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09年 後半の 演奏会 オペラ ベストは・・

2009-12-19 | 音楽鑑賞 感想・指揮者と
 後半もオペラ、演奏会で良い出来にめぐり合いました・・演奏者、作曲家、時間、金、健康に 感謝 感謝です

 私の好きな、大野和士指揮が後半ベスト1です、ウェルテルと交響曲3番、火の鳥が感動
 演奏会ではヘルベルト・ブロムシュテット指揮,ワレリー・ゲルギエフ指揮・ズビン・メータ指揮 と、指揮者の才を感じさせた・自然体の・・強靭の・・

歌手では・ケイト・オールドリッチ、 ・ディミトラ・テオドッシュウ
    ・マリオ・マラニーニ ・大隅智佳子 ・市原多朗、・甲斐栄次郎

 オペラの部
①指揮:大野和士
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
11月1日マスネ1842-1912: 歌劇《ウェルテル》1886・1893パリ初演

ウェルテル:ジェイムズ・ヴァレンティ(テノール)James VALENTI
シャルロット:ケイト・オールドリッチ(メゾソプラノ)Kate ALDRICH
アルベール:リオネル・ロート(バリトン)Lionel LHOTE
大法官:アラン・ヴェルヌ(バス)Alain VERNHES
ソフィー:アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ)Anne-Catherine GILLET
シュミット:バンジャマン・ベルネーム(テノール)Benjamin BERNHEIM
ヨハン:ナビル・スリマン (バリトン)Nabil SULIMAN
児童合唱:東京少年少女合唱隊(児童合唱指揮:長谷川久

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①10月31日 アイーダ
指 揮:ジョルジョ・クローチ
演 出:マッシモ・ガスパロン
管弦楽:プラハ国立歌劇場管弦楽団 17時ー19時55分(20分休憩)
合唱団:プラハ国立歌劇場合唱団
バレエ:プラハ国立歌劇場バレエ団
アイーダ ・・・・ ディミトラ・テオドッシュウ
ラダメス ・・・・ マリオ・マラニーニ
アムネリス ・・・・ ヨラナ・フォガショヴァー

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②8月29日30日
シモン・ボッカネグラ・ 上江法明、アメーリア・大隅智佳子
29日 ガブリエーレ・市原多朗、パオロ・甲斐栄次郎

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②8月21日
細川俊夫(台本・作曲) :オペラ『班女』一幕(英語上演、字幕付)―三島由紀夫作ドナルド・キーン翻訳近代能楽集「班女」による
指揮 ヨハネス・デビュス
出演 ルカ・ヴェジェッティ(演出・衣裳プラン)、

半田美和子(花子/S)、
フレドリカ・ブリレンブルク(実子/M-s)、 小森輝彦(吉雄/Br)
演奏 東京シンフォニエッタ
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②ヴォツェック1922・1925初演  アルバン・ベルク/全3幕 新国立
・バイエルン州立歌劇場・共同制作【ドイツ語上演/字幕付】
【指 揮】ハルトムート・ヘンヒェン
【演 出】アンドレアス・クリーゲンブルク
【美 術】ハラルド・トアー
【衣 裳】アンドレア・シュラート
【照 明】シュテファン・ボリガー
【振 付】ツェンタ・ヘルテル
【企 画】若杉 弘【芸術監督代行】尾高忠明 【主 催】新国立劇場
キャスト
【ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【マリー】ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
【鼓手長】エンドリック・ヴォトリッヒ 【アンドレス】高野二郎
【大尉】フォルカー・フォーゲル 【医者】妻屋秀和

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③コンサート・オペラ ヘンデル「アリオダンテ」  
日時 2009年9月13日(日)15:00開演 -18:30(2回15分休憩)
会場 東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
主催 東京藝術大学演奏藝術センター 東京藝術大学音楽学部

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 演奏会の部

大野和士指揮
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団 来日公演
11月7日名古屋
①ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
①ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1911年版)
9日 初台
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
①サン=サーンス:交響曲3番

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①11月23日 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
曲目 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 

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①12月1日ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団
≪ショスタコーヴィチ SHOSTAKOVICH (1906-1975)≫
歌劇「鼻」より Several pieces from opera “THE NOSE”・・
①ピアノ協奏曲第1番 (ピアノ:デニス・マツーエフ) Piano Concerto No.1 in c minor op.35 (Piano: Denis Matsuev)
交響曲第10番 Symphony No.10 in e minor op.93

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9月19日 指揮・メーター ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
チェロ:タマシュ・ヴァルガ
ヴィオラ:クリスティアン・フローン
R.シュトラウス:交響詩「ドン・キホーテ」op.35
①R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」op.40

