ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

秋の薔薇

2010年10月31日 | Weblog

花束の赤きリボンや秋の薔薇


末広に流れし息吹秋の百合












 
今日は母の満93歳のお誕生日会で、ホテルに集合しました。

ミコちゃんも二人の妹達とあれこれ今日のお祝いの為に準備

しました。一番心配だったのは台風14号の接近でしたが、前日に

難を逃れ無事に去ってくれましたので、今日は雨だけでした。正午前に

お花屋さんで花束を準備している頃から小雨が降りだしました。

12時半から開宴し、3時前に集合写真を撮って、その後皆で実家に

移動し、一番小さなひ孫ちゃんは夕方まで午睡、その他のひ孫ちゃん達は

賑やかに2階に上がったり、下で遊んだりでワイワイしていましたが

仲良く盛り上がっていたようでした。孫は9人、ひ孫は10人ですが、

都合のつかない人もいますので、全員は集まれませんでした。

母は写真に写るのはあまり好みませんが、でも今日は大変喜んで

沢山撮ってもらっていました。戦前、戦中、戦後を生き抜いた苦労人の

母です。来年のお誕生日を目指してゆったりと元気で暮らして欲しいと

願っています。さて、11月は4人の人がお誕生日が続くということが

今日雑談していて分かりました。最初は下の妹、次がミコちゃん、次が

姪、次も姪です。(笑)

秋の薔薇赤き生命は誰が継ぐ


小心の引っ込みも居て秋の薔薇


 我が中3の孫娘、花束の花の種類やリボンの色を選んだり、カードに

メッセージを書いたりは喜んでしてくれましたが、贈呈係りを頼まれても

カタク、カタクお断りをしました。「私そういうの絶対ダメ・・」





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秋深し

2010年10月30日 | 小さな感動



静寂の影絵に佇ちて秋深し











 


