秋驟雨

秋驟雨一度だけでも傘の中

「傘の仲」相合傘の間柄。どうしようかな、「傘の中」でもいいかな。

韓国ドラマには、日本の奥様方が嵌る。

精神的に癒しの効果があって、若返る気分がする。

表現が激情型ではあるが、それだけに純粋でもあると思う。

それに各場面でうっとりするような言葉が多い。

余談だが、私の友人たちは若くして亡くなったご主人を今も尚

恋慕されていて、ぞっこんなのである。

相合傘は心の中で・・・

うっとりする韓国の詩の一節を。

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「乾パン先生とこんぺいとう」より　

愛の翼が貴女を包んだら
愛に身を委ねなさい

たとえその翼に潜む刃が
貴女を傷つけても

愛が貴女に語りかけたら
愛を信じなさい

たとえその声が庭を荒らす北風のように
貴女の夢を打ち砕いても
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小さい秋

現世をなほ丁寧にちちろ鳴く

　日暮れて窓を開けると、期待外れで満月は雲の上。

でも外はひんやりして、コオロギだろうか、虫の鳴き声がしている。

まるで小さい秋が庭から顔を出してくれたよう。

あのうだるような熱帯夜から解放されたんだなぁ。


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マーガレットちゃんへ

今日はとっても綺麗で可愛い「観賞用茄子」を頂き
ありがとうございました。珍しい品種ですネ。

早速お店に飾らせて頂きましたよ。
長持ちしそうでとても嬉しいです。

そろそろ夏バテが出てくるころかもしれません、
お体には充分お気をつけてネ。

皆既月食

虫の音に月食浮かぶ今宵かな

６年ぶりとかの昨夜の皆既月食、雲が邪魔して赤い月は

見れませんでしたが、弓月となって雲間からお出まししました。

夏深む

夏深む日に日に焼けし夫（つま）の顔

　仕事に毎日頑張っている夫の顔は、健康色である。

以前は車での通勤だったが、数年前から電車を利用していて、一駅だ。

厨の窓から、自転車で駅から帰宅の姿が見えると、昼食の配膳を始める

ミコちゃんである。

２時～３時ごろになると、夫はまた元気を取り戻して再度職場へと向かう。

大鯉釣り

夏の湖（うみ）釣り師はじつと瞳を凝らす

　息子の趣味、よく凝ってまぁ～（笑）。

先日、オークションでコールマン社の「更衣室兼シャワールーム」

折りたたみ式新品を買った。この優れものが以外にお安く約￥4000だった。

今年は大鯉、６０センチ代、７０センチ代、それに８１センチ、８３センチと

かなりの釣果だ。２００４年だったか８７センチが釣れた時は本人も

大満足していたのを思い出す。

新涼や鯉釣る湖も風を聞く

標高400～500メートルの山間では、朝晩は確実に秋を感じるとのことだ。

炎暑

クーラーに息整へて貰ひけり

今日も炎暑だなぁ。極地の氷がどんどん融けている。

スイス旅行から帰ったばかりの兄夫婦も、アルプス観光をして、

観光の目玉の氷河がかなり溶けていると危惧していた。

地球の温暖化の影響だと皆気づいている。

温暖化ストップの手を打たなければ、手遅れになるのが分かっている。

しかし、現実には何をどうすれば一番良いのだろう？

家庭ごみを減らすよう心がけるとか、節電とか・・でも

この暑さにクーラー無しの生活は耐えられないだろう、

もしそれが使えなかったら、労働どころか熱中症でバタバタ倒れ、

大変なことになりそうだし。

燕の巣

夏つばめ墓域の空を広うせり

日常生活に打ち込み、気分転換を試み、と思っているけれど

まだまだ昨日の今日だから、そう上手くはゆかないなぁ。

それにしても、市街地から少し離れた場所に斎場があったのだが、

付近は墓地のメッカだ。

斎場のエントランスには燕の巣がたくさんあって、条件が整っているらしい。

皆で天井を仰いだ。

子燕はもうすでに立派に育ち、餌探しにすいすい飛んでいた。

例へば

虫の音や例へば人の消へし日も

何事も無かったように自然は泰然として見えますが、

人間はたじろぐ事が多く弱いですね。

残暑厳しい今日、午前10時から義姉の葬儀があり

参列しました。その後生まれて初めてお骨拾いを体験し

大きな衝撃を受けました。みんないずれ経験する事なのでしょうが

今まで見たくなくて避けて通って来ましたが、

ついにその日が来てしまいました。同病の友を亡くし寂しいです。

夏燕何をそんなに急ぎ翔ぶ

お通夜

処暑の風義姉うつすらと死に化粧

お通夜に行って帰りました。しめっぽいお通夜ではなさそうでした。

控え室で通夜振るまいがあり、皆その部屋に2時間近くいたのですが、別の話題ばかりでまるで兄弟会と従姉弟会のように賑やかでした。私にはちょっと驚きでした。

5月25日のブログに登場した義姉。
3ヵ月後に物故者になられるなんて、あっけなさ過ぎます。
親戚中で只一人、私と同病の近しいお姉さんなのに
もう二度と会えないなんて・・直接の死因は敗血症だとか。

夏草

夏草に人差し指を切られけり

痛っ！やっちゃったあん・・

カミソリみたいな痛い草が伸びていたので、ハサミで切っていたら、トホホ。

これもつい先日のことで、やっとほぼ治りましたが、用事がし難かったです。

やはり軍手ですべきでしたね～。