ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

湯浴み

2009年02月27日 | Weblog
 春灯や湯浴みの父子欠伸して

 あくびって、よくお隣の人に移ったりしますよね。(笑)

若い父親と生まれて間もない赤ちゃんのことを、

垣間見たかのようなこの句、本当はママから受け取った嬰児が

気持ち良く湯浴みして、無事にママにバトンタッチするまでの、

吾子を洗う親の幸せと緊張感が同居しています。(笑)

今年誕生の、広島の男児と宮崎の女児のエンジェルの様なお顔や姿を

思い描き句作してみました。

春の虹

2009年02月25日 | Weblog
 風生むは山の鉄塔春の虹

 我が家の南方には、有名な「水島コンビナート」が海岸に沿って

あります。一大工業地帯で、昼夜を問わず多くの人たちが

働いていますが、昨年秋からのリーマンショックやそれ以前からの

アメリカの住宅問題、サブプライムローン破綻で、世界同時不況に

なったことが「水島コンビナート」の灯を小さくしています。

我が家から遠目に仰ぐ、小高い大平山の連山には、大平山トンネルがあり、

このトンネルを抜けて、水島方面へ勤務する人も多いのです。

そして大平山の峰に並ぶ鉄塔をベランダから時々、ぼーっと見ることが

好きですね、眼に良いようですから。(微笑)

ひとしずく

2009年02月25日 | Weblog
 ひと滴指先濡らす春の雨

 ここ3、4日雨模様の曇天でしたが、やっと今朝雨が上がり

お昼から晴れ上がってきました。気温も10度以上になり

過ごし良くて身体も軽く感じられます。

午前中、庭に出てみると蔦の葉が春の雨に濡れて、しっとりと

水滴を蓄えています。これは指先を洗うには丁度いいわと、垂れた

葉先に触れてみたらポトポト綺麗に洗えました。(笑)


話題は変りますが、近頃卵かけご飯が注目されて、人気なのだそうですね。

昔から大人も子供も大好きな即席栄養ご飯ではありましたが、

バリエーションも広くなり、好きな食品を卵に添えるのだとか。

例えば『コンビーフ、アボガド、キューリ、人参、セロリ、ハバネロ、ツナ、

パプリカ、アマエビ、明太子、トマト、バジル、白ゴマ、青葱、味付け海苔、

納豆』など等です。

しかも取り合わせによって、『味タマ、基礎タマ、朝タマ、昼タマ、夜タマ、

美容タマ、パワータマ、セレブタマ』など適当な名前まで付いたりして、

お遊びモードで楽しいです。忙しいからと卵だけの「基礎タマ」より、

何かちょっとプラスすれば、より栄養的にも良いわけですね。

今まで気付かなかったことを気付かせてもらいました。(笑)




健やかに

2009年02月24日 | Weblog
 梅開く愛の結晶健やかに

 正午広島の姪から電話があり、希音くん、音和くんの様子を

聞くことが出来ました。健やかな成長の日々が目に見えるようです。

会話の中で、Y子ちゃんがお淑やかな話し方で、幸せ一杯な様子が分るので

こちらまでほのぼのと和みます。赤ちゃん(音和くん)今は母乳だそうです。


 1千キロから離れている句友の三番目のお孫ちゃん、美咲ちゃんも

今はママのご実家で、大切に大切に育てられ見守られていることでしょう。

早く大きくなあれ・・強くなあれ。(微笑)


春しぐれ

2009年02月22日 | Weblog
 回覧を差し出す女児や春しぐれ

 ブルブルルルル・・・

もうすぐ5年生になる隣家のAちゃんが、傘をさし

「回覧です」とにっこり。

「ありがとう、気をつけてネ」「ハイ」、

笑顔が何とも可愛いくて、すっかり美少女です。


 
 春時雨戸口の前の長蛇かな

 例年はもう少し早く「確定申告」に行っていたのですが、

去年から少し遅くなり、今日(22日)無事済ませることができ、

やれやれというところです。(微笑)

