ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

風薫る

2008年05月19日 | Weblog
 薫風や引つ込むことはありませぬ

 一歩外へ出ると眼に沁みる青葉、風薫る五月。

人生ポジティブで行きましょう。

以前「引っ込むことはありません」とノッポさん(高見)が

テレビで教えてくれました。

「最高の礼儀を君(子供さんでも)に、即ち上等な友達に巡り会えます」とも。

ここでの上等な友達とは、色褪せぬ真摯な友情を持てる人であり、

つまり、がっかりさせられたりすることの無い又は少ない

友達のことでしょう。特に言葉の礼儀は人を感動させますね。

先日パソコンボランティアに行きましたら、S先生を通して菓子箱を頂き、

これは中退された生徒さんからの物でした。一年少々の間でしたが、共に

楽しく学べたと思います。事情で中退されましたが、最後の日に、「私今日で

止めるんです、いろいろあって。有難うございました、お世話になりました、

また何処かで見かけたら声を掛けて下さい」

とのことでミコちゃん吃驚しましたが、後日こうしてお菓子まで頂き、

礼儀正しい丁寧な人でした。ただお名前を知っているだけですから、

「ごちそうさま」も言えず残念でたまりません。

家族でとっても美味しく食しましたよ。(笑)

写真は茅ヶ崎の兄が撮ったばかりの鳥海山。

鳥海山は雪で真っ白く輝いています。お天気が味方して綺麗な写真が撮れましたね。




天道虫

2008年05月18日 | Weblog
 絵の如き点にくぎづけ天道虫


天道虫は「てんとう虫のサンバ」というヒット曲もあって、

可愛い虫なので、益虫でお役に立ってくれる虫かなと

思っていました。(笑)

矢車

2008年05月16日 | Weblog
 矢車や回転寿司に目が泳ぐ

 回転寿司のお店は入り易いですが、ちょっと眼が回るかも。

お皿の色が4種類くらいあって、お値段も1皿380円~105円くらいの

幅で設定されているらしく、懐具合に応じてなるべくお安い色の

お皿を眼で探しつつ、噛み易くて美味しいものを選ぶ楽しさ、忙しさ。(笑)

外へ出ると五月の空に鯉幟が気持良さそうに泳いでいた。

『奥の細道』

2008年05月16日 | Weblog
 花菖蒲老人力の健やかさ

 昨夜茅ヶ崎の兄からメールで「秋田、山形のカメラ旅行」の写真の一部が

送られてきました。兄は趣味の仲間で時々こういった撮影旅行をしています。

悠々自適となった今、最高に幸せではないでしょうか。

ここにいる末っ子も幸せな?老人力を夫婦で発揮しているところです。(笑)

ミコちゃんは秋田は十和田湖しか行った事がありません。バスで湖周の

あたりをドライブしたくらいです。秋田は初夏のこの時期でも残雪があるのですね、

そんな写真をアップさせて貰いましたよ。「川原ヶ地獄」辺なのでしょうか?

メールの中に「途中、象潟では、芭蕉の句『象潟や雨に西施かねぶの花』が車内の話

題となり西施は楊貴妃より美人だったとか」いいですよね(笑)気の置けない友人は。

ところで『奥の細道』の一番北東に当たる象潟(きさかた)に、芭蕉とお伴の曽良は

6月16日(旧暦)到着し、雨の日だったそうです。

雨に濡れながら薄紅の合歓の花が咲いて、あたかも中国の越の国の美女西施が、

憂い顔に眼をなかば閉じたようなさまであるという風情を詠んだ句が、有名な

「象潟や雨に西施がねぶの花」の句だそうです。46歳の芭蕉にとって象潟は、

女性の面影を連想させていたらしく、女性を詠む句は珍しいと言えるでしょう。

いいですよね、このような叙情句。

若葉雨

2008年05月13日 | Weblog
 若葉雨旅の予感の始まりぬ

 晴耕雨読の言葉通り、雨の日は屋内で落ち着いて物事に

集中して良いことでもあると思う。実際晴れの日ばかりでは

自然界が枯渇し、循環が滞り大変なことになるからだ。

「良いお湿り」と言ったり、「恵みの雨」と言ったりする。

今日のような日は、旅行など楽しいことを予想して試案を巡らすのもいいし、

読書やパソコンなど、腰を据えて没頭するのもいい。


写真は雨の倉敷美観地区です。

あの空に

2008年05月11日 | Weblog
 八人のひとりは空に聖五月

 ミコちゃんは四人兄妹なので、夫婦だと八人なのですが、

淋しいことに一人欠けて、七人になっています。

夫の兄弟は六人なので、十二人の筈ですが、やはり

一人欠けて、去年の夏十一人になりました。

空の星になっているのでしょうか?それとも

「千の風」の歌のようにあの大空を吹き渡っているのでしょうか?

