百合かほる

　潮時の退職なりし百合かほる












　若い時から看護師をしていた妹から電話があり、今月末で定年

退職をすることに決まった旨の報告が今日ありました。本来なら

昨年の１１月で退職させて貰いたかったのですが、ずるずる引き止め

られて今月になってしまいました。長年良く頑張った妹に心から労いの

言葉を「おめでとう！お疲れ様でした」と贈りました。病院の看護師は

日勤、準夜、深夜と勤務があり、大変ハードな責任ある仕事です。

歯を食いしばって頑張り抜いた妹に「長年よく頑張ったね、感服したよ！

これからは家庭の中でゆっくり寛いで、身体にもご褒美上げてね」など

いろいろ話しました。写真は３枚ともＩ兄の写真の続きですが、もう額紫陽花が咲いて

いたのですね、３枚ともノーブルな撮り方でお花もきっと喜んでいるでしょう。


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野ばら

　耳うばふ「野ばら」の曲や夏座敷










　先日、大船フラワーセンターへ写真を撮りに行きましたと、I兄から

メールが届きました。その写真の中から白いバラと赤いバラを感謝と共に

アップさせて頂きます。流石にお花の一番綺麗なポーズをよく研究して

いると思いました。華道でも必ずその植物の綺麗な角度を考えて、適材適所に

丈を切り、バランス良く変化をつけて生けていきますものね。（微笑）

写真の芸術的なことはよく分りませんが、余白も大事なことなのでしょうか、

主役を少しずらして写すのも好きですね、以前は気付きませんでしたが、

自分なりに写真に目覚めたのでしょうか、近頃そんなことにも関心があります。（微笑）

３枚目の睡蓮はアイビースクエアーの中庭の池で、夫が撮りました。モネの

睡蓮を株分けして植えつけた物で、水の上に浮いているように咲いています。


　揚句は句友のコメントから「野ばら」に因み句作してみました。

シューベルトやウェルナーの有名な「野ばら」の曲は教科書で習いましたが、

久々にその曲を耳にして、学生時代に感じたことを思い出しました。

シューベルトの方は軽やかな曲想で暗さが感じられませんが、ウェルナーの方は

何やら物憂い感じなのです。同じゲーテの野ばらの詩に対して、これはどういうこと？

と思っていたのでした。動的と静的の全く雰囲気の違うメロディには

作曲家としてこの詩への解釈が拘わっていたのでしょうか。

追記

今日、ウェルナーの野ばらの歌曲を改めて聴いたり、歌ったりして何度もじっくりと

味わいましたら、15、16歳の頃に感じていた物憂い感じは次第に消えて、静かな中に

清らかな味わいの美しい旋律だなぁと思いました。男女の恋愛の歌詞だったとは...