売上げや仕入れ、経費、医療費など1年分を、何時も予め

エクセルで一目で分る表にして、資料を作るのですが、

今日家族三人ともが済んでやっと寛ぎました。

戻り寒

2009年02月21日 | Weblog
 戻り寒テンション前へつんのめる

 一週間ほど前は、馬鹿陽気とでも言ったら良いのでしょう、

半袖の人が街を歩く姿が数県にありました。たしか26度くらいで、

2月としては記録的な陽気で、やはり温暖化のせいかなと言ったり

していて、梅の花が一斉に咲き出し、河津桜が咲いたとテレビで放映

されました。半袖は五月の立夏の後くらいしか着ないのが普通なのですが、

流石に吃驚で、このまま春本番では不安だなと思っていると、今度は

雪がちらつき、一挙に逆戻りして寒い日が続いています。

不安定な『三寒四温』の時期となり、春への期待というテンションも

上がったり、下がったりしてしまいますね。(微笑)

 先日のミコちゃんブログの続きのような思い出なのですが、

大阪の門真市がまだ門真町だったころ、町であっても裕福な

財政だったようです。全国に先駆けて中学校で給食が始まって、

私達同窓生は、お弁当を持参しなくて良かったのです。

それで、給食時間の見学にと各学校からの先生方がよく来られていました。

丁度この頃、門真市に移行しましたが、食べ盛りの児童1200名のために、

食パン4、5枚にマーガリンを添え、栄養豊富な副菜やミルク、

ちょっとしたフルーツが付いたりと、毎日変化のある美味しい

メニューで、1回の給食費が¥17円、値上がりしても¥19円と

いう安さだったのを憶えています。

松下電器は最近「パナソニック」に社名変更しましたが、この会社が

実はあのお安い給食費を支えて、補填して下さっていたこと、当時も

耳にしていて、つまり豊かな法人税のお陰だと思うと、大企業は中小

企業とは別格で、経済的にも国や地方を根底から支えてくれているのだな、

と感謝に思います。

世界同時不況は今大変深刻化していますが、日本人の英知を発揮して

各企業が大不況を乗り越えていかねばなりませんね。国の指導者の

方たちは利権、特権で優位な利己主義に走らず、国民、庶民のための

政治をお願いしたいですね。


いつまでも

2009年02月19日 | Weblog
 梅の香と乙女の眸澄みにけり

 十五の春を思い出す時、中学の卒業と高校の入学が

ありますね。しかし当時はクラスの半数近くが、就職して

(親孝行でもあります)いた時代でした。

その後殆どの人が進学するようになり、よほどの理由が無い限り

すぐに就職ということは少なくなりました。しかし、残念にも

志望校でないからとか、勉強が難しいとか、高校を中退してしまう

ケースも以外に多いのですが、これはやはり親不孝であり、また自分不幸

と云えるのではと思います。

その時は本人も悩み苦しんでのことでしょうし、親もどうする

ことも出来なかったのだと思います。

もしその高校に良きアドバイスをして、親身になって考えてくれる教師が

一人でもいてくれたら、その生徒の生涯も変ったかもしれません。

最近、NHK番組で知りましたが、たった一度のチャンスではなく、

何度でもチャンスがあって、本人さえ努力すればこうした人も

高校卒の資格が手に入り、その後の就職などが有利になる道が拓かれると

いうことです。8教科を順次クリアーしていくそうで、無料の塾の感じでした。

教師陣は全てボランティアだそうで、本当に立派だと思いました。

民間人にはこんなに素晴しい人達がいて、頭が下がりますが、本当は国が

すべきことではないでしょうか?

揚句は早々志望校への合格内定がいただけた少女の喜びの様子を

句に詠んで見ました。彼女は4年間憧れの高校を目指し、6年生から

塾に通いながら、部活にも最後の引退試合まで頑張ったので、

それを良く知っているミコちゃんは、本当に凄いと感心しました。

 ミコちゃん達の時代は、今よりは呑気な受験で偏差値○○以上などと

厳しくはなかったように思います。でも中三の後半になると、

席次によるクラス編成の補習授業があったり、

テストコンクールというものが2、3回あって、関西大学まで行って、

入試さながらに受けました。約6000人くらいで、席次が出て

50番以内に入った友人が、次回はご招待を頂いていて、1000円の

受験料が無しでした。我が校の8クラス中、一番の彼女は物凄く頭が良く

読書好きで誠実な人です。中三になった時、座席が前後になり、

当時の互いの家庭の苦労話などで、意気投合した親友ですが、

今は大阪と岡山で離れているのでなかなか会えません。

ザンネンですが、いつまでもいつまでも心の友です。(笑)







