ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

薄紅の花

2007年03月30日 | Weblog
薄紅の花の命や人を恋ふ

花といえば、実に美しいものだし、種類も多種多様だけれど
俳句の世界では、イコール桜のことを言う。

もっとも、短歌和歌の盛んだった頃は、花は梅のことだったと記述されていた。
水戸の偕楽園で梅の花見物をした時、いろいろの種類の梅が植えられ
広い園内を、梅の香に包まれての散策は素晴らしく
また、行きたいほど素敵だった。

しかしこと桜となれば、年に一度は是非ともお花見に行きたいものだ。
夫はこのシーズンは仕事に追われる毎日なので、なかなか難しい。
仕入れの帰路にちょっと寄って、お弁当を広げたりである。
もう少しゆっくり、子供と行こうかな、友人といこうかな?
でも、みんなの都合がまだ分からないし・・
咲きだすと、10日ほどでぱっと散ってしまうので
雨や風のたびに人の心をはらはらさせる花だ。


揚句は私の心情を素直に反映させたつもりの一句である。
桜は薄紅色の花が好きである、少し濃い目のピンクで
八重桜も豪華ではあるが、儚く散ってゆく花びらは
人間が生命に執着する気持ちが強い分、一重で薄い色の
方(染井吉野やシナミ桜等)がより美しさと儚さが
一致するような気がする。






回想・・桜

2007年03月29日 | Weblog
夫となる人に寄り添ふ花の山

今年もお花見の季節を迎え、また桜の花の下に佇ちたいと思う。
何十年も前の、半田山植物園での桜見物を思い出して一句を。

そのころはまだ、マイカーを持っていなかったので
電車やバスを利用してのデイトだったが、思い出は尽きない。
22歳と24歳の二人は、貧しかったけれど
希望に満ちて、同じ一つの将来に向って歩み始めた頃。
思えば、淡い桜も青い空も緑の山も、二人の若い力もみんな、清々しい。
その後、子供達を連れて今度はマイカーで植物園の山を
訪れた時は、5人の家族連れでおにぎりを食べ
子供達と一緒に歩き廻ったりして、とても楽しかった。

お花見はもうすぐよ!

2007年03月28日 | Weblog
花時や鳥の噂も花のこと

 この辺りでも桜が開花した、ほんの5~6個だけど。
古来3月は、弥生、花月、花見月、桃月、桜月、夢見月・・
などとも言われる、何と風雅な表現なのだろう。

桜より一足先に咲く梅は、「花の兄」とも言われるとか。
なぜ、「花の姉」でなく、兄なのだろう?
梅の咲く姿が寒風の中、健気で凛とした風情だからなのか。

囀る小鳥達も花(桜)はまだなの?もう開きかけてるよ、などと
花便りに夢中かもしれない、何処が一番早いとかも
自由に飛んでいるから、良く知っている。
お花見には誰と行こう、なんて考えるだけでも
浮き浮きしてくるものね。

芽柳の息吹

2007年03月25日 | Weblog

糸柳風に抱かれて彩を増す

「倉敷美観地区」は掘割の柳並木が1年で一番美しい
季節を迎えていて、その新芽が少し黄緑で細い糸柳が
春のそよ風に揺れている風情はあまりにも綺麗である。

倉敷には、全国から1度は是非訪れてみたいという
観光客が多く、その見所の多さにリピーターも
増えている。「大原美術館」を中心に天領の昔の
建造物も多く、市民でさえ、そこを歩けば遠来の
旅人の境地になれるほどだ。


ソドンヨ は・・とても面白いネ

2007年03月24日 | Weblog
またしても韓国ドラマ春の虹

 先日より韓流ドラマ「ソドンヨ」に嵌ってしまう
「またしても韓流」に捕まったよ~!
約1500年ほど前、三国時代の物語、「高句麗、新羅、百済」の
他に倭国(日本)と隋国(中国)も登場する。

「チャングムの誓い」と同じように、55話ほどもある大作なのである
同じ監督で、キャストの顔ぶれもよく似ているが
主役、準主役の4人は初めて見る俳優さんだった。

チャングムのように、料理や医術ではなく
学問、美術、技術、工芸、芸術などのお話に
王室や戦争のゴタゴタが絡むストーリィで
とても素敵な主人公の命がけの恋慕物語でもある。
一話を見た人は、あまりに劇的なので
きっと吸い込まれてしまうだろう。
まだ、半分も観ていないので、暫くは
用事が捗らなくなってしい、一寸難儀ではある。
そして全部見終わると、楽しみが失せて
急に淋しくなってしまうものだ。



茎立ち (くくたち)

2007年03月22日 | Weblog
茎立ちや日に日に孫の背伸びてくる

 2人の孫娘・・舞と葵・・中学1年生と小学校5年生
2人とも心優しいのでクラスの中で
子供会のスポーツチームの中で
とても仲良くしてもらっている様子
なので安心している

