睦月尽

　頼もしき妻になりたし睦月尽

　いつも心配ばかりかけて、ちっとも頼もしくない妻ですが、

希望でもありますから詠んでみました。（笑）

元気だったら、按摩などしてあげたいし、お料理も今より

もっと多く手をかけたい。

家の中をどんどん片付けて、誰が来られても見てもらえるくらい

さっぱりお掃除もしたいけれど。


　主婦と云ふ気力戻りし蜆汁（２月２日詠）

　ここまで風邪で苦しむなんて、「本当にミコちゃんお疲れさん！」

と自分に云ってしまった。

たかが風邪、されど風邪、侮れませんね。精神的にぐったりでしたが、

やっと良くなってきて、キッチンの水周りのお掃除ができて幸せ、

約一週間ぶりにお買い物にも行けました。（笑）




写真は先日の続きの写真です、ディズニー２５周年はもうすぐ

終るそうです。

日向ぼこ

　日向ぼこ噂をすれば影の寄る

　マイショップの棚に、牛やお雛様が賑やかです。

頂いたもの等いろいろ展示していますので、ミコちゃん見て楽しんでいます。

短冊は母が喜寿のころ書いてくれました。

句友の作って下さった折り紙の奴さんも、大事にしていますよ。（笑）

荷紐で作ったお雛様は、昨日友人がプレゼントしてくれました。

ミコちゃんもコースターを上げましたが、

友人もそのコースターの上にこのお雛様を飾ったそうです。

手作りのお雛様、素朴で良いですね。綿棒がお顔に変身です。（笑）

寒烏

　あはれとも悪声もらふ寒烏

　何処にでもよくいる烏は真っ黒で大きく、鳴き声が心地良くないので

あまり好く人がいない。木の実や畑の作物などを横取りし、

果てはゴミ袋まで突くので、厄介な鳥として嫌われる。

でもこのやっかいな悪声の烏も、童謡になると意外と可愛い

鳥になるから面白いなと思うミコちゃんです。

『♪からす なぜなくの からすは山に かわいい七つの

子があるからよ～ ♪』

実は２５日あたりからミコちゃん鼻風邪をひいていて、声が鼻声に

変っていました。１０年くらい前から高い声が出にくくなって

いましたが、さらに鼻声でショックでした。熱は出なかったのですが、

悪声にマスクをしての接客でした。今朝くらいからだいぶ元に

戻りました。風邪を５年ぶりくらいにひきましたよ。（苦笑）

友人が「カゼも１回はひかんとネー」と言ってくれたので、何やら

ホッとしましたよ。こんなコメントも勇気を与えてくれるってこと、

初めて知りました。（多分、馬鹿は風邪をひかないということから、

１回くらいはひいて馬鹿でないことを認知する）（笑）


　傘ごしの淡き陽光寒牡丹

　写真は茅ヶ崎の兄がメールで送ってくれた冬ぼたんで、

鎌倉八幡宮境内の源平池周辺のボタン園で撮影したそうです。

いろいろな色の美しさがありましたが、この紫系の花が特に凛として

大好きですね。ありがとうございました。

木の芽風

　老ひ近し貴方と私木の芽風

　年金生活になると、いよいよ老後に入りますね。

夫婦で２５万円（年収３００万）あればどうにかやっていけると、人が教えてくれますが、

それは持ち家でローンを終えているという、ハードルを越えている場合です。

また、日本人は冠婚葬祭などの交際費がかなり大きく、１回ごとに大変ですので、

金額を抑える代わりに、互いに返礼をしなくて済む方法を取れば良いのです。

例えば１万円分頂いたケースでは、半分の￥5000ほどを返礼していますよね。

ですので、半分返って来なくて良いとの考え方で、最初から￥5000にすれば

お互いに助かるわけですが、これで如何でしょうか？

ＮＨＫなどで、この方法を広めて下さると庶民は助かると思いますよ。（笑）



ミコちゃん達は今年の年末に年金生活に入ります。

夫婦で幾らあるのかしら？と捕らぬ狸の皮算用。（苦苦笑）


写真はやはり先日のディズニーでの一枚で、シンデレラ姫と王子様です。

若いって良いですねっ！『絵本から抜け出た如し美男美女』

春隣

　ディズニーや恋人達の春隣

　「春隣」は冬の季語。

ディズニーランドの門を潜ると、いろいろな美しいショップが

並んでいます。スーベニールモールを歩いていると

この写真のカップルに出会いました、超綺麗ですネッ。

ディズニーの人たちで、皆さんカメラに収めていましたよ。

すぐ近くにはシンデレラ姫と王子様もいて、

どうしてこんなに綺麗なのかしら、と信じられないほどの

美しさでした。『いつまでも飽かず眺めしお姫様』

善哉

　寒緩む善哉（よきかな）咽を鳴らす猫

　今日は市議選投票日、幸いなことに昨日までより温かく感じられます。

４３人定員のところ５３人が立候補しています。

けっこう若い人が多く、知人の息子さんが初挑戦されていて、

驚きました。旅行で最寄り駅に行った時、早朝から出入り口に

立っておられたので「○○君まぁご立派になられて、頑張ってください、

お父さんお母さんに宜しく」と挨拶をし、手袋同士で握手しました。

旅から帰宅すると、早速彼のお父さんの自筆？「息子が立候補しました、