 
今日は「あっ晴れ!岡山国文祭」に岡山の桃太郎アリーナへ

行って、開会式とオープニングフェスティバルを観ることができました。

これは随分前に葉書きで申し込みを出しましたら、夫婦で当ったのでした。

岡山駅から無料のシャトルバスが次々と出ていて、スタッフの人たちも

皆さんで歓迎をして下さいました。街には警官があちこちに警備されて

物々しく、「皇太子殿下がご出席されるから?」と思ったりでした。

セキュリティが凄くて、入場前にはテントの部屋に並び、一人一人

身分証明書を提示し、招待者本人であることをチェックされ、指定席カードを

頂いた後いよいよ入場となります。金属物はすべて透明の袋に入れ机に

置き、他のバッグの中身も全部検査されました。そして折畳み傘やオペラ

グラスは没収(預かり)となりました(笑)、勿論帰りに受け取る仕組みです。

やっと金属探知機のゲートを潜りほっとしていると、そこへ知り合いの方から

お声がかかりビックリしました。ミコちゃんのお店によく来られていた問屋さんの

社員さんで、15年ぶりくらいに出会ったのですが、お互いに歳をとっていて

思わず彼の頭を見てハッとしました。スラッとした長身のハンサムな方でしたが

あの当時の若さは流石になさそう・・・お顔はやはり端正だけれど・・黒い粉を

かなり降っていて頭髪には苦心されていらっしゃるなぁと。笑いごとではないですね、

ミコちゃんのこのお婆さん顔やスタイルにはきっと驚かれたことでしょうね~~、

この時、年月の速さや経過を知らされた思いでした。そして素晴らしいことに、

彼のお嬢さんがフェスティバルのスタッフ兼出演者にオーデションで選ばれた

とのことでした。「あっ晴れ組ナビゲーター」のお一人として活躍されました。

国民文化祭は本日から11月7日まで8日間開催されます。ミコちゃん達は

フィナーレにも当選しましたので、本当にラッキーなことと感謝しています。

写真は全て夫が撮ってくれたものです。


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自然体

2010年10月27日 | 小さな感動

狗尾草照り陰りして自然体

箒草胸の炎は自然体

木枯しや野良猫一匹置き去りに














 昨日は木枯し一号が吹いたとニュースで云われていました。

朝からずっと強風で、冷たい風に一足飛びの冬の到来を思わせ

られた人が多かったのではないでしょうか。今日は風が止んで

いて日差しも温かなのですが、それでも秋冷が進んでいますね。

先日エノコ草の写真を撮りましたので、句とアップしてみました。

また、友人のブログにお邪魔しましたら箒草の見事な紅葉を

見せて頂き、そこで句を詠みましたのでここにもアップしました。

友人のお宅に行かせて頂いた時は、まだ黄緑色だったと思います。

季節の移ろいも川の流れのようですね~^^

二枚目の写真は今お店に飾っている秋明菊、水揚げの難しいお花

ですね、短く切ると長持ちしますが。三枚目は美観地区の一角の

銀杏並木で少し黄色くなりました。四枚目はよそ様からお借りしま

した画像で箒草の紅葉です、綺麗ですね~
 
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薄紅葉

2010年10月26日 | 小さな感動

手招きの装ひなりし薄紅葉





揺れ過ぎるコスモス故に寂びしかり





蝶になる夢捨てきれず秋桜









                     今日の写真1枚目は倉敷川の薄紅葉を夫が撮ったものです。

              ようやく今年も楓が色づき始めたようですね。花水木や桜の紅葉は

              楓より早めに始まっていました、柿もやっと黄色っぽくなって「秋だな~」

              と、益々実感が湧いてきます、いよいよ晩秋突入の気分ですね~

              2枚目、3枚目の写真は昨日郊外のお風呂屋さんに行って、コスモス畑を見つけて

              小雨の中撮らせて頂きました。

              上のコスモスの句は以前詠んだもので、下の句は今回詠みました。

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色無き風

2010年10月23日 | 小さな感動

有隣荘色無き風に窓開く

残されし案山子三本無表情















  