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②11月6日マルク・ミンコフスキ(Cond)、ルーヴル宮音楽隊
[曲目]
【ハイドン没後200年記念】
・ハイドン:ロンドン交響曲(ザロモン・セット)より
ハイドン没後200年記念】
・ハイドン:交響曲第101番 ニ長調 Hob I:101《時計》
・ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調 Hob I:103《太鼓連打》
・ハイドン:交響曲第104番 ニ長調 Hob I:104《ロンドン》

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②10月11日(日)13:30開場・14:00開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
ハイドン1732-1809:交響曲 第7番 ハ長調 Hob.I-7 <昼>・1761
ハイドン:ホルン協奏曲 第2番 ニ長調 Hob.VIId-4 ・1760-62/弟の作とも
     ホルン:ラデク・バボ・
メンデルスゾーン1809-1847:弦楽のための交響曲 第10番 ロ短調・1823
シューベルト1797-1828(ウェーベルン1883-1945・編曲1931):ドイツ舞曲
ドヴォルザーク1841-1904:チェコ組曲 作品39・1879

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10月25日 ジャパン・シンフォニア 
指揮・井上 喜惟(ひさよし)    
スメタナの歌劇「秘密」序曲  コダーイ:ガランタ舞曲
② ブラームス:交響曲第4番
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,13日春の祭典他 12日・メンデルスゾーン 4番他 洗足学園音大、クルト・マズア マスターコース

2009-12-14 | 洗足学園音楽大学
12日 洗足学園・前田ホール 自由席1列-中央席・1,000円・安い

 各楽章を指揮指導された、若き指揮者が・・5名の指揮者達が、今後10年先を見据えて、どの様に成長していくのであろうか・・指揮は自ら音を出すわけでなく、楽譜から作曲者の深い心理、想いを、音楽創造に反映、オケを通して音の表現者として・・
 世界に羽ばたく大野、小澤に続く指揮者は・・夢は大きく、希望ありですね

 イタリアの1,4楽章の音楽の流れ、推進力が素晴らしいです・・陽光を浴び、胸いっぱい深呼吸し輝かしい景色が浮かぶ様な・・活き活きした旋律美が素晴らしい・・二管編成で奏者が巧いです・・金管のブラス力と弦群の弾きこみも良いですね・・

クルト・マズア マスタークラス特別演奏会
洗足学園創立85周年記念事業
洗足学園音楽大学レパートリーオーケストラ
クルト・マズア マスターコース
http://www.senzoku.ac.jp
メンデルスゾーン生誕200年記念
F.メンデルスゾーン/劇音楽「夏の夜の夢」op.61より

序 曲・・田尻 真高(東京藝術大学卒業)
 最初でオケ奏者の緊張感があり、酷でした  音楽の流れ後半は弦、木管も良く歌ってました・・
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スケルツォ・・伊藤 翔(桐朋学園大学卒業)
 オケの調子が上がってきて・・リズム感が良いのでは
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夜想曲・・金井 俊文(洗足学園大学音楽大学院2年)
 ゆったりしたテンポ、旋律感が良いのでは・・この曲1度の指揮で、後半も指揮振りを聴いて見たいと思いました 

1984年群馬県出身。白鴎大学足利高校音楽科ピアノ専攻卒業。
17才より浅野高瑛氏の薦めでファゴットを始める。2007年桐朋学園大学ファゴット専攻卒業。
ファゴットを浅野高瑛氏、指揮法を山本七雄、瀬越憲の両氏、ピアノを玉置善己、小和田佳苗の両氏に師事。
また、桐朋学園にて自ら結成した、パレットフィルハーモニー管弦楽団、ボヘミアンフィルハーモニー管弦楽団、チャイコフスキー祝祭管弦楽団の各演奏会を指揮した。
現在、ファゴットを浅野高瑛氏、指揮を秋山和慶、飯守泰次郎の両氏に学ぶ。
室内オーケストラ「Ensemble Musizieren」指揮者、木管5重奏「Ensemble AB=O」メンバー。洗足学園音楽大学専攻科在学中。
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結婚行進曲・・宮野谷義傑(東京音楽大学大学院2年)
 良く耳にする、曲で音楽の明るさ音量感で進めて良く・・好感もてます
 私は2歳の時に交通事故に遭い、車いす生活になりました。両親も私も辛いこと、苦しいことをたくさん経験してきましたが、同時に、障害があったからこそたくさんの美しいものに気づくことができたし、多くの温かい人の心に出会えたのだと思っています。当日は、そんなお話を交えながら、お子さまから大人までご家族そろってクラシックからアニメソングまで、弦楽による生演奏を楽しんでいただければと思っています。
PROFILE:
みやのや・よしひで。1975年3月11日ニューヨーク生まれ。帰国後すぐ、2歳の時、交通事故に遭い、脊髄損傷となる。高校時代に指揮者を志すことを決意し、独学で指揮を勉強する。現在、MFL管弦楽団常任指揮者、ざま弦楽アンサンブル常任指揮者。