聖五月はキリスト教で、ペンテコステの聖霊降臨の月だったと

いう、大きな意味のある月なので、聖五月というのでしょう。

イースターの甦りの日から五十日目に当たるとのことです。聖書によるとその日、

語学の勉強をしていない漁師の人々(弟子達)が、いきなり様々な外国語を話しだし、

救いの御業とキリストの教え(福音)を散らばって宣教したのは、

この聖霊を受けてから後のことでした。



 デュエットの響く窓辺や聖五月

「お義姉さん、デュエットしましょう♪」と言ってくれて、

「二人の大阪」を唄ったことがありました。

素晴しい美声の持ち主で、歌手になれそうだと思いました。

本当に真面目で、優しく温和な義弟でした。

昼の月

2008年05月11日 | Weblog
 黒日傘列車降りれば昼の月

 午前中はとても寒かったのですが、

午後から少し暖かくなりました。駅からの徒歩で

見つけにくい昼の月を白い雲の間に見つけました。

サヤエンドウを伏せたような、昼の月は白く儚げでした。

母の日の今日、約1名の夫から豪華な花束とケーキを、(笑)

約1名の息子から可愛いお花のアレンジメントを貰いました。(感謝)

新樹

2008年05月10日 | Weblog
 新樹の山万遍なく雨受くる

 今日は寒くて一気に10度近く気温が下がりました。

おまけに1日中雨に万遍なく濡れる日でした。 

ミコちゃんは「新樹」「若葉の頃」というこの時期がとても好きです。

人間で言うと「中学生時代」くらいでしょうか?

生き生きして瑞々しく、純真な美しさに輝いて見える頃。

高校時代とは違って、まだあまり深刻な格差を突きつけられず、

みんな無邪気で明るい学校生活を送れるように思います。

ミコちゃんは中学時代、演劇が好きで得意だったので、迷わず演劇部に

入部しました。部活で「あえいうえおあお」「かけきくけこかこ」などの

カツレツを良くする練習を毎日していました。(笑)

それに「外郎売の台詞」は「拙者親方と申すは50里上方・・」から始まる物語で、

やはり歯切れを良くし、発声練習の為のものだったと思います。

また「お綾や親にお謝りお綾や八百屋にお謝りとお言い」から

始まる早口言葉の冊子を覚えて、全員で唱和していたことが今でも懐かしいです。

演劇は総合芸術とのことで、奥が深く、キャストとスタッフを

両方受け持ち、楽しい部活でした。

顧問の先生が熱心な先生で、コンクールや文化祭、福祉施設の慰問など

発表の場も多く、人生の若い一時期にライトを浴びた懐かしい想い出です。

写真は今年咲かせたシンビジューム。

楠若葉

2008年05月09日 | Weblog
 造船所のクレーン空に楠若葉

 珍しくも嬉しい批評を頂けた句。


☆楠若葉は、巨大クレーンの動きによく似合うと思う。(青子)
☆クレーンと楠若葉との取り合わせが良い。上五は不要?(泰二)
☆恭子 さん 『何気ない日常のさりげない一句の素晴らしさを感じます。』

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自分の居る場所が、見ている場所が、海沿いの道でした。
道沿いに大きな楠が並び、五月の陽光に輝いていました。
その若葉の上に、サノヤス造船所の黒いクレーンのアームが
くっきりと見える場所がありました。車窓から躍動感と力強さを感じたのです。

貴婦人の黒日傘

2008年05月09日 | Weblog
 貴婦人の風に吹かれし黒日傘

 15年程前に、町内のカラオケ大会に夫婦で出場し、それがきっかけで

親しくなった超美人のOさん、当店の前の道をよく歩かれて、ミコちゃんを

見つけると必ず立ち止まって挨拶やおしゃべりに花が咲く。その内

大抵店内に入ってはお洋服を物色して下さるので、こんなあり難い事はない。

お洒落心いっぱいの彼女は、スタイルも良いのでおめかしのし甲斐があるというもの。

お孫さんもそのセンスの良さに一目置いてくれているそうで、相談されるのだから凄い。

彼女のお母様が当店のお得意様だったので、親子2代に渡っての上得意様なのである。

優しい人、好ましい人が何時までもミコちゃんを応援してくれたら、こんな嬉しい

ことはないけれど、先人は時代と共に先にあちらへ行かれてしまうので、

とても残念だ。彼女のお母様は既におられない。

写真は昨日に引き続き、我が家のお花たちだが、夕方なのでセピア色的・・。


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