当市での優勝経験は2人とも、フットベースボール。
おかげで、どんどん背が伸びて、母親に近づき(160センチ)
舞は6年生の時に抜いてしまった
葵もあと3センチほどなので、6年生になったら
抜いてしまうだろう
舞は既に子供会は卒業して、部活でバスケをしているが
四月に成ったら、新1年生が入部するので、
ようやく1時間前に行って、準備する用事などが
下級生に譲れるとかで喜んでいる。

「茎立ち」は春、菜類が茎を伸ばすことで
よく「黨が立つ」とも言う。
我家でも今、葉牡丹がするすると
黨が立ってきて、思えば・・
小さな苗から、可憐な少女、美しい淑女、申し分のない熟女
へと見事に変身の過程を見せてくれた。

ところで天寿の全うを出来る母はもう90歳で卆寿なのである
今年は皆で卆寿お祝いムードである。
私が「後5年は大丈夫!」と言うと
母曰く、「もぅこらえて、そんなに長く生きたくない」
頭は普通でも、体の方はボロボロだという
母は「死ぬのは全然怖くないんよ」ふむふむ私も肖りたいなぁ!


湘南国際マラソン

2007年03月20日 | Weblog
湘南を揺らすマラソン辛夷咲く

茅ヶ崎の兄から素敵な写真がメールで送られて来た
「第1回湘南国際マラソン」の写真だ
実に上手く撮れているし、どこまでも長い人の帯が壮観だ
カメラマンは場所とりが勝負の1つ、
かなりその苦労もあったのではと。
お天気も好く、富士山も笑いかけている
山にはちょうど白い辛夷の花が咲き始めた頃。

揚句を読んだら、兄はフムフムとうなずいてくれるだろうか?
心配ダナ・・あまりにもインテリジェンス派の兄だから(笑)

春の音楽祭

2007年03月19日 | Weblog
アンコールにぱらぱら落ちる春の星

毎年3月には「春の音楽祭」が開かれ、もう21回目となった。
夫はそのイベントのボランティアを18日の日曜日にした。
9時から16時まで、お茶席の受付だったが
毎年しているので慣れてはいるけれど
この寒い時期に戸外なのでちょっと大変~


揚句はちょっと分かり難いかもしれない
17文字にはまとめ難いなぁ

アンコール拍手が割れんばかりなのである。
城之内ミサさんのピアノと尺八、中国楽器のコラボレイトや
上松美香さんの南米楽器アルパ演奏とギターやパーカッションなどは
大変魅了されて、何時までも心にゆったりと残っている。
お二人とも作曲もされて、NHKでも
高く評価されている。
CDを買って帰り、いまでも時々お店に流している。


お帰りなさ~い! Iさん

2007年03月18日 | Weblog
退院の声弾みけり柳の芽


このところの寒さではあるが、今丁度
芽柳の美しい息吹が見れる季節である。


今朝例のメール友達から
退院報告がてらのお電話があったので、柳の芽で
早速その喜びを表してみた。とてもお元気そうな声で
明るかったので嬉しい。


昨日の午後帰宅され、まずはほっとしていることだろう
兄のような弟と彼女は言うが、弟さんが病院へ
迎えに来てくれたとか、そしてお母さんが
ずっと付き添いをしてくれたそうだ。

物心両面で本当に頼れる人がいるって、とても幸せ。

馬酔木の花

2007年03月17日 | Weblog
花馬酔木ぽんぽん菓子の音空へ

 先日、大の仲良し「カサブランカ嬢」のKさんが
アセビの花を大きな枝数本持って来てくれた。

最初花の名前が分からず、「満天星の花」?
その内、お花に詳しそうなSさんが「アケビの花が山に今咲いてるから」
とのことで、あけび?あの秋に風変わりな紫の大きな実をつけるあれ?
でもお花が終わった後にあの実がどうも結びつかないのだった。

お泊りしていた孫にこの花を見せると、
このお花は田舎の家の庭に木が2本あって
「毎年この花を見るよ、蕾の時は濃いピンクと紫の間の色で、
咲くと白い花になってるよ」と教えてくれた。
「アケビ」・・それに似た名前ということから
パソコンで「アセビの花」と検索してみたら
すぐにお花の写真が出てきて一致し、孫もこれこれ、と
一緒に見てくれた。あ~良かった~
でもこの馬酔木は毒を持ったお花らしいので
孫に触らないようにと教えておいた。

アセビの花は、小花でスズランの花がたわわに垂れているようで
とても可愛い、「ぽんぽん菓子」の白い米菓子のようでもある。
最近はあまり見かけないが、懐かしいあのドカン!の音が
しだすと、お米とお砂糖を持って公園などに駆けつける。



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