ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

後の月

2009年10月30日 | Weblog
 薄墨の和紙を透して後の月

 楽しみにしていた夕暮れ、5時半ごろに東の空を見上げて、

淡いお月様を見つけました。丁度『薄い鼠色の粗目の和紙を

透かして見えた』と云ったら良いでしょうか。これも風流で素敵でした。

お月様は十五夜ではないので、真ん丸の手前くらいでしたよ。

そしてその後は雲に覆われてしまいました。



 明日といふ不確かな幸十三夜

 既にアップしたことのある句です。長年一病を抱えて

いる身ですので実感の句と云える作品です。


 写真は昨秋のもので、大原美術館の本館前です。

分り難いですが台座の上に、右側にはカレーの市民が一人、

左側には洗礼者ヨハネの裸像があります。


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十三夜2009

2009年10月29日 | Weblog
 歳月は波折れに似て十三夜

 明日10月30日は十三夜のお月見です、「後の月」とも

云いますが、晴れると良いですね。10月3日の「十五夜」に

続いての名月で、後の月の方がより空気が冴えて秋の深まりの

中でのお月見となります。

 今日から年賀状の発売となりましたね、年末に近づくという

実感がありそうで実はあまり無かったのですが、これで念を押された

感じがします。(笑)ミコちゃんは兄が亡くなって、未だ喪に服して

いる為「寒中お見舞い状」を来年作製しようと考えているところです。

紅葉が進みだしたようですね、街角の蔦紅葉です。


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草紅葉2009

2009年10月26日 | Weblog
 旅人の足音遠く草紅葉

 昨夜からの雨が朝まで続き、日中の最高気温も18度と

この秋一番の寒い日となりました。雨が上がっても日暮れまで

曇天で、美観地区も秋深しの感じですね。

この掘割は倉敷川ですが、昔は舟での物資輸送に大いに

役立っていました。往時を偲ばせるものとして雁木が数箇所に

残っていて船着場でした。荷揚げされた品物はリヤカーで

運んでいたとか、昔は何でもが人力でしたから大変だったことでしょう。

昔の人達には頭が下がりますね。「多くを求めず知足の精神」で

近所隣は大変仲が良くて助け合っていたようで、良いことですね~。

 写真、川の右側に人がいますがブローチを並べている露天商の

方です。観光客が自分の前に来てくれて初めてお商売に繋げるので、

常に『足音』が近づいて欲しいことでしょう。

針金を使いとても上手にブローチを作ってくれたりします。

アルファベットのネームブローチを作り、¥500とか¥1000とか

¥1500とかで売っているらしいですが、ハテ、本当は何円でしょう?


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夫のブログ

2009年10月25日 | Weblog
 雁の棹夫(つま)のブログに眸をやれば

 〔 『明日(10月23日)で私たち結婚して40周年(ルビー婚)よ』と家内から教えて貰いました。

私は、会社に就職して間もない頃であつたが、独身で小さな家を建てた。友人や親戚兄弟から祝されてささやかな結婚式でした。家のローン支払もあり、厳しい中での新婚生活だった。本当に我武者羅に頑張った!健康自慢の家内が重病で倒れ医師から『もう諦めるように』と言われ・・人生の儚さ哀しさを知った・・でも、そんな家内が奇跡的に健康を取り戻し、今日を迎えました。本当に感謝なことである。

人間は何時死んでも自分の人生に誠実で、申し開きの出来る人生でありたいとつくづく思うようになりました。〕

 上記は夫の23日のブログ(公開日記)から転載したものです。

ミコちゃん、感謝と申し訳なさに胸が熱くなりました、、、。

写真の品は夫が23日、仕事帰りに買って来てくれました。

“祝結婚記念日”の文字がホワイトチョコに書かれていて、

ロウソクが4本添えてありました。息子達が記念日を初めて知って、

感慨深そうに「そうなんじゃぁ...40年かぁ..」とチーズケーキを

美味しそうに食べました。(笑)

《尚、揚句の「雁の棹」は雁行のことです》


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猫籠

2009年10月21日 | Weblog
 猫用の籠が戻りぬ秋大根

 猫を飼っている友人が昨日バスケットを返しに来られました。

数ヶ月前にお貸ししていたものです。何とその飼い猫(雄)がこの秋、

随分太ってもうこのバスケットに入らなくなったとのことでした。

確かに我が家の猫も凄い食欲で、キャットフーズをしっかり食べるので

まるまるしていますが、我が家の猫の1.5倍の大きさだと

いうことです。何故籠がいるかというと動物病院へ連れて行く時、

キャリィケースとして使うのです。竹で出来たバスケットはとても軽く、

閉じ込めやすく、息がし易く、中から外を見ることも出来て優れものです。

一度使うと、もう人間様用には使えなくなりますけれどね。

 10年ほど前に我が家の雌猫の避妊手術をした時、この籠が大変

役立ちました。猫はそう簡単に病院には連れて行けないものでして、

身の危険を察知して必死で逃げようとするからです。

ダンボール箱に閉じ込めて上から紐で縛っても、頭突きなどで

あっという間に箱から飛び出してくる始末です。下手をすると人が

猫の爪で大怪我をしかねません、それくらい強靭さと俊敏さを

持っているのです。凄い形相で我が身を守ろうとする命がけの姿は

こちらが本当に恐ろしくなるのですが、飼い主の為、猫の為にどうしても

避妊手術をしなければならず、またワクチン接種とか怪我とか病気などにも

利用する籠としてお貸ししていました。

 句の大根は、秋の初めに蒔いた種が早くも食べられるほどになって、

この友人が2本葉付きを持って来てくれました。今夜の豆腐ハンバーグに

添えて、大根下ろしで沢山食べたいと考えています。(笑)