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F.メンデルスゾーン/交響曲 第4番 イ長調 op.90「イタリア」

第1楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ・・指揮・道端大輝(東京藝術大学卒業)
道端大輝☆
1981年島根県益田市生まれ。東京学芸大学大学院修士課程(音楽教育)を修了後、東京芸術大学音楽学部指揮科に入学。現在、同大学に在学中。
これまでに指揮を小林研一郎、松尾葉子、三河正典、山本訓久の各氏に師事。
2005年「ロームミュージックファンデーション 音楽セミナー〈指揮者クラス〉」、2006/2007年「アフィニス夏の音楽祭」に参加。指揮を小澤征爾、湯浅勇治、下野竜也の各氏に指導を受けた。その他これまでに指揮マスタークラス等にて尾高忠明、広上淳一、J.ナジの各氏にも指導を受けている。
オペラ作品としてはこれまでに、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》及び《コジ・ファン・トゥッテ》、ドニゼッティ《愛の妙薬》、ヴェルディ《椿姫》、プッチーニ《ラ・ボエーム》を指揮している。
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第2楽章アレグロ・コン・モルト・・指揮・宮野谷義傑(東京音楽大学大学院2年)
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第3楽章コン・モート・モデラート・・指揮・田尻 真高(東京藝術大学卒業)
田尻 真高(たじり しんすけ)
1984年 岐阜県高山市に生まれる。
東京音楽大学付属高等学校ピアノ科卒業。高校在学中より群馬ジュニアオーケストラ定期公演、国際フェスティバルなどの指揮台に立つ。
2003年 愛知県知立市で開催された「第一回愛知国際音楽祭in知立」での指揮法セミナーでは成績優秀者に選ばれ、東京芸術劇場における世田谷交響楽団第34回演奏会でムソルグスキーの「展覧会の絵」を指揮する。
2004 年 東京藝術大学音楽学部指揮科に入学。学内において、藝術祭、自主企画演奏会、新曲初演、ミュージカルなどを指揮。
2006および2007年 石川県金沢市において石川フィルハーモニー交響楽団、石川県合唱協会によるベートーベンの「第九交響曲」を指揮。
東京国際フォーラム、「のだめカンタービレ杯」音楽コンクール オーケストラ部門に有志オーケストラ「たじオケ。」で参加、最優秀賞を受賞。指揮者として審査員特別賞も合わせて受賞した。
2007 年 東京国際フォーラムで行われた、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭およびハルモニア・イヤーエンドコンサートに「たじオケ。」で出演、好評を博す。
林英哲アコースティックコンサート(桑名市民会館)において、和太鼓協奏曲「飛天遊」を指揮。
福岡女学院クリスマスコンサート「第25回 メサイア」を指揮。
2008年3月群馬ジュニアオーケストラヨーロッパツアーに同行、スメタナホール(プラハ)でベートーヴェン「第9交響曲」終楽章他を指揮。
東京藝術大学において2007年度の安宅賞を受賞。
 指揮を 小林研一郎氏、山田和樹氏に師事。
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第4楽章プレスト・・伊藤 翔(桐朋学園大学卒業)
伊藤 翔 Shou Itoh
8歳より母親の手ほどきでピアノを始める。まもなく指揮を志し、ヴァイオリンと作曲を学び、桐朋高等学校音楽科(作曲専攻)入学。在学中に指揮法を学び、2001年推薦により桐朋学園大学(指揮専攻)入学。現在第3学年に在籍中。
 高校在学中より学生オーケストラによる学内外での指揮活動を始め、2001年春にはクラクフ国立管弦楽団(ポーランド)の東京公演 においてベートーヴェン交響曲第1番を指揮。2001年マゼール国際指揮者コンクールにおいて最年少出場者として、セミ・ファイナルに出場、2003 年ローム音楽セミナー指揮部門(指導:小澤征爾氏他)を受講。
 ピアノでは 2000年第16回日本教育連盟ピアノ・オーディション入賞をはじめ、いくつかのコンクールにおいて上位入賞を果たす。また、ピアノソロ及びコンチ ェルトのソリストとしていくつかの演奏会に出演するほか、多くの学内外のコンサート、コンクールにおいてピアノ伴奏を担当している。
 これまでに、 ピアノをイエルク・デムス、アンドレ・S・サボア、斉木隆、藤井一興、ヴァイオリンを小島秀夫、篠崎功子、作曲を三瀬和朗、指揮を黒岩英臣、秋山和慶、 上杉隆治、高階正光、湯浅勇治の各氏に師事。

