっと芸術の秋しようか。
テレビの無い私の部屋、ミニコンポのラジオをつけた。  久しぶりにラジオ深夜便を聞いた。
因島の原ちゃんが毎日聞いていて、いいよ~と言って私も聞くようになったのである。  テレビもいいがラジオもいいなぁ。
夕方テレビをつけていたら、どっこもショッピングで一瞬ぞっとした。  こうやって購買力を高めてるんや・・私も段々その気になる人間だが、
あぶないあぶない。  2人になって少しスリムに・・と心がけているのに、通販で買ったものは内緒を含めていっぱいある。

聞きながらせっせと引き出しが整ってくる。  いいなぁラジオ。
ラジオで育った私、ラジオを聞きながらいいなぁと思っている時、良くひとつの光景を思い出す。  
夜、ラジオをかけた部屋で、母が編み物をしている。  おかっぱ頭の私はえんぴつを握って国語の帳面(今はノートと言っているが)に向かっていた。
編み物の手を動かしながら私の国語の教科書を見て、母が漢字を読む。  私はその言葉を声に出して漢字を書いていた。
書けたら、「はい!」と言ったと思う。  妹たちは寝ていたのだろうか。 その場面には出ていないのだ。 
あの時、誰のセーターを編んでいたのだろうか。  その毛糸だって飼っていた羊の毛、農協へ持って行って色とりどりの毛糸の玉に変わる。
なんだか心が温かくなるような昔の情景だ。  ラジオの時間は想像力をかきたててくれて、心が豊かになるような気がする。
あの時代に育った私には、今を聞きながら過去を懐かしむもの、ラジオはそんな存在である。
今回甥っ子のお祝い返し、ラジオにした。 台所でTVをやめてラジオを聞くようになった。
懐かしい60年代の曲が聞けたりするのが、たまらなく嬉しい。  テレビとは違って、穏やかな思いに包まれる時間だ、ひとり占めの時間。

ラジオが「今日の花・・今日の花はユリ科のホトトギスです」と言った。
なぜか嬉しかった。 我が家の玄関に20センチ余りの鉢にいっぱい蕾をつけてどんどん花が開花しているのだ。
3年前頃かなぁ、買ったんだか種が飛んで来たんだか、貰ったんだか、記憶にございません・・の由。
夫が屋上へあがることがないので、狭いのに玄関へ持って降りたのだ。 せめて咲いている花を見ててあげたくて。 
斑点がなんともリアルで、あんまり好きでもない花だったが、夏をどうにか越して今までで一番沢山ご機嫌良く咲き始めたので気持ち好きになった。

ラジオを聞きながら部屋がすっかり片付いた。 起きた夫に(見てよ)と言わんばかりに、ドアを開けっぱなしにして部屋を出た。
すっかり秋になったので夏、主のいなかったこの部屋で時にはちょいと芸術の秋しようか。

朝出かける夫に「ほらほらこれホトトギスって花よ!いっぱい咲いてるでしょう」 「ほぉ・・こんなんあったんか」 


* 朝ウォーク、恥ずかしき候 *

2012年10月17日 | 雑感

熱しやすく冷めやすい私故に、メタボと言われて歩きなさい、ハイ分かりましたと言っても、続いていなかったと思う。
現に今だって、完璧に継続出来ている訳ではない。 出来ない日もある。  
敢えてウォーキングしなくても、家事だけで5、6千歩、多ければ1万歩を越すときもあるが、そんなことでは、頑固にたまった脂肪は落とせない。  
ヘルスケアのお姉さんと約束したし、記録せねばならない。 電話は入るし、葉書も来る。 なのでなんとかなんとか、ほんに有難い。

公園に向かって上向いて歩いていたら(木々の葉色の紅いのを見つけようと、上を見て歩くことが多いので)
「もう行って来たんか?」 振り返ると知らないおっちゃん。 私、ブログの貝ちゃん以外そんな気安い人おらんし。 貝ちゃんは膝痛で今お休みしているし。
「これからです」 なんのこっちゃ分からないが、返事した。  (変なおっちゃんや)
私の前を歩いて来るおばあさんが、その人を見て「おはようさん」と言った。  歩き終えて帰るのだろう。
(え? もしかしてそのおばあさんに言った? でしょ、でしょ! 知らんし、おっちゃん。 きゃー!) 

あはは・・こんな恥ずかしい勘違いの朝もあるわな。
地下鉄が交差する、ガタンゴトン。

さぁ、私も始動だ!


* ベニバナトキワマンサク *

2012年10月16日 | 花や木

歩いてもう帰ろうと思った時、紅く咲く花をが見えた。
(あ! あれや・・あの花やわ・・) 
大阪城西の丸公園で初めて見て、鶴見緑地公園の風の丘でまた見て、こんなのあるんだ・・って眺めた花。
ベニバナトキワマンサク。

ブログをやっていなかったら、写真を撮っても名前など覚えようと言う気もなかっただろうし、花言葉なんてましてや気にしなかった。

一ヶ所に見つけたのに、なんと見るとマンションの生け垣になってるんだ~。

こんなに沢山見たのは初めてである。 写真に撮れることが嬉しかった。 
以外に近いこの場所、歩くコースを変えなかったら知らずにいたかも知れない。
と言う事は、得した気分。

 ならばついでに花言葉。

 霊感・不思議な力・おまじない・そして、私から愛したい