ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

鬼の子

2008年05月30日 | Weblog
 鬼の子と呼ぶ国近し枇杷熟るる

 枇杷が熟れ始めました。ミコちゃん枇杷が好物です。

ご近所の奥さんが、実家から届きましたと毎年下さるので、

買わずに楽しみにしています。(爆笑)

揚句の「鬼の子」とは中国の国民の中に、日本の自衛隊の

ことを今でもそう呼ぶ人達が多いらしいのです。

聞いて驚きました。四川省大地震の被災地への救援物資を

日本の自衛隊が届けようとしましたが・・

昨夜になってストップが掛かったようです。

62年前の戦争の傷がそれだけ大きかったということでしょうが、

嬉しい筈の助け合いの精神も届きにくいことがあるのですね。

写真は茅ヶ崎の兄から昨日届いたばかりの写真でルピナスの花。

上り藤などとも呼ばれています。そう云えば藤の花の形にも似ていますね。



走り梅雨

2008年05月28日 | Weblog
 走り梅雨慌てて猫の戻りけり

 雨がすっかり降りだして、戸を開けたとたんに、にゃーん。

ピュウーと足元をすり抜けました。

速い、速い。中に入りたかったのネ!♪

夏帽子

2008年05月28日 | Weblog
 待ち合はせ行つたり来たり夏帽子

 待ち合わせは昔は大変でしたね、ケータイがない時代の句。

若い頃、京都で集まりがあって向かう途中、大阪で下車して

友人と梅田駅で待ち合わせしていましたが、上手く会えずでした。

それから、19年後に娘と一緒に大阪にお買い物に出た折りは成功しました。

彼女のご実家へ案内され、すぐに握り寿司の出前をとって下さったのですが、

彼女のお兄さんご夫妻が大変ご親切な方でした。

恐縮していると、にこにこしながら「Kちゃんの友達はKちゃんだから」と

義お姉さんがおっしゃって、食事を勧められたのでした。

さらに19年を経ましたが、その素敵な言葉が今も胸に残っています。

かなり前に彼女の嫁ぎ先が火事で燃えてしまい、ミコちゃん大慌てで衣料品を

送ったことがありましたが、ほんの少しはお役にたてたのかな?。(笑)

年賀状だけの昨今ですが、今年の賀状には「白髪が大分増えました」と

添え書きがありました。それはミコちゃんも同じ、だって同級生だから(笑)。

いつか又会える日を夢見てる・・信用できる心の友。





 

笹竹の夕薄暑

2008年05月27日 | Weblog
 地鎮祭の笹竹高く夕薄暑

 隣家の畑に新築が建てられます。

西側の小窓からも2階のベランダからも

長年眺めてきた季節、季節の畑でしたし、

小窓からスコンと空いた上空に沈みゆく落日が見えて

とても素敵です。今そのスコンには笹竹高く四隅に立てられ

笹の葉が小刻みに揺れています。

柿の木1本だけは残し整地して、25日に地鎮祭が済みました。

これから土台基礎工事に入り、その後

いよいよ建築の槌音が始まります。

猫の緑陰

2008年05月26日 | Weblog
 顔洗ふ猫の緑陰風抜ける

 午前中庭に出てみると、玄関前でとらちゃんが顔を洗っていた。

ミコちゃんととらちゃんと二人きりで、お互いに空気のように

馴れ合いで、無視してみたり、草取りをしている傍でじゃれてくると

草を抜き抜き、とらちゃんを撫でたりしている。

三日ほど前からとらちゃんの冬毛が抜け初め、毎日少しづつ

ブラッシングをしている。早くこざっぱりして、

夏に向けての準備をしてあげなくちゃぁネ。(笑)


緑陰

2008年05月25日 | Weblog
 緑陰のベンチに集ふお弁当

 今日は仲間と列車での日帰り旅行に行ってきました。

昨日の雨は嘘のように上がり、朝7時半に集合し、列車は一路明石へ明石へ。

雨に洗われて、大樹が喜んでいる明石城公園に入り、5人でお弁当を広げました。

暑くもなく寒くもなく、綺麗なバラ園をまわり、明石銀座や魚の棚をぶらぶらして、

7時ごろ帰宅しました。年齢は幅がありましたが、お喋りがとても楽しかったです。


尚、有名な明石焼きは1パック15個入りで¥600円でした。アツアツを薄味のタレに

付けて食べますが、上品な美味しさです。5人で3個づつ仲良く頂きました。(笑)