『　野中の薔薇　』

　　　　　　　訳　近藤　朔風（こんどう　さくふう）

１　　童（わらべ）はみたり　野なかの薔薇（ばら）
　　　清らに咲ける　その色愛（め）でつ
　　　飽かずながむ　
　　　紅（くれない）におう　野なかの薔薇

２　　手折（たお）りて往（ゆ）かん　野なかの薔薇
　　　手折らば手折れ　思出ぐさに
　　　君を刺さん
　　　紅におう　野なかの薔薇

３　　童は折りぬ　野なかの薔薇
　　　折られてあわれ　清らの色香(いろか）
　　　永久（とわ）にあせぬ　
　　　紅におう　野なかの薔薇



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さつき盆栽

　足萎えし友に見せたき皐盆栽







　今年もさつきが２２日から咲き始めました。昨年より１週間も

遅れて咲きましたので、これを下さった友人にやっと報告が出来て

ほっとしつつ、可愛らしさを堪能しているところです。友人は

咲き終わると剪定をして下さるのですが、今年は入院中なので

ミコちゃんが自己流で剪定をしなければなりませんね。早く

お元気になられ、退院されたら剪定して下さるかも知れませんが

ご無理のできないお身体のようで、ご全快をお祈りしています。

人はいつ何時、病気になることか分りませんね。本当に我が身に

それがやって来ると物凄く大変なことで、逃げようがありません。

強いようで弱いもの、弱いようで強いもの、頑張って欲しいです。

　下の写真はアグロステンマ（麦撫子）です、種を昨年秋に蒔きました。

友人達にも種をお分けしたり、苗をお分けしたりしましたら、

「咲き出したよ、可愛い花ね♪」と喜んで下さいました。


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観覧車2010

　上りゆく新樹の森の観覧車







　昨日の続きです。友人と「観覧車には絶対乗ろうネ」と予てから約束を

していましたが昼食を摂っていると、次第に降りが激しくなり風が横殴り状態に

なってきて、呆然とその様子を眺めてしまいました。はぁ～。。。（苦笑）

しかし物好きな人は他にもおられて、小降りになるのを待っているのでした。（笑）

完全装備にして観覧車に行きますと、ほんの数人が今正に乗られて

上って行く所でした。ミコちゃんたちはやはり一番乗りに近かったのです。（笑）

丁度会長さんが偶然いらしたので、「ご一緒に乗られませんか?」と

お誘いしましたら「観覧車、初めて乗りました」とのことで、ゴンドラの中で

写真を撮って上げました。生まれて初めての人もいらっしゃるのですよね。（微笑）

　実は7年ほど前、孫達と「みろくの里」へ遊びに来たことがありましたが、

その時のことがしきりに思い出され、懐かしさが込み上げていました。

昭和の30年ごろを再現した「思い出横丁」「いつか来た道」などを散策しながら

家族で来た時には、この辺にドングリが沢山転がっていたなぁ、秋だったんだなぁ

と青く澄んだ晴天の日、孫達と手を繋いで楽しく一日を遊んだことを懐かしく

思い出しました。

　写真はお店の前のニューギニアインパチェンスですが、曇天でもぱっと明るくして

くれるお花ですね、かなり前から咲いています。


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薄暑光2010

　薄暑光線路の響き追ふやうに




　今日は一日中雨でしたが、既に決まっていましたので福山の

「みろくの里」へ行って来ました。三世代が楽しめるテーマパークということで

平成元年に作られた公園です。カメラをバッグに収納して濡れないように

さらに上からポリで蔽い移動していましたので、ブログにアップできる

風景写真はこの福山城（JR福山駅北隣）だけという残念なことに...