 今日の写真は、修学旅行の学生さんと大原美術館の玄関前、

有燐荘の門前、秋も咲いている金魚草です。秋の好シーズンを

迎え、連日のように修学旅行生の皆さんが倉敷の大原美術館を

見学に来られています。写真の階段を上がりますと玄関ですが、

この左側に洗礼者ヨハネの像、右側にカレーの市民像が立ち、

お客様を出迎えてくれます。創設者、大原孫三郎が西洋絵画の

名画を収集し80年前に美術館を建てました。当時、民間の西洋

絵画の美術館は日本にはまだありませんでした。先見の明と云う

洞察力を持った孫三郎ですが、情け深くまた友情の厚い人でもあ

りました。洋画家の児島虎次朗のパトロンとなり、その彼に絵画

収集を依頼し、エルグレコの「受胎告知」やモネの「睡蓮」等など

多くの名画が集められました。この少し前に病弱の夫人のために、

落ち着いた住まいをと建設されたのが「有隣荘」です。最初この

別邸は「東邸」と呼ばれましたが、その後「有隣荘」に変わりました。

由来は論語の一説「徳不孤必有隣」からですが、これは「とくは

こならず かならずとなりあり」と読みますが、ミコちゃんも大好き

な言葉です。緑色の屋根瓦が大変人目をひく美しさから町の人

たちは親しみと憧れを込めて「緑御殿」とも呼んでいます。

案山子の句は、今日外出した時刈田に案山子が佇んでいまし

た、頭はマネキンの顔をつけています。昔のマネキンは無用の

長物になってしまい、こんな使われ方をしているのですね。

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杜鵑

2010年10月20日 | 小さな感動

ひそやかな吐息も斑杜鵑

薄墨の和紙を透して後の月









 昨年の後の月は10月30日でしたが、今年は本日

10月20日です。夕方6時半に東の空を見上げましたら

既に十三夜のお月様が空高く浮かんでいました。昨年と

同じように雲に包まれたようなお月見で、薄っすらと姿を

見せてくれたことに感謝しました。

今日の写真は夫が写した杜鵑とミコちゃんが写した生け花

です。杜鵑はお花の内側にくっきりと斑模様が点在し、白地に

濃い紫で素敵な色合いですね。紫系のお花は、秋が深まる

ほど侘び寂びの情趣が感じられるようです。

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秋祭り

2010年10月18日 | 小さな感動

わつしよいの声木霊する秋祭り













爺婆の素隠居踊り秋惜しむ
















 昨日は友人たちと倉敷美観地区へお出かけしました。

阿智神社の秋季例大祭や屏風祭りも同時開催中で、辺り一帯は

大変な熱気と人の渦で、落ち着いた何時もの街は何処へやらの

大賑わいでした。美観地区の入り口から車両通行禁止で、赤鬼

や青鬼、素隠居のお面を被った爺婆の人たち、千歳楽、男神輿、

女神輿、御神幸行列と三女神の舟巡幸、艶やかな倉敷小町も加

わり「ここは何処?」というくらい盛り上がっていました。

屏風祭りの会場は40軒ほどあり、和服姿の女性がにこやか

に愛想良く観光客をお玄関に招き入れて下さり、その家の自慢の

屏風や家宝、生け花を無料で見せて下さるのです。つい先日、

往年の名女優ソフィア・ローレンさんが市長さんといらしたお店で

今回私達も昼食を摂りましたが、席が空くまで1時間近く待たされ

ました。(他所を探そうかと一瞬迷いました)先日のソフィア・ロー

レンさんは夕食でお二階の客室、私達はお庭付き一階レストラ

ンの並みのランチで、お二階の客室は拝見したこともなく、お部屋

食することも無く。(笑)それでも綺麗なお品書き付き「秋の散歩

道御膳」に大満足で優雅な昼食となりました。

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秋桜

2010年10月14日 | 小さな感動

一重ゆゑときめき易し秋桜





萩一枝水面に影を探しをり





暗き世をまだまだ点す綾子の忌




 
昨日10月12日は三浦綾子の忌日でした。

氷点、ひつじが丘、愛すること信ずること、積木の箱

塩狩峠、道ありき、病める時も、この土の器をも、光

あるうちに、などの代表作がありますね。

若い頃何冊か読みましたが、とても感銘を受けた作家です。

いろいろな病にも負けず、読者に光を与え続けて1999年、

77歳で天に召されました。拙句ですが偉業を讃えて詠みました。


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柘榴の実

2010年10月11日 | 小さな感動

恥じらいの心のままに柘榴の実





紅と白顔寄せ合うて曼珠紗華













柘榴の実はまだ弾ける前の写真ですね、夫が撮りました。

この後しばらくして熟して、弾けたと思いますが残念ながら

その写真がありません。近ければミコちゃんが撮りに行き

たいところですが。柘榴のあの粒粒がとてもさっぱりとした

甘さがあって大好きなのです。昔、酒屋さんなどで柘榴の

ジュースを瓶で売っていましたので、レモンの絞り汁とミッ

クスし、炭酸水で割って夏の美味しいジュースを作ったり

したことがあります。弾ける前の柘榴は乙女のようですね(微笑)

 先日、I兄から彼岸花の写真が3枚届きました。

今年はもう見納めの時期となりましたね~白も素敵です。

紅白揃うとやはり華やかですね~昔は墓地の花と思われて

人気が無かったようですが、この頃は田や畑、野原や川沿い

などにもよく見ます。人気の方もぐんぐん上昇し、フォトブログ

では多くのH・Pに美しく繊細な花姿がアップされていますね。

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蕎麦の花

2010年10月11日 | 小さな感動

蕎麦の花やさしき風を招きけり









 今日は3連休最後の日で「体育の日」です。

何処へも行かないで孫が来るだろうと待っていましたら

午前中にやはり上の孫が来てくれました。^^彼女は

折畳みの丸い卓袱台を出してきて、勉強するのですが、

いろいろな語り合いも出来ますので楽しいひと時です。

「あと3年で私大人よぉ」と笑いながら言いました。今更の

ようにここまでの来し方が速かったな~とお互いに思った

次第です。

 今朝、知人のブログにお邪魔しましたら蕎麦畑の写真が

大変綺麗でした。この稲刈りの時期に蕎麦の花が満開に

なるのですね、白いふわふわの絨毯のようで白く優しい

蕎麦の花を詠んでみました。画像はよそ様からお借りしま

した。暫しお許しくださいませ。2枚目は田舎から送られて

きたピオーネです、甘酸っぱくて種なし、大粒です。こちら

県南ではピオーネも栽培されていますが、こんなに色が濃く

つきにくいようです。よく熟れて最高に美味しかったですよ。

追記 ブログ友のリュウちゃん様よりご紹介頂いた「そばの花

咲く」をアップしました。ありがとうございます♪

藍川由美「そばの花咲く」 映画『カルメン故郷に帰る』主題歌
 ↓クリックにてどうぞ

http://www.youtube.com/watch?v=KMAIp8YsHbo

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