 画像はオーガニックブッフェの「山の葡萄」紹介の写真です。(¥1500)

9月に家族で行って昼食会をしましたが、とても美味しかったです。

「食欲の秋」はどっさりがっつり食べたくなりますネ。



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菊匂ふ

2009年10月20日 | Weblog
 時満ちて辞するも花や菊匂ふ

 自らの役目は終ったとして、ついに辞任表明された日本郵政の西川善文社長。

以前から民主党のみならず自民党内からも、辞めるべきとの批判がありました。

人生誰しも持てる力を発揮して活動的な時から、やがて引退する日がやって

来ますね。職種は様々ですが、例えば有名な歌手であっても声が出なくなったら

辞めざるをえませんし、スポーツの日本代表選手でも、年齢がぐっと高くなったり、

身体を壊したりすれば記録は下がり、選手の座から下ろされることでしょう。

また自然界の美しい花々も時期がくれば散ってしまいます。

時が満ちて私達も第一線を退いて生きる日々となります。が、そうなっても

花の咲いた人生と思いたいですね、いつでも次の希望(愉しみ)を持ち続けて。


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赤い羽根

2009年10月19日 | Weblog
 列車ゆく泡立ち草に導かれ

 屈まりて拾ふ人なし赤い羽根

 電車のお出かけはとても楽しいものですね

駅のホームに立った時、既に非日常の何やら期待できそうな

わくわく感があり、今日はどんな日になるのかなと、旅人の中に

混じる気持ちになります。そして、お出かけの老若男女の人々を

それとなくウオッチングしますね。今年版いろんなファッションの

勉強になりますし、さながら動く展示場のようなものですネ。(笑)

 揚句は「泡立ち草と赤い羽根」が夫々季語です。泡立ち草は季寄せの本では

麒麟草と同じに書いてありました。それで、「身の丈に合ふ幸せや麒麟草」

として句に配したことがあります。5字と6字で少々変ってきますね。

何方が落とされたか、人込みの中目に付いた赤い羽根が可哀想でした。

 画像は美観地区の一画に生け花が豪華でしたので夫が撮りました。

風船唐綿とヒペリウム。他は?見たことがあっても名前は解りません。



残り香

2009年10月18日 | Weblog
 残り香を集めて刈田風起こす

 昨日、今日は晴天に恵まれて稲刈り日和でした。

風の運ぶ残り香が懐かしいような...稲藁の優しい匂いは2,3日も

経てば消えてしまうでしょう。普通残り香と言えば花とか

女性のヘアローションや化粧品、香水の残り香を連想します。

稲刈り直後の残り香では味気なかったでしょうか。(笑)

あらっ、男性の残り香もありましたよね、整髪類にタバコとかね~

 写真は金魚草の続きです、尾びれのひらひらした可愛い金魚に

似ていますね~。


残る虫

2009年10月16日 | Weblog
 成り行きにまかす商ひ残る虫

 花の手入れなどをしていて、飛蝗の親子を見つけました。

まだ元気なんだなぁ、とほっとしました。(微笑)

でも子供飛蝗はこれからの寒さにどうなるのだろう、生態も

知りませんが、成り行き任せの人生なのでしょうね。

もっとも人生(虫生)などと考えてないのでしょうから、

食べることと身を守ること、子孫を残すことが大事なのでしょう。

 ミコちゃん、小さな商いをしているのですが、かなりの閑古鳥

状態です、まぁこんなご時世ですもの、無理はありませんね。(苦笑)

でも15日の昨日は年金支給日、それで朝からずっとピンポンピンポンと

言う感じで...懐かしい忙しさでした。どうせ買うならこのショップでと

いうお客様がまだおられるのですね、有り難い感謝なことです。(微笑)

写真はショップの前のプランターのお花で金魚草ですが、

赤とピンクを植えて愉しんでいます。右横はゼラニウムで

後ろはこれもプランターでミニ薔薇を紅白に植えています。




鱗雲

2009年10月14日 | Weblog
 シャッターの下りし問屋や鱗雲

 天高しの季節は、空を見上げるのが気持ち良いですね~

鱗雲(鯖雲)が時々拡がっていて、美しい模様に天も喜んでいる

ことでしょう。飛行機で1万メートル級の上空を飛行している時、

どこまでも真っ青な空に、ふわふわと真っ白な雲の織り成す自然の模様が

とても綺麗で、同じ高さの目線だったり、雲の方が下だったりして

これらは天空を行く醍醐味ではないでしょうか。遠く近くに、

真上や真下にと変幻自在の雲の模様は非常に美しく、子供の頃には

只々憧れの乗り物で、まさか大人になって、飛行機に乗る夢が叶うとは...

夫が旅行好きな人なので、本当に感謝していますよ。(たまにしか乗りませんが)

 昨日問屋さんに行きましたが、以前よりさらに様変わりのようでした。

問屋街には新しい高層マンションが増えて、若者の街風お洒落なショップ

(カフェ等)が増えつつあります。そして以前お世話になったこともある、

シャッターの下りた問屋さんが所々にあったりで、寂しいものですね。

 今日の画像は横浜の「アースプラザ栄区文化会館」での写真展に出品した

I兄からメールが来ましたが、富士散策を5枚出展したそうです。

素敵な施設でされたのですネ~ 益々のご活躍を!(微笑)


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