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F.メンデルスゾーン/序曲「ルイ・ブラス」op.95・・
指揮・クルト・マズーア・・何十年前、サントリーホールでしかも最前列指揮台の前で聞きました・・大きな人で、音楽の狩人の印象が・・大分老けましたが、当時と変らず、指先から・・素晴らしい音色に変貌させてました、弦の厚みが増してる・・流石がと想います・・来日でN響第九を指揮しますね。
 私はTV放映で我慢します・・・
25日ノミ チケットがありそうです?・・
12月25日 | 金 | 開演 7:00 PM NHKホールベートーヴェン「第9」演奏会
本公演はNHK厚生文化事業団主催のチャリティーコンサートです
ベートーヴェン / 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」
指揮|クルト・マズア
ソプラノ|安藤赴美子 アルト|手嶋眞佐子
テノール|福井 敬 バリトン|福島明也
合唱|国立音楽大学、東京少年少女合唱隊

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13日
 連続で聴きに、今日も最前列中央で・・素晴らしい出来です・・春の祭典・・熱い 熱い 熱い 演奏ですね・・4年生が主とか、特に木管のブラス力が素晴らしいですね、あと私の好きなティンパニの二人が切れ味鋭いです、迷い無く叩いてました・・全体の合奏、大音量でも、音の同一性ホモゲニが出来ていて、音波動に濁りが無いです・・弦から木管 木管から弦と次々に旋律が変化し、音楽の景色が変る、その受け渡しが完璧でチェロ、からヴィオラから管へとか、・・ 感動 感動

 春の祭典は過去にブーレーズ指揮で聴いてますが・・
学生さんの演奏は一生懸命さが、より心に感じるものがあるのでしょう

 ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲
ヴァイオリン:那須亜紀子 ヴィオラ:小泉理子・・たえず、アイコン、音を聴、演奏してます・・二つの楽器の対話・・音楽から姉妹、友がお喋りして、楽しんでいるかの様で・・

13日 クラシック・オーケストラ
管弦楽団第59回定期演奏会
指揮・秋山和慶
洗足学園音楽大学管弦楽団
W.A.モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K 364
第1楽章アレグロ・マエストーソ
第2楽章アンダンテ
第3楽章プレスト
ヴァイオリン:那須亜紀子 ヴィオラ:小泉理子
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I.F.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
第1部 大地礼賛
第2部 生贄の踊り
父フョードルはペテルブルク・マリインスキー劇場のバス歌手で、家には図書館並みの20万冊もの蔵書を持っていた。イーゴリは法律を学ぶために大学に入った。しかし在学中に作曲家となる意思を固める。
 1902年 - 1908年(20歳-26歳)- リムスキー=コルサコフに作曲法と管弦楽法を学ぶ(大学で知り合った彼の息子の仲介による)。
1906年(24歳)- 従妹エカチェリーナ・ノセンコと結婚。翌年息子テオドール、翌々年娘リュドミラを授かる。
1908年(26歳)- 自作曲『幻想的スケルツォ』と『花火』が初演され、ロシア・バレエ団の主宰者セルゲイ・ディアギレフに認められる。『花火』はもともとリムスキー=コルサコフの娘の結婚祝いに書いたものであった。
1910年(28歳)- ロシア・バレエ団のための第1作『火の鳥』がパリのオペラ座で初演し、大成功を収める。
1911年(29歳)- 第2作『ペトルーシュカ』が委嘱され、これも成功を収める。
1913年(31歳)- 第3作『春の祭典』がパリで初演され、楽壇をセンセーショナルな賛否両論の渦に巻き込む。これら3作によってストラヴィンスキーは若手の革命児として名を刻まれる事になった