アトラクションも観覧車に乗っただけでしたが、樹海の上を空中散歩

したかのような素晴しさがありました。眼下ぐっと下に大掛かりな

ジェットコースターや他の乗り物が見渡せました。そのゴンドラは

足元まで透明な作りでしたので￥500、腰から上だけ透明なゴンドラは

￥300とのことでした。先日の様な晴れた日曜日でしたらかなり込み合った

ことでしょうが、その点は待たなくても乗れるという利点もありました。（笑）

やはり友人達とのお喋りが一番楽しかった今日の日帰り列車の旅でしたね、

６人でお茶をしましたが、その内知り合いは２人、今日始めてお会いした

方が３人でした。皆さん気さくで明るい方ばかりのようです。ミコちゃん

より年配者もおられお若い方もおられて、雨にも負けず「みろくの里」の中を

散策したり、輪投げや射的のゲームをしたりして楽しみました。









昨日撮った我が家のお花の写真をアップしました。上は桃色昼咲き月見草で

中は魚柳梅で二ヶ月咲き続けています。下はカーネーションとミニ薔薇のセットです。

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バラの花

　バラの花恥じらふままに俯けリ

　バラの花煌く慕情欲しひ儘










　前ページのバラの続きです。満開になると少し俯き加減に咲いて

いるバラも見ますね、そんな恥じらいが美しさの中に可愛らしく思えます。

人も堂々とした立派な中に、恥じらいとか謙遜等の心がかいま見える時、

その人に親しみを感じたり好感が持てたりしますね。

３枚目は紫蘭ですが、豪華なバラばかりに囲まれますと、こんな楚々とした

小花が恋しくなったりしませんか？それで載せてみました。（笑）


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薔薇の花

　ふんはりと恋に恋する薔薇の花










　薔薇の美しい季節なので、また写真と共に一句アップしてみました。（笑）

芳醇な香りも甘く、いろいろな薔薇の花を見ていますと自然に恋の句に

なってしまいました。この薔薇の写真は昨年「ＲＳＫバラ園」の

薔薇を夫が撮ったものです。年に一度は行ってみたい「ＲＳＫバラ園」ですが

なかなか行けません。６月ですと薔薇の他に花菖蒲や紫陽花も見れますので

行ってみたいですね。


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青き薔薇

　香りては触れさせぬもの青き薔薇











　１枚目の写真はサントリーが世界に先駆けて開発した

憧れの「ブルーローズ」です。今年４月４日に蘭の祭典を見に行きましたら

奇しくも岡山ドームの玄関を入った所に「青い薔薇」が透明のケースに入り、

展示されていました。博識の句友のお言葉に、すっかり忘れていた写真を

今日思い出し、探しましたら無事ありました。（笑）句友のお話では、

『最相葉月（さいしょうはずき）という女性ライターがいます、2001年に「青いバラ」という本を出版しました』

とのことでした。ミコちゃんはその本のことは知りませんでしたが、青い薔薇は

永年世界中でどんなに試行錯誤しても出来ないということで、英語で「不可能なこと」

の代名詞にも使われてきたそうです。確かに不可能だとよけいに憧れる、「無いもの

強請り」の心境になるのも頷けますね。

そんな憧れの青い薔薇を４月の蘭展で見られるとは知らずに行ったのですが

夫が写真を撮っていましたので、句と共にアップいたしますね。

この青い薔薇は、２００４年、サントリーが１４年ほどかけて遺伝子組み換えなど、

バイオテクノロジーでやっと誕生したそうです。（微笑）

２枚目の写真は、昼咲き月見草に似たお花でビスカリアの記憶でしたが、

検索するとどうも違ったようです。はっきりした名前は分りませんが

先日から咲き始めました。３枚目は昨日の美観地区の写真で、観光案内所が

川畔に写っています。４枚目は「蘭の祭典」の入り口、５枚目は「ブルーローズ」

の紹介の写真もアップしましたが、字が小さすぎますね。。。






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薔薇の棘

　憂鬱の鬱の字散らす薔薇の棘






　赤いミニ薔薇が先日から咲いています、昔、娘から母の日プレゼントに

貰ったものです。実は↓ページのクリーム色のもそうでした。（笑）

このようにして娘や息子から貰う花で、種類が自然と増えていきますね。

お花は友人たちからもよく頂きますので本当に嬉しい限りです。２枚目の

写真がそうなのですが、今年３月に頂いた桜草（わい性）ですが、切り戻しで

元気になり今また、花の盛りになっています。この桜草は小さい鉢でしたので

プランターに植え替えましたら、急に弱って咲き終わりましたので、下さった

方に申し訳なく思っていましたら、別の友人が切り戻しを薦めて下さったのでした。

良い方法ですね～感謝しました。（笑）

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金魚草

　金魚草少年少女すぐ育ち










　実は金曜日の夜からまたしてもこの前治療済みの歯が痛み出して

ミコちゃんを悩ませていました。前回、熱いものや冷たいものを飲むと

その歯が沁みて、先生に「神経を取らずに被せても良いですか?」と心配して

お訊ねしたのですが、その時先生は「虫歯を治療して埋めますから大丈夫でしょう」

とのことで、４月３０日に治療済みの歯でした。　その後確かに暫くは

沁みなくなって安堵していましたが、先週の金曜日の夜から様子が一変、

昨日と一昨日は土日でしたので今日、急患でお願いして行きましたら

歯に穴を空け神経治療を始めました。どうやら虫歯ではなく、神経がダメに

なってしまったようです、こんなことがあるのですね～　歯の神経の除去にも

方法がいろいろあるようです。「ゼリー状に固めて取るので次回はそのお薬を

入れます」とのこと、今週は月、水、金と３日も通い、患部神経を綺麗に

取り除くそうです。今日は麻酔注射をしましたので全くの無痛でしたが、

ガリガリキュルキュルは嫌なものですね。やはりあの時の不安が的中して

しまった訳です。このように先生は時々期待外れの治療をされることもありますが、

患者はその度に辛抱、忍耐ですね～でも先生のお陰で今日は歯が沁みなく

なりましたので、ヤレヤレ気分もラクになりました。

皆様もどうぞこのようなことの無きよう、ご用心なさってくださいね。

　写真は１枚目は赤い金魚草、２枚目はクリーム色のミニ薔薇、３枚目は

薄ピンクのゼラニウムです。


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