雛祭

2009年02月16日 | Weblog
 童女や唄へば踊るひなまつり

 遠い遠い童女のころの雛祭を懐かしむ句。

五段飾りのお雛様を一つづつ丁寧に紙箱から出して、

お人形を包んだ薄い和紙を外し、母子で毎年のように飾っていました。

3月3日には、綺麗な三色の菱餅を食べるのがとても楽しみでした。

父が童謡のレコードをいろいろ買ってくれていて、

「うれしいひなまつり」の歌をかけてくれました。

唄ったり踊ったりすることが大好きになったのも、その頃からでした。(笑)

また、幼い頃、我が家がお琴の発表会の会場にと先生に頼まれ、一度でしたが

家庭でそういうことをして、とても嬉しかった思い出があります。

お琴は長続きしませんで、両親はがっかりしたかも知れません。(苦笑)

後日、町の写真屋さんのショーウインドウに、ミコちゃん宅での発表会の

着物姿の写真が飾られていることを知らなかったのですが、偶然気付いた

友達に教えられて驚きました。小学校2年生くらいだったと思います。

例の調子で、お話しは随分それてしまいましたが、

両親は厳しくも子煩悩な人だなぁと、今さらながら思います。(微笑)

写真は我が家に昔あったお雛様に良く似ているので、他所の商店の

お雛飾りをアップしました。




春の宵

2009年02月14日 | Weblog
 義理チョコの並ぶ春宵更けゆきし

 今日のバレンタインデー、中学1年生の孫が手作りクッキーを

くれました。ハート形で、生地にチョコレートやナッツを入れて

焼いてありました。毎年作るので、次第に上達していてとても

美味しかったです、やはり女の子ですね。

私の友人からも毎年来るのですが、超特大です。

来月のホワイトデーと合わせて、この暗いご時世に

お菓子と一緒に「微笑をばら撒く日」とも思えてきますね。

お義理でも貰って嫌な気はしないでしょう、お返しが負担な

場合は、無理のない程度にすれば良いのでは。(笑)

ただし継続を願うなら、やはり相手に幻滅を与えないように

充分心の籠もった返礼をしたいものですね。

 後日談

 写真の右端のピンクの袋の中には、「生キャラメル」の

可愛い箱が入っていました。

北海道花畑牧場、あの田中義武さんのカンパニィです。

注文しても常に完売で入手できないほどの人気商品なんだとか。

冷蔵庫に保存しないと、お味が変化してしまいます。

確かに新しい食感で、口に入れると深い美味しさが広がり

溶けてしまいます。友人にもお茶のお供に一つ上げたのですが、

「たぶん最初で最後だわ」と言って喜ばれました。

もう一人は「主人に食べさせてあげるわ」と自分は食べずに

持って帰られました。(笑)

一番後ろの大きな板チョコは、入試の終った孫にあげると、

大喜びして持って帰り、数日後、湯煎してとっても美味しい「トリュフ」を

作り、4人分プレゼントしてくれました。






春一番

2009年02月13日 | Weblog
 春一番喧々諤々政治論

 春一番が広域に吹いたとのニュースがありました。

当県では、南部より北部の方が強かったとのこと。

この辺りは春嵐と云う程のものではなく、気温も17度で

春の気配が漂っています。

 昨年秋からの世界的大不況に、テレビの番組では日々、

スパイラル的悪化の現状報告と大論議が報じられています。

ところが牽引者の首相は如何にも呑気に見えます。

高い舞台の上で、個性的演技も自然体。追求されて困ったなと

いう場合も、可愛らしい笑顔を見せたりするのであっけに捉われる。

失業率5.5%から7%にまで達するのではないかと、国民は不安で

いっぱいです。企業は株主配当のことも大事でしょうが、

それよりギリギリまで雇用を守るべきです。

雇用は生活の基盤、企業が早く健全体制になる知恵が必要ですね。

企業が貧すると、法人税が大幅に減って益々負の連鎖が広がるので、

国も地方も財政難で緊縮財政にならざるを得ません。

少し前まで「国民総中流社会」といっていた日本は、

今や格差社会。特に非正規労働の若い人達が、安定した正規社員に

なれる日が早く来るように願っています。

若人はこれからの日本を作って行く人だからです。

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