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「イタリア」
1833年5月13日、ロンドンにおいてメンデルスゾーン自身の指揮によって初演された。
楽器編成
フルート 2、オーボエ 2、クラリネット 2、ファゴット 2、ホルン 2、トランペット 2、ティンパニ、弦五部。
楽曲構成
第1楽章
Allegro vivace イ長調 6/8拍子 ソナタ形式。
ヴァイオリンの生き生きとした第1主題によって開始される。第2主題は木管に出るやや落ち着いた表情のもの。展開部では新たなリズムが示され、これに第1主題の動機が対位法的に絡む。コーダではヴァイオリンとフルートが新たな旋律を示し、展開部のリズムと第1主題の動機が組み合わされる。楽章全体を通じて沸き立つような躍動感が印象的である。
第2楽章
Andante con moto ニ短調 4/4拍子 自由な三部形式。
呼びかけるような音型につづいて、素朴で愁いを帯びた旋律が木管に示される。弦が特徴的なリズムを刻む。中間部はニ長調。
第3楽章 [
Con moto moderato イ長調 3/4拍子 三部形式。
穏やかな曲調でメヌエットに近い。中間部はホルンの信号で始まり、ヴァイオリンとフルートが上行形の律動的な音型を奏する。
第4楽章
Saltarello; Presto イ短調 4/4拍子。
サルタレロはローマ付近の民衆に流行した舞曲。途中でなめらかな音型がタランテラのリズムに乗って現れる。曲は終始熱狂的にすすむ。
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映画「のだめカンタービレ 最終楽章」 世界的音楽家、サポート(産経新聞) - goo ニュースたとえば、千秋が指揮をするチャイコフスキーの序曲「1812年」の背景には、チャイコフスキーの祖国、ロシアとナポレオン率いるフランスとの戦争がある。「出だしは攻撃がやんでつかの間のイメージなので、明るく大きく振るものではないですよ」とアドバイスをしたら、玉木の振り方が変わったという。飯森は「楽譜に記されたフォルテ、ピアノ、メゾピアノなどの記号だけでは曲にはできない。イメージを持っていないと指揮者は絶対に振れないんです」と力を込める。

2日8日  トスカ   二度目・新国立

2009-12-10 | 新国立オペラ・・
12月8日         5公演・3回目11,13日 4FL8-5・7,350円・安い
 
 初日より、歌手の調子が良かった様です・・音楽の流れ、歌唱も良く、オケの陰陽ある弦の響きが特に良かったです・・

1幕終幕のテ・デウム
 合唱と・・・スカルピアの肉・色欲、トスカを貶める・・敬虔な場とスカルピアの邪悪な心・・対比感を見事に音楽で奏で、壮大に発展していく・・シビレます・・
2幕 スカルピアとトスカの対立・・トスカのアリア・・
3幕 カヴァラドッシのアリア「星は光りぬ」・・初日より数段調子が上がった、高音声域も良く伸びて・・聴き応え十分です・・トスカとの二重唱へ・・

テ・デウム
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 テ・デウム(Te Deum)はキリスト教カトリック教会の聖歌の一つ。テクストの冒頭の一文“Te deum laudamus”(われら神であるあなたを讃えん)からこの名称で呼ばれる。

曲種としてはイムヌス(賛歌)に分類される。聖アンブロジウスにより愛弟子の一人に洗礼を授ける際に即興で作られたとされ、アンブロジウス聖歌からグレゴリオ聖歌に採り入れられた。聖務日課の「朝課」(真夜中の祈り)の最後に歌われる事が多い。
1幕
一方、アンジェロッティを追ってきて教会を捜索していた警視総監スカルピアは、そこでローマの歌姫トスカを見つけます。彼は、トスカが恋人カヴァラドッシの家に行くようにうまく仕向けて、その後を手下に尾行させることにしました。
 このときスカルピアには、王制側の軍が共和制を掲げるナポレオン軍を破ったという知らせが入っていました。
2幕
ちょうどそのときです。王制側の軍が勝ったというのは間違いで、ナポレオン軍が勝利したという一報が入ります。王制による恐怖政治はこれでおしまいだと喜ぶカヴァラドッシを、怒ったスカルピアは死刑にすることとしました。
 トスカは彼の命を助けてほしいとスカルピアに頼みます。スカルピアはトスカが体を自分に捧げるなら助けてやると約束します。そして、スカルピアが彼女の体に手を触れようとした瞬間、トスカはそこにあったナイフでスカルピアを刺し殺してしまいました

 アリアの宝庫 
 このオペラには、第1幕にカヴァラドッシのアリア「妙なる調和」
第2幕にトスカのアリア「歌に生き、愛に生き」、
第3幕にカヴァラドッシのアリア「星は光りぬ」
 【2】 悪役スカルピアの最期
 ヒーローとヒロインにはとっておきのアリアが用意されていて、それでは悪役スカルピアには?……スカルピアは第2幕で大活躍をします。これぞ悪役と言わんばかりの言動は、第2幕の最後でトスカにナイフで刺されて殺されるまでエスカレートしていきます。