真竹

2008年05月23日 | Weblog
 俎板に真竹の匂ひ残りけり

 可愛い真竹を沢山頂き、米ぬかでゆがきました。

とても新鮮で軟らかく、良い匂いの筍。意外と知られていないのですが、

一寸工夫すれば冷凍保存もできて、何時でも美味しく食べられます。

茹でてから洗って食べやすい大きさに切り、水気を取ってから

ナイロン袋に1回分づつ分けて入れ、この時空気を出します。

1袋ごとにアルミホイルで覆い、冷凍します。

筋だらけになって、冷凍は失敗と思われがちですが、

冷凍のまま鍋へ移してお料理すれば、良いお味になります。

ミコちゃんは10年以上この保存方法で煮物や酢豚、すき焼き

などの具にしています。

筍は孟宗竹、真竹、破竹とどれも美味しいですね、ラーメンの

メンマは破竹から作るらしいです。ミコちゃん惣菜の保存食用にと

挑戦したことがあり、茹でた破竹を縦切りにして、天日干しにした後、

和風味に煮て瓶詰めし、ラーメンに乗せたりしました。

やはり日持ちはイマイチで、冷蔵庫で一週間以内でした。

低空飛行

2008年05月22日 | Weblog
 麦の秋低空飛行の小鳥たち

 一面の麦畑の穂先が綺麗に揃い、そのすれすれを小鳥達が

瞬時の業で上手に低空飛行してみせるので、見入ってしまう。

ミコちゃんの昨日を振り返ってみると、やはり可笑しかった。

一人吟行なんて、ほとんどしなかったけれど、これからは人に頼らず

病院の帰りに寄り道などしてみたい。あくせくするばかりが人生

ではないだろう。歩ける間に吟行したいものだ。

電車の中や駅での人間ウオッチングも良いものだし。

人目も気にせず堂々と大きな手鏡を見ながら、入念にメイクする

娘さん。裾の細いジーパンや広いジーパンを上手に履き、薄くソフトで

露出形トップスとコーディネイトしているヤングたち。若作りは

この顔このスタイルが邪魔して、絶対無理。(笑)

70代に見えるオバサマ達が4人で雑談されていて、その中の一人が

興味津々の自慢話をして、それが終ると今度は二人づつの会話となった。

「絵手紙の漢字が書けないんよ、バカになって」「私なんかバカを通り過ぎてるわ、

ハッハッハッ」と、会話は続くが聴いているミコちゃんは駅のホームを見ていない。

早く車窓をみなさい!!人の姿ばかりウオッチングしている場合じゃないでしょ!

ア~ァ、降り忘れで3時20分に帰宅できるところを、4時に帰宅するはめになった。

この失敗を夫や息子にまだ話していない。よほどミコちゃんこたえたようである。

この低空飛行はバカの駅を通り越しているから、夫や息子のビールのおつまみに

今夜話すことにしよう。(笑)










麦の秋

2008年05月21日 | Weblog
 清音村駅いつぱいに麦の秋

 清音の駅のプラットホームから、駅裏の畑が一面に広がっているのが

手に取るように見える。心地良い風が畑から生まれ、駅にやって来る。

黄色っぽくて白い広がりは麦畑で、間もなくの収穫を待っている。

子供の頃、水島の社宅の周りで麦畑をよく見たが、かくれんぼや

鬼ごっこで遊んだことが懐かしい、細い畝を屈んで器用に走ったりして。(笑)

今日清音駅に降り立ったのには訳があった。

北長瀬駅で伯備線に乗ったことを呑気にも一寸忘れ、乗り換え駅に着き、気付いた時は

列車のドアが閉まりかけていて、ドア付近まで移動したもののアウトとなった。

しぶしぶ元の座席に座り、次の駅でUターンするしかなく、生まれて初めて

清音駅に降り立った。いつもは車で通るだけなので、これも良かったかな。(爆笑)

今日はミコちゃん病院、仕入れ、一人吟行の三つをこなしたんだよネ。

このページも茅ヶ崎の兄の写真で、思わず深呼吸したくなりますよ。

 麦秋や遠すぎる日のかくれんぼ

天災・人災

2008年05月21日 | Weblog
 被災地を見下ろすものに初夏の月

 初夏の満月が空高く浮かんでいます。

夜8時半頃は東南の空に、今は南の空高く。

西へ向かって刻々と移動しています。

それにしても、ミャンマーのサイクロン災害と言い、

中国の四川大地震と言い、未曾有の大災害に胸が痛み悲しいことです。

地震に強い建物だったら、ここまでの被害がなかったのではと。

お月様も哀れに思い天界から見下ろしているのでしょうか。

四川省では既に4万人程が亡くなっていますが、月は何でも知っているのでしょう。

写真は茅ヶ崎の兄が写した、「八郎潟」をアップしています。

日本列島はその名のとおり、海に囲まれた美しい島国ですね。

潟の内海は鏡のようでボート遊びをしてみたくなりますよ。

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