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4日 ・ローエングリン・フォークト ・テルラムント・ゲルト・グロホフスキー ・新国立

2012-06-06 | 新国立オペラ・・
6公演の2回目                      4F3-21・8,400円
【ローエングリン】 

人を得ると、素晴らしい公演になる、見本ですね、後4公演が此れから観に行かれる方はお楽しみに・・・

クラウス・フロリアン・フォークト・・歌唱が圧倒的で強靭な高音と滑らか弱音が美しい、立ち姿も、素晴らしい
昨年のバイエルン国立歌劇場での読み替え演出と違って、歌唱へ集中して聴けました2幕での対峙する、フリードリヒ・フォン・テルラムント・ゲルト・グロホフスキーとの対立が明と闇、善と悪・・

騎士に巡り会えば・・10人中10人女性は落ちる・・笑い・・
一瞬の出会いには素性、名前・・不要ですね・・魂のふれあい・・此れを愛と
求めすぎてもいけない・・与えすぎてもいけない・・ただ、魂のふれあいが・・

総じて歌手が良いのですが、序曲から1幕では弦と木管と合唱とバランス感覚が悪く??2回目と座付オケで無い欠点が?、オケに関しては初めて演奏する方々が多い?・・オケ・・歌手・・合唱と・・点が、線音楽ラインにならず・・音楽が流れない
1幕で後方で照明色が刻々と変わり変化して・・視線が疲れてこれも原因かな?・・

そんな中、2幕で全ての音が共振性が高まり、舞台に惹き込まれました、歌手陣も2幕へ備えた感じかな・・終幕の騎士・・この歌唱には泣かされました・・
 今一度観たいのですが・・時間も体力も○も・・

プロフィール
【指揮】ペーター・シュナイダー
Conductor : Peter Schneider
ウィーン生まれ。8 歳からウィーン少年合唱団員として世界各地で公演。ザルツブルクとハイデルベルクでコレペティートルやカペルマイスターとして経験を積んだ後、ライン・ドイツ・オペラの専属指揮者となり、在任10年間でほぼ全てのオペラレパートリーを習得。1987年よりブレーメンの音楽総監督。81年の『さまよえるオランダ人』以降、定期的にバイロイト音楽祭で指揮。特にショルティの代役として振った『ニーベルングの指環(全4作品)』で世界的な注目を集めた。85年マンハイム州立劇場オペラ兼音楽総監督。1993/1994シーズンよりバイエルン州立歌劇場ならびに州立管弦楽団の首席指揮者を務め、現在も首席客演指揮者を務める。95年に『魔笛』でメトロポリタン歌劇場に初登場。現在もウィーン国立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場などに定期的に登場。最近では2009 年に東京フィルハーモニー交響楽団に客演。今後の主な予定として、11年にウィーン国立歌劇場で『さまよえるオランダ人』『サロメ』『ニーベルングの指環』、バイロイト音楽祭で『トリスタンとイゾルデ』、12年にもバイロイト音楽祭で『トリスタンとイゾルデ』などがある。新国立劇場には07年『ばらの騎士』以来の登場となる。


【演出】マティアス・フォン・シュテークマン
Production : Matthias von Stegmann
ミュンヘン生まれ。テレビや映画の翻訳、台本、演出家、俳優として活動を開始。1991年よりバイロイト音楽祭に参加、以来第一演出助手を務める。2002年英国ロイヤルオペラ『ヴォツェック』、04年『ニーベルングの指環』(共にK.ウォーナー演出)でも演出補として参加するなど、多くの演出家の信頼を得ている。03年メトロポリタン歌劇場『後宮からの逃走』では太守セリム役で出演。自ら音楽劇の執筆、演出も手掛けている。新国立劇場では開場記念公演『ローエングリン』でW.ワーグナーの演出助手を務めて以来、『アラベッラ』『魔笛』『サロメ』『ドン・ジョヴァンニ』『フィガロの結婚』『ニーベルングの指環』に参加。07年2月には『さまよえるオランダ人』で本格的オペラ演出デビューを果たし、08年は『魔弾の射手』演出を手がける。また、04年こどものためのオペラ劇場『ジークフリートの冒険』を台本・演出を担当、大絶賛を博しウィーン国立歌劇場特設劇場、チューリッヒ歌劇場でも上演された。2011/2012シーズンは07 年に手がけた『さまよえるオランダ人』も上演される。ヨーロッパ各地での近年の演出作品には、09年ハンガリー国立歌劇場『シチリア島の夕べの祈り』、10年ウラル・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』、ウィーン国立歌劇場『点子ちゃんとアントン』、11年グラーツ楽友協会『婚約手形』、ウィーン・クロスターノイブルク・オペラ・フェスティバル『フィガロの結婚』などがある。ワーグナー生誕200周年記念の2013年には、バイロイトでティーレマン指揮『リエンツィ』を演出する予定である。

【ハインリヒ国王】ギュンター・グロイスベック
Heinrich der Vogler : Günter Groissböck
オーストリアのヴァイトホーフェン生まれ。ウィーン音楽大学で声楽を学ぶ。ウィーン室内オペラで、ペリの『エウリディーチェ』プルートを歌ってオペラデビュー。2002/2003シーズンにウィーン国立歌劇場の専属歌手として、『フィデリオ』ドン・フェルナンドなどを歌う。その後、チューリッヒ歌劇場と契約して幅広いレパートリーを身につける。メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、パリ・オペラ座、ザルツブルク音楽祭、ウィーン祝祭週間などに登場。2011年にはバイロイト音楽祭にデビュー。『魔笛』ザラストロ、『皇帝ティトゥスの慈悲』プブリオ、『マクベス』バンクォー、『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ラインの黄金』ファーフナー、『ワルキューレ』フンディング、『ローエングリン』ハインリッヒ国王、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』夜警などのレパートリーを持つ。新国立劇場には09年『チェネレントラ』アリドーロで初登場。