新国立HP
                      3F/2-1・7,350円・妥当な額
 5公演、初日で・・歌手の調子が六合目??まだ練れてない感じが・・
テノール、ソプラノとも私の好みの声質で無く??・・8日に今一度聴きに行きます・・はたして・・4公演がありますので、今後の変化に期待を・・演出、装置は前回と同じですね・・

2009年12月11,13日(日)
[演出]アントネッロ・マダウ=ディアツ
[指揮]フレデリック・シャスラン
[独唱]トスカ・イアーノ・タマー(S)/カヴァラドッシ・カルロ・ヴェントレ(T)/
スカルピア・ジョン・ルンドグレン(Br)/他

・[演奏]東京フィルハーモニー交響楽団 [合唱]新国立劇場合唱団

政情不安に揺れるローマを舞台に、情熱的な歌姫トスカと若き画家カヴァラドッシの悲恋を、甘美かつ劇的な音楽で描いたプッチーニのオペラ『トスカ』。2000年9月初演の新国立劇場の人気レパートリーが6年ぶり4度目の再演。美しく重厚な舞台装置を活かし、正統派イタリア・オペラの真髄を描くアントネッロ・マダウ=ディアツの演出は、初演から9年の時を経ても全く色褪せない。『トスカ』は「歌に生き、恋に生き」「妙なる調和」「星は光りぬ」など名アリアが満載と歌手の見せ場が特に多いが、今回はトスカ役のイアーノ・タマー、カヴァラドッシ役のカルロ・ヴェントレなど主要歌手陣が新国立劇場初登場。指揮のフレデリック・シャスランも新国初登場と新たなアーティストの顔ぶれにも注目だ。

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 お勧めです・・指揮者マズアが・・・
12日 洗足学園・前田ホール
クルト・マズア マスタークラス特別演奏会

洗足学園創立85周年記念事業.
指揮 クルト・マズア

洗足学園音楽大学レパートリーオーケストラ
クルト・マズア マスターコース
http://www.senzoku.ac.jp
メンデルスゾーン生誕200年記念
F.メンデルスゾーン/劇音楽「夏の夜の夢」op.61より
序曲
スケルツォ 夜想曲 結婚行進曲
F.メンデルスゾーン/交響曲 第4番 イ長調 op.90「イタリア」
第1楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ
第2楽章アレグロ・コン・モルト
第3楽章コン・モート・モデラート
第4楽章プレスト
F.メンデルスゾーン/序曲「ルイ・ブラス」op.95
洗足学園音楽大学 演奏部
TEL 044-856-2981FAX 044-856-2977平日10:00~17:00.
前田ホール
■有料  開場:18:00開演:18:30
一般 :1000円  ルフラン会員 :無料
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「同じ小沢だから」征爾さん、一郎氏に抗議(読売新聞) - goo ニュース小沢征爾さんは会談後、「同じ『小沢』だからあてにしている」と記者団に述べる一方、「(補助金の受け皿の)財団、国立劇場には音楽が分からない役人がいっぱいいる。それこそ無駄だ」と怒りをぶちまけた。
一個人との契約紛争は合唱団・新国立

3日 指揮 : アダム・フィッシャー ・ハイドン・フィルハーモニー :交響曲第101番 他 

2009-12-06 | 外来 演奏会・指揮者
3日              サントリーホール P・6-11・5,000円・安い

 パパ・ハイドン1732-1809は、二人の作曲家への影響力を感じさせます、この出会いも必然ですね・・その時の出会いが、今後の人生に大きく左右される・・

モーツァルト1756年1月27日 - 1791年12月5日
1785年 - (29歳)弦楽四重奏曲集をハイドンに献呈(「ハイドン・セット」)。
1786年 - (30歳) オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。
1787年 - 父・レオポルト死去。オペラ『ドン・ジョヴァンニ K.527』初演。
1788年 - (32歳) “3大交響曲”を作曲。
ベートーヴェン1770年12月16日 - 1827年3月26日
・交響曲第1番ハ長調作品21は、1800年に完成させた自身1曲目の交響曲
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 初見の指揮者、オケでしたが楽しめました、最近生聴きで101,104番は聴いてますが、バロック奏法、モダン奏法の違いもありますが、音楽の明るさ、洒落っ氣・・遊び心を感じさせる・・
 小林響(Vn)・・この方も初めて聴きました・・音色、高音が綺麗ですね、この音色は初めて耳に、心深く響きがのこりますね・・リサイタルで聴いてみたいですね