宜しくお願い致します」と選挙用葉書が届きました。

彼の子供さん時代がこの間のように思えて、感慨無量な思いです。

それにしても精神的に随分しっかりされています。（微笑）

お昼前に友人が車で寄ってくれて「今から選挙に行くから、

一緒に行かない?」「ありがとう、１９日に期日前投票で

投票したんよぉ」

で、友人はすぐ行かれたのですが、申し訳なかったです。

仕事とか旅行とか予定があって、また体調が気になる場合、

この制度が出来て投票が確実に出来る様になりました。

ミコちゃんたちは何時も利用させてもらっていますよ。



　写真はディズニーシーのビッグな「ジェシカショー」で、

船からミニーちゃんがこの後、目の前に下りてきてくれました。

この日も歩く所ばかりなので、夫に車椅子を押してもらい

大変助かりました。車椅子優先席があってとても良く見えました。（感謝）



　

上野公園

　アンデスの曲地に空に冬木の芽

　先日、上野公園へこの年齢で初めて行くことができました。

随分広いですね、美術館もいろいろありました。あまりに沢山歩くので、

車椅子をお借りして、国立西洋美術館や国立博物館などの館内を

ぐるぐると廻りました。最高のものばかりで、教科書で見たものが

沢山ありました。写真に撮っても良いのだそうですね、スタッフの

方から言われ吃驚しました。（フラッシュは不可）

公園内の所どころから綺麗な音楽が聴こえ、素敵だな～と耳を

奪われました（フォーリーアーティスト）。コンドルはゆく、コーヒールンバ、

などの生演奏でそれを句にしてみました。（笑）

エドヒカンの桜並木が続き、見上げると裸木に無数の芽が付いていて、

春の準備中です、素晴しいお花見の名所だったのですね。

不忍池までは歩きませんでしたが、せめて西郷さんの銅像は見たいと

最後の力を振り絞ってそこまでは歩きました。（笑）

夕方も近くなったので、予約しておいた近くのホテルへ直行。

おっとその前に、今晩のお食事用調達に駅のコンビニへ。（笑）


　大寒のぞくぞく増へしホームレス


　賛美歌の流れし公園寒の空


この日、美術館や路上ライブの他に印象的だったのは、

公園でのホームレスの人たちの多さでした。

多分派遣切りで住居を失った人たちが、かなり混じっているの

でしょう、何処からか集まって並んでいました。

お目当ては毎週火曜日にここで夕食にありつけるということ。

その何百人に食事を上げているのは、東京愛善キリスト教会の人たちでした。

このご奉仕を年中されているとか、本当に「愛と善」の人たちですね。

日脚伸ぶ2009その2

　もの云はぬ猫の素直さ日脚伸ぶ

　今日は久し振りに11度3分（最高気温）となり、暖かく

過ごし良かったです。あまりに低温だと身体がガチガチになり

着膨れて首や肩まで凝ります。痛みがストレスになって大草臥れ、

春が待ち遠しいことですが、これからが寒さも本番、大寒に入ります。

でも予報では、あり難い事に３日程は高気圧のお陰で

少しは温かいのだそうですね！？

猫ちゃんも久し振りにお外が良いようですよ。

日脚伸ぶ2009その1

　印刷の音ゴトゴトと日脚伸ぶ

大自然の流れ、季節の移ろい。そして人の変化もありますね、少しづつ。

『月亮代表我的心』というテレサ・テンの恋歌があり、人の切ない心情を

月に模写して表現を託している歌詞です。

数年前に句友から紹介していただいた歌ですが、実は歌詞しか

知りませんでした。昨日Youtubeでこの曲を見つけ、初めて聴くことが

できミコちゃん大感激しました。以下をコピー貼り付けで検索すると

聴けると思います。♪　「ユェ　リィァン　ダイ　ピィァオ　ウォ　ディ　シン」

と発音しますが、日本語訳は「月が僕の気持ちを表しているよ」という意味です。

今は亡きテレサ、この可憐で優美なテレサの歌を一人でも多くの方に聴いて頂きたいです。


http://www.youtube.com/watch?v=51xS4yXbryc&feature=related

産声

　寒雀産声高し男の子

　1月18日の朝、姪に男児誕生。

今朝妹にお祝いの電話をしました。

予定日より一週間ほど早く、3800グラムの男児（次男）が無事生まれ

この明るいニュースに皆安心しました。妹はこれで4人の男児の孫持ちです。

母子ともに健やかで、ほっとしたことでしょう。

昨日実家へ行きましたら「これで曾孫が10人になったわ」と

91歳の母が大変喜んでいました。

出産は女性の生涯の中の大業です、1回、1回がドラマチィック

ですし、古来より、最悪なケースでは命を落とすこともあります。

日本では最近「妊婦さんをたらい回し」の末、遂に亡くなったという

ケースが何件か大問題となりました。

また医療ミスの裁判や保障問題を恐れて、

産科の医師不足がおきている現状だそうです。

Ｙ子ちゃんの場合は信頼できるベテランの先生と看護師さんで、

初産と同じ医院での出産なので、本当に良かったです。