【ローエングリン】クラウス・フロリアン・フォークト13年4月も楽しみです

Lohengrin : Klaus Florian Vogt
ドイツのハイデ生まれ。ホルンを学び、ハンブルク・フィルの第一ホルン奏者として活躍する傍らリューベック音楽大学で声楽を学び、1997/1998シーズンよりフレンスブルク歌劇場と、1998年よりザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパー・オペラ)と契約。2003年よりフリー。06年に『ローエングリン』タイトルロールでメトロポリタン歌劇場にデビュー。07年にバイロイト音楽祭に『ニュルンベルクのマイスタージンガー』シュトルツィングでデビュー(カタリーナ・ワーグナー演出)。08年にはウィーン国立歌劇場に初登場し、『さまよえるオランダ人』エリック、『ローエングリン』、『死の都』パウルを歌う。ほかにもミラノ・スカラ座、ハンブルク、ケルン、ブリュッセル、アムステルダム、ジュネーヴ、ミュンヘン、東京などで活躍。ワーグナーのほか、『魔笛』タミーノ、『フィデリオ』フロレスタン、『アラベッラ』マッテオ、『影のない女』皇帝、『ルサルカ』王子など幅広いレパートリーを持つ。今後も、11年にパリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ドレスデンとベルリンで『トスカ』カヴァラドッシのロールデビュー、12年にベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘンなど数年先まで引く手あまたである。新国立劇場には05年『ホフマン物語』以来、待望の再登場となる。

音楽ライター記事
【エルザ・フォン・ブラバント】リカルダ・メルベート
Elsa von Brabant : Ricarda Merbeth
ドイツのケムニッツ生まれ。ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽大学で学ぶ。ドイツ国内の劇場で経験を積んだ後、1999年よりウィーン国立歌劇場と契約、『フィデリオ』マルツェリーネで初登場。2000年バイロイト音楽祭に『ニーベルングの指環』フライア、ゲルヒルデ、ヘルムヴィーゲ、グートルーネでデビュー。その後も02年より『タンホイザー』エリーザベトで出演を重ねる。ほかにもバイエルン州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、パリ・オペラ座、トリノ、東京など世界各地で活躍。『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『ローエングリン』エルザ、『サロメ』タイトルロール、『影のない女』皇后、『イエヌーファ』タイトルロールなどのレパートリーを持つ。今後の予定としては、パリ・バスチーユ・オペラで『ナクソス島のアリアドネ』、ウィーン国立歌劇場、アムステルダムとマドリッドで『エレクトラ』、トリノで『フィデリオ』レオノーレなどがある。新国立劇場には06 年『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、07年『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』エリーザベトに出演している。

【フリードリヒ・フォン・テルラムント】ゲルト・グロホフスキー
Friedrich von Telramund : Gerd Grochowski
ドイツ出身。これまでにバイエルン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場、フランクフルト歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤルオペラ、モネ劇場、マドリッドのレアル劇場、ウィーン祝祭週間、エクサンプロヴァンス音楽祭など世界各地に出演。『フィデリオ』ドン・ピツァロ、『トスカ』スカルピア、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、『ローエングリン』テルラムント、『パルジファル』アンフォルタスとクリングゾール、『神々の黄昏』グンター、『エレクトラ』オレスト、『ナクソス島のアリアドネ』音楽教師、『ルル』シェーン博士と切り裂きジャック、『ピーター・グライムズ』バルスロードなど幅広いレパートリーを持つ。2010年末シャルル・デュトワ指揮、NHK交響楽団との共演でブリテンの戦争レクイエムに出演。11年の東京・春・音楽祭で『ローエングリン』テルラムントを歌う。新国立劇場初登場。

【オルトルート】スサネ・レースマーク
Ortrud : Susanne Resmark
スウェーデン出身。コペンハーゲンのデンマーク王立歌劇場のアンサンブルメンバー。ほかにもベルリン・ドイツ・オペラ、ハンブルク州立歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、ザルツブルク音楽祭などに出演。『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナ、『ドン・カルロ』エボリ公女、『仮面舞踏会』ウルリカ、『アイーダ』アムネリス、『ローエングリン』オルトルート、『ラインの黄金』と『ワルキューレ』フリッカ、『ジークフリート』エルダ、『タンホイザー』ヴェーヌス、『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネ、『ルサルカ』魔法使い、『影のない女』乳母、『サロメ』ヘロディアス、『エレクトラ』クリテムネストラなど幅広いレパートリーを持つ。近々ロッシーニ『オリー伯爵』ラゴンドでメトロポリタン歌劇場、2011年春にはミラノ・スカラ座にそれぞれデビュー予定。新国立劇場初登場。

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1 コメント

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ローエングリン (dezire)
2012-06-17 10:49:53
こんにちは。

私も、「ローエングリン」を鑑賞してきましたので、興味深く読ませていただきました。
この舞台を作り上げた人たちの詳しいプロフィールは大変参考になりました。ありがとうございます。
フォークトのローエングリンは素晴らしかったですね。声が甘く柔らかで包み込むような声量があり余裕をもって歌っていました。他の歌手も力があり、奏、合唱が一体となった充実した舞台で感動しました。

私も「ローエングリン」の鑑賞記を書いてみました。是非読んでみてください。
よろしかったらブログにご意見、ご感想などコメントなどお願い致します。

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