アダム・フィッシャー指揮
オーストリア・ハンガリー ハイドン・フィルハーモニー
曲目 ハイドン1732-1809
:交響曲第101番 ニ長調 Hob.I-101 「時計」・1794
シュミーディンガー:ハイドンに関するメタモルフォーゼ ハイドンへのオマージュ
小林響(Vn)、
楽器内側に張られたラベルにはストラディヴァリ本人の手書きで「d'anni 92 (92歳の作品)」とイタリア語で書かれている珍しい楽器です。透明な黄褐色のニスが楽器のほぼ全体に綺麗に残っており、楽器の保存状態も音色も格段に優れています。1874年以降、英国の収集家ムンツが所有していたため「ムンツ」と呼ばれています。1737年に死去したストラディヴァリが、最晩年に製作した楽器の1つとして知られている名器です。1726製

ムンツ
:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe-1 1796・ハンス・ガンシュ(Trp)
、:交響曲第104番 ニ長調 Hob.I-104 「ロンドン」・1795
音源104番
アンコール
Joy Webb :share my yoke
ハイドン :歌劇「報われた誠意」序曲
ハイドン :交響曲第45番 第4楽章「アダージョ」・・照明が暗くなり、一人、二人と退席して・・指揮者も退場・・余韻を楽しみ・・音楽は素敵だぁ・・
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ハンス・ガンシュ(Hans Gansch、1953年4月13日 - )は、オーストリア生まれのトランペット奏者。ニーダー・エースターライヒ州キルンベルクに生まれる。ブルックナー音楽院から1974年、リンツ・ブルックナー管弦楽団の首席トランペット奏者となる。1976年まで務めた...
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ハンス・ガンシュ[トランペット]
ハンス・ガンシュ. ハンス・ガンシュ [トランペット/オーストリア] 艶やかで力強い音色から、こまやかで繊細な表現まで... 抜きんでるパワーで"ウィーン・フィルにガンシュあり"とその名を轟かせ、退団後も幅広い...
http://www.proarte.co.jp/artists2007-16.html
Hans Gansch
ハンス・ガンシュ Hans Gansch. 1953年. オースリアのKirnbergに生まれる ... 1976年〜1982年. Austrian Radio Symphony Orchestra首席トランペット奏者.
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 NHKBSで・・・
2009年 11月30日 (月)  01:00~04:00 エステルハージ宮殿の
「天地創造」   ( ハイドン ) 映像
ハイドン没後200年を記念して行われる演奏会・オラトリオ「天地創造」を 国際共同制作により収録し、放送する。
交響曲の父・フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)は 「交響曲の父」とも呼ばれるオーストリアの作曲家で、 2009年は没後200年のアニバーサリー・イヤーである。 世界各地で記念の年を彩るさまざまな演奏会が企画されているが、 ゆかりの地・ウィーン近郊のアイゼンシュタット開催される「天地創造」の演奏会は その白眉として注目を集めている。
オラトリオ「天地創造」は、同「四季」とならぶハイドンの代表作。 旧約聖書創世記および「失楽園」(ミルトン) を元に書かれ、第1部で天地創造の最初の4日間、 第2部では第5日、第6日、そして第3部では楽園における人間の男女、 アダムとエヴァの姿が描かれている。
 アダム・フィッシャーは1949年ブダペスト生まれのハンガリーの指揮者。 オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニーの創設者としてよく知られており、 ハイドンの作品を情熱的に取り上げ続けている。 バリトンのトーマス・クヴァストホフは薬禍によるハンディキャップを持ちながら 精力的な活動を行っており、特に宗教音楽の演奏で優れた歌唱を聴かせている。
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 3部アダムとエヴァの姿が描かれている・・
の二重唱と合唱が素晴らしく良かった・・
ソプラノ : アネッテ・ダッシュ ・・
バリトン : トーマス・クヴァスホトフ ・・
テノール : クリストフ・シュトレール
管弦楽 : オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー
指 揮 : アダム・フィッシャー

[ 収録: 2009年6月1日, エステルハージ宮殿
(アイゼンシュタット、オーストリア) ]
- 共同制作: EuroArts Music International / NHK -
アダム・フィッシャー 追っかけ フアンの方

12月1日・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団

2009-12-01 | ・メータ ・ゲルギエフ ・飯守
12月1日(火)      2F・RA4-19・10,000円・安い・・チェコフィルの時とほぼ同じ席で・・オケの音色の違いも、楽しんで・・

