ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

ゑのこ草

2007年09月29日 | 小さな感動

ゑのこ草猫を遊ばせ遊ばれる

 ゑのころ草が空き地に沢山揺れていて、おいでと言ってくれているようだ。

犬の尾に良く似た穂は薄緑で、頭を垂れて秋の風に揺れる風情は地味ながらいいも

のだ。その佇ち姿には、刺々しい世相の中で何かを教えられるようである、

優しさとか謙虚さとか・・。

ゑのころを猫じゃらしとはよく言ったもので、

これで猫にたまを取らせて遊ぶと、こちらもその気になって楽しいものだ。


秋彼岸

2007年09月29日 | Weblog
夭折のテレサの歌や秋彼岸

私の40代の頃、それなりの歌人生があった。

その頃カラオケが大流行して、各家庭でも歌好きの人が機械を購入して、

練習していたし、カラオケ屋さんが雨後の筍のように方々にできていた。

またその道の先生(喉自慢大会で優勝した経験の持ち主)が歌の指導を

始め、グループが出来ていたりだった。折しも

夫が会社の人から誘われ通い始めた、○○カラオケ練習場は

年に7回ほど、特養の老人施設の慰問でナツメロを歌っていた。

ミコちゃんも誘われて、いつしかその慰問団に加わっていたが、

リコーラン(山口淑子)やテレサ・テン、美空ひばりや黛ジュン等の曲を

歌っていたが、やはりご高齢の方の青春時代に耳にされていた曲で

「蘇州夜曲」「夜来香」「何日君再来」「シナの夜」が私の持ち歌だった。

画像は声がよく出た頃のミコちゃんと、司会が本業かなと思う夫である。

揚句はテレサのCDを聴きながら詠んだ句である。












曼珠沙華

2007年09月27日 | Weblog
何処までも緋の類焼や彼岸花

 秋のお彼岸の頃になると、急にぱっと群れ咲き、緋色の存在感を

際立たせる彼岸花だが、清楚な白もある。初めて観た時、

子供心に何て綺麗な花、と見とれたミコちゃんだ。

この花は曼珠沙華ともいうが、花言葉は「再会」とロマンチックである。


今日茅ヶ崎の兄からメールで送られてきた写真の

中から早速一枚をアップさせて貰いました。

素敵な写真をありがとうございました。

慶応大学藤沢キャンパスの近くの田んぼ脇にある、

小川の土手に農家の人が増やしているのだそうですよ、綺麗ですね。

ハッピィバースデイ

2007年09月27日 | Weblog
名月や夫に唄はんハッピィバースデイ


夕方の6時50分ごろに、工場のビルの斜め上空に昇ってきました、大きな満月。

今日は夫の誕生日でした。ハッピィ、ハッピィお父さん!

暦上では、25日が仲秋の名月でしたが、2日遅れで実際の満月でした。

明日からは欠けて下り月になりますが、立待月、居待ち月、寝待月など

観たいと思います。

お父さん、これからもずっとずっと元気でいてね、お願いします。

座敷童子

2007年09月26日 | Weblog
名月や座敷童子が一人欲し

 座敷童子は岩手県遠野市の民話「遠野物語」の中で読んだことがありますが、

NHKの朝ドラ「どんど晴れ」の中でも、可愛い童女がヒロイン夏美の幻影として、

時々登場しました。その家に幸運を運び、守り神のような可愛い座敷童子を、

我が家にも一人下さいお月様。

良夜

2007年09月26日 | Weblog
ぽったりと落ちてきさうな良夜かな

宵の口には綺麗な満月がぽっかりと浮かんでいました。

今宵は各地でお月見が出来た事でしょう。

今現在は、雲の上となっています。

コスモス

2007年09月24日 | Weblog
揺れすぎるコスモス故に寂しかり

 秋に入ると、コスモスや彼岸花、水引草や女郎花、紫苑や吾亦紅

などの秋を彩る野の花が可憐です。

青く澄んだ高い空、爽やかな秋の風にコスモスが揺れている・・・・

人々はあの長かった厳しい暑さの疲れから、きっと癒されるだろう。

けれど、人生の悲哀や憂鬱の最中にあるならば、あるいは、

老境に身を置けば、この句のニュアンスは多分伝わることでしょう。

写真はパソコン指導のS先生から、送られて来たものです。

朝未だき

2007年09月24日 | Weblog
朝未だき吾を起こせり秋鴉

 早朝、6時前に鴉の鳴き声がしだしたので、

カーテンを開けて見ると、雲の厚そうな空の電線に

鴉が3羽いて代わりばんこに鳴いている。

「不条理」な人間の寿命を想い、この3日間の

友人ご一家のことを考えていた。

そして昨夜から重い一夜が明けたのだなと、鴉の第一声に想った。

今日の葬儀には娘が会社の人達と参列することになっている。


笑みの君

2007年09月23日 | Weblog
白菊の香に包まれし笑みの君



ご近所のご主人が65歳で急死され、お通夜に行ってきました。

何時も「いいがな、いいがな」とにこにこ笑顔の方でした。

「人生で一番幸せなことは、お母さんと結婚できた事ことだ」と

子供さんに言われていたとか。本当にお似合いの素敵なカップルでした。

65年の稔り豊かな素晴しい生涯を過ごされたのです。


ある時、お宅へ用事で伺ったときも、家の奥のお嬢さんを呼ばれる時に、

とても優しく「ヒナチャン」と声をかけられ、その声で私まで仄々して

印象的だったことが忘れられません。エピソードはいろいろありますが、

兎に角、これからもずっとずっと仲良くしていきたいお宅です。

秋燈

2007年09月21日 | Weblog
点眼の音無き音や秋灯下

 最近また、置き薬の点眼液(目薬)を就寝前に一滴落して眠る癖がついた。

眼に良いことをしているつもりなのである。

お陰で眼がすっきりしてきた感じがする。

パソコンを始めし妹秋燈下

 三歳年下の妹が家に折角パソコンがあるのに、自分も使えるように

なりたいと言って、NHKのパソコン講座などを利用して自習を

しているので、電話でちょこちょこ訊いて来る。

妹はミコちゃんより数倍頭の回転や記憶力が良いので、すぐに上達するだろう。

メールでお喋りしたりが今から楽しみである。

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