2ヶ月に一度ある熟年の学びの場にお誘いいただいて、近所の友人と行くのが慣例となった。
ジャカランダの花の賞をいただいた写真を欲しいと言われ、玄関に飾ってくれている友人である。
鶴見の区民センターだったので帰りに鶴見緑地公園へ行こうよと言い、写真の撮り方教えてよと言われていた。
教えると言ってもコンデジなので操作も何も、今は子供でも写せる。 シーンに合わせて押せばいいのだから。
友人は何処を切りとったらいいか分からないと言う。 誘ってくれた人も行きたいと言われたので3人で帰りに行くことになっていた。
が、友人は風邪をひいているようで今日はやめると言われ、急きょ中止になった。 残念だった。
私の中には、緑地公園の風車の丘いっぱいに咲いているであろうコスモスやサルビア、10月のバラ園、すでに想像し、どう言うコースで
案内しようか、お昼は何食べようかまで考えていたからである。 彼女が70歳以上地下鉄無料のカードを持っていてびっくり。
6人の方が体験を発表された。
親の事、子供が進路を選ぶ時の事、給料の頂き方お金に対する間違った思い、自分が病んで気づいた母親の愛情の深さ、お嫁さんの入院で少し
知恵遅れの3歳のお孫さんをあずかるこおtになった自分の孫に対する誤った思い、30を過ぎても結婚しなかった長女さんへの葛藤としなかったその訳。
熟年とあってみなさんそれぞれに、あるある・・と気づかされたりで、皆さんの話はホールいっぱいの人々の涙を誘った。
感動の最後に全員で”上を向いて歩こう”と、”いつでも夢を”を起立して歌った。 吉永小百合さんになったつもりで歌い、気持ちが良かった。
きっとそれぞれに反省の思いを持ちながら、帰路に着かれたに違いない。
写真は中止になったので、お休みの次女と電車で買い物に出た。 来月、私とちょうど1ヶ月違いの愛ちゃんの誕生日プレゼントを買う為に。
食事をして久しぶりの2人の買い物、普段の近所での買い物はあるが、こう言う買い物の場には大抵長女も一緒なので珍しい。
こんな買い物の時、娘がいてくれて有難いなぁと思う。 愛ちゃんを想像しながら2人とも買った。
帰りに食料品の買い物をした。 衣類を買う時は少し優雅で楽しい気分になるが、食料品となったら気分は普段のおばちゃんに一気にもどる。
「安いわ~お大根、玉ねぎも欲しい!」 あれもこれも・・と思うが「重いよね~」 おまけに電車である。 お大根も玉ねぎも断念。
レジ袋のまま電車に乗る訳にも行かず、100均で丈夫で手頃な袋を買って入れた。
「いつもひーちゃんがいて、電車で来ること無いもんね、荷物持つこと無いし、重いものでも何でもいっぱい買えるし、改めて本当に感謝するね」
2人で何度も有難いねと話した。 頑張って料理してるかな。
特に方向音痴の2人が電車でなんてありえない。 乗り換えとなったら、前か後ろかどっちへ乗ったら・・と考える。 それも楽しいが。
4時を過ぎていたので次女は駅から、そのまま保育所へ向かった。 朝から18000歩ほど、449キロカロリーの消費だった。
夫の帰りを待ちながら、今日の感動の話を思い出した。 自分に至らぬ所(思いを変えなきゃ・・・私 )
反省が出来るので楽しみになったが、それにしても2ヶ月に1度なのに、来るのが早い、早い。
今日は満月だ。 三脚を持って屋上へ上がった。 もう少しで雲に隠れそうだ。 コンデジでも充分に撮れた。
まんまるで煌々と光を放つ月を見ながら、足りない心や足りない感謝を反省しながら”満ち満ちて満ちたらざるは汝なり・・” 自分に言い聞かせた。
続いて母の言葉が聞こえたような気がした。
「人間一生が勉強、一生が努力、頑張ろうで!」 うん、がんばるよ~、お母さん。
月に見えるうさぎを解明したとTVで何気に聞いたが、うさぎがお餅をついている・・幼き頃からのそれ、私は月うさぎはそのままでいい。
会場に活けてあったパンパス、月にススキに見えるかな。