濃い内容の一夜でした、19時ー21時30分(20分休憩)とは、疲れましたが、嬉しい曲目変更が・・ピアノ1番が・・

3曲とも充実な出来ですね、躁鬱感の音楽創造と想いますが・・a、b、c、の旋律が浮かんだとして・・其れを必要以上に追いかけ、変化させ、何処までも執着し?・・音楽を拡げて行く感じが・・ここまで、徹底すれが此れは芸術と云うのでしょう・・
 オケの演奏は、弦の弾きこみが鋭いし、大きな放物線を描く弦の響きが好みです
ね木管、パーカッションも巧いです、ファゴットから弦へとの対話、フルートから弦へとか・・実に多彩さ楽器の使い方がありますね・・
 ピアノ1番でトランペットとピアノ二重奏プラス弦群の感じで・・面白い

全ての演奏に迷いが無い、確信・信念の演奏と言うのでしょうか・・ゲルギエフの力ですか・・

ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団

≪ショスタコーヴィチ SHOSTAKOVICH (1906-1975)≫
歌劇「鼻」より Several pieces from opera “THE NOSE”・・打楽器のみで、ジャズですね・・
交響曲第1番 Symphony No.1 in f minor op.10
       (歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」より )

ピアノ協奏曲第1番 (ピアノ:デニス・マツーエフ) Piano Concerto No.1 in c minor op.35 (Piano: Denis Matsuev)
交響曲第10番 Symphony No.10 in e minor op.93
第3楽章
Allegretto 3/4拍子 三部形式
主に次の3つの主題からなる。1つ目は冒頭に現れる不気味さの漂う主楽想。この楽想にはDSCH音型が潜んでいる。2つ目はDの連呼で始まる副楽想。この楽想では主楽想より更にはっきりとDSCH音型が現れている。3つ目はホルンで奏でられるミラミレラ(EAEDA)という楽句である。この楽句はマーラーの『大地の歌』の冒頭を模したもので、『大地の歌』へのオマージュとされる。また、ショスタコーヴィチが密かに心を寄せてきたモスクワ音楽院の教え子のエルミーラ・ナジーロヴァのイニシャルでもある[誰?]。第3楽章の終わり方(496小節)はDSCH音型そのもの。
第4楽章
Andante - Allegro 6/8 - 2/4拍子
序奏のアンダンテでは低弦が陰鬱なつぶやきを歌い、それはオーボエ、フルート、ファゴットと木管に引き継がれる。67小節からアレグロに入り一転して曲調は力強く明るくなる。一旦第2楽章の部分が再現され、トゥッティ全奏の最強奏でD, S(Es), C, Hが鳴り響きタムタムが強打する。(385小節)、最後はホルン(603小節)、トロンボーン(612小節)、ティンパニ(641小節と654小節)がDSCH音型を輝かしく強奏する。

 デニス・マツーエフ Denis Matsuev (ピアノ/Piano)
1975年、バイカル湖沿岸の都市イルクーツクに生まれる。4歳から素晴らしい音楽の才能を表わす。音楽教育は、イルクーツクの芸術学校に始まり、その後モスクワ音楽院出身のセメンツォワ女史の下、イルクーツク音楽学校に学ぶ。
1991年、モスクワ音楽院附属中央音楽学校の9年生に転入し、ピャセツキーのクラスで学ぶ。積極的なコンサート活動と学問を両立させながら、ロシア各都市、諸外国で演奏する。音楽学校に在学中ながら、南アフリカ共和国のローデンポート国際音楽コンクールでグランプリを獲得。
1994年、モスクワ音楽院に入学し、人民芸術家ナセドキン、その後、同じく人民芸術家のドレンスキーの下で学ぶ。マツーエフの名前は、エリツィン大統領によりゴールデン・ブック「New Names」に加えられ、40カ国以上で演奏活動を行い、大成功を収める。
1998年、第11回チャイコフスキー国際コンクール優勝。それ以降も世界各地の音楽祭や様々な芸術祭に招かれ、めざましい活躍をしている。コンサートも年間120回以上こなし、ロシアではテレビ、ラジオへの出演や雑誌の表紙を飾るなど最もマスコミに取り上げている音楽家となった。非常に広いジャンルを演奏し、その事からも個性豊かな技術性を備えていることが伺える。同時にソロ演奏、オーケストラとの共演、室内楽演奏まで行う。また、ソロ・リサイタルでは自作のジャズをしばしば披露する。BMGよりCDも数枚ワールド・ワイドでリリースしている。