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26日 バッハ/ミサ曲 ロ短調・指揮・アーノンクール、アルノルト・シェーンベルク合唱団

2010-10-28 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
 ニコラウス・アーノンクール、アーノルト・シェーンベルク合唱団・・前回来日は京都・大阪へ追っかけしました、06年11月の追っかけ・・今回も名演奏が・・
                 サントリーホール2F・P4-33・9,000円・安い

バッハのミサ曲 ロ短調、演奏から、全細胞にジワリ、ジワリと染み入る音楽創造と想います・・
 時間がたつほど、音楽がしみこむ感じが・・歌手、合唱、オケと三位一体感が・・お互い主張しあい、溶けあい・・けして衒いをせず・・

 特に歌手が無理な声量はせず、語りべ的?な表現歌唱がジワリジワリと細胞の奥底に染み入る想いが・・合唱とオケの音楽が進むほど、体内の芯が・・温まる感じが・・

キリエ 
1、主よ 憐れんで ください 
2、キリストよ 憐れんで ください 
3、主よ 憐れんで ください 
グロリア
4、いと高きところでは 神に栄光がありますように
5、そして 地上では平和が
  善意の人々にありますように
6、私たちは あなたを 賛美します
  あなたに祈りを 捧げます
  あなたに栄光が ありますように

アニュス・デイ
 神の 子羊 世の 罪を 除きたもう 主よ われらを あわれみたまえ 
ドナ・ノビス・パーチェム
 われらに 平安を 与えたまえ

 (信仰とは 静かに 己を 観て)
 (NHKホールで聴いた方は、声量・音量不足を感じる方々もいたのでは?)
10月26日(火) ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
曲目 J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232解説
指揮 ニコラウス・アーノンクール
出演
ドロテア・レッシュマン(S)、
ベルナルダ・フィンク、  エリーザベト・フォン・マグヌス(M-s)、
ミヒャエル・シャーデ(T)、 フローリアン・ベッシュ(Br)
合唱 アーノルト・シェーンベルク合唱団(50名)・・
 日本人の方の名前が・・
  4年前、大阪で緒方さんにサインを戴きました・・
 今回のメンバーでは
   Alt ・Akiko Mozumi ・Michiko Ogata 06年も・Kanako Shimada・06年も
Bass ・Yasunori Okumura

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10月29日 30日・・・二日連続で聴きに・・楽しみです
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

曲目 ハイドン:オラトリオ『天地創造』 Hob.XXI:2
指揮 ニコラウス・アーノンクール
出演 ドロテア・レッシュマン(S)、ミヒャエル・シャーデ(T)、
フローリアン・ベッシュ(Br)
合唱 アーノルト・シェーンベルク合唱団
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NHKhi・・・放映予定
11月20日(土) 午後10時~午前2時
プレミアムシアター
◇N響コンサート 第1682回 定期公演
◇カラヤン&スカラ座のレクイエム(ヴェルディ)~ハイビジョン・リマスター版~

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11月27日(土) 午後10時~午前2時
プレミアムシアター
NHK音楽祭 (1) (2)
偉大なるドイツ3大B~バッハ、ベートーベン、ブラームス~
◇NHK音楽祭(1)
【演奏】
指揮:ニコラウス・アーノンクール
管弦楽:ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
合唱:アルノルト・シェーンベルク合唱団
【曲目】
ミサ曲 ロ短調(バッハ)収録:2010年10月24日NHKホール

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◇NHK音楽祭(2)
【演奏】
指揮:アンドレ・プレヴィン  管弦楽:NHK交響楽団
【曲目】
1.交響曲 第3番 ヘ長調
2.交響曲 第4番 ホ短調
(以上/ブラームス)
収録:2010年11月6日NHKホール

NHK HP
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 12月3日?とかに・・放映予定・NHK教育3・・
   びわ湖ホールの公演・・トリスタンとイゾルデ
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新国立HP
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バッハ:ミサ曲ロ短調CD
アーノンクール再録音盤が復活!初回生産限定念盤
 アーノンクール2度目のロ短調ミサ録音の再発売。1度目の録音は、コールス・ヴィエネンシスとウィーン少年合唱団を起用して1968年におこなわれており、今回の1986年盤とは、18年の時間的隔たりがあります。
 そのあいだにアーノンクールの解釈も変化し、ボーイソプラノによるソプラノ独唱を廃し、合唱も聖歌隊仕様の組み合わせから、幅広いレパートリーをこなす合唱団の起用へと遷移、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの演奏技術も長足の進歩を遂げ、演奏時間もトータルで2分ほど長くなっています。
 変化の要因は、アーノンクール自身のディテールへのこだわりが増したことと、それを表現できる演奏者が確保されたことにあり、結果として細部を大切にしながらも全体を見通す構築力を備えるという見事な演奏が完成したのではないかと思われます。
 なおこの再録音盤は数年前から世界的に入手困難な状況となっており、今回の国内盤での再発売は大いに歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
・J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232
 アンジェラ・マリア・ブラーシ(ソプラノ)
 デロレス・ジーグラー(アルト) ヤトヴィガ・ラッペ(アルト)
 クルト・エクヴィルツ(テノール)ロベルト・ホル(バス)
 アルノルト・シェーンベルク合唱団
 エルヴィン・オルトナー(合唱指揮)
 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
録音時期:1986年録音方式:デジタル(セッション)
曲目リスト
ディスク 1
1 Ⅰ.ミサ キリエ 主よ、憐れみたまえ
2 Ⅰ.ミサ キリエ キリストよ、憐れみたまえ
3 Ⅰ.ミサ キリエ 主よ、憐れみたまえ
4 Ⅰ.ミサ グローリア いと高きところに栄光、神にあれ
5 Ⅰ.ミサ グローリア われら汝を頌めまつる
6 Ⅰ.ミサ グローリア われら汝に感謝を捧げまつる
7 Ⅰ.ミサ グローリア 主なる神、天の王
8 Ⅰ.ミサ グローリア なんじ世の罪を除く者よ
9 Ⅰ.ミサ グローリア 父の右に坐したもう者よ
10 Ⅰ.ミサ グローリア そはひとり汝のみ聖
11 Ⅰ.ミサ グローリア 聖霊とともに

ディスク 2
1 ニケア信経 クレド われは信ず、一なる神
2 Ⅱ.ニケア信経 クレド 全能なる父
3 Ⅱ.ニケア信経 クレド しかして信ず、一なる主イエス・キリスト
4 Ⅱ.ニケア信経 クレド しかして肉体をとりて
5 Ⅱ.ニケア信経 クレド のみならずわれらのために十字架につけられ
6 Ⅱ.ニケア信経 クレド しかして三日目に甦えり
7 Ⅱ.ニケア信経 クレド しかして信ず、聖霊を
8 Ⅱ.ニケア信経 クレド われは言い表す、罪の赦しを得させる
9 Ⅱ.ニケア信経 クレド しかして待ち望む
10 Ⅲ.聖なるかな
11 Ⅳ.いと高きところにホサナ
12 祝福あれ、主の御名によりて来たる者に
13 神の小羊
14 われらに平安を与えたまえ

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1日 ファビオ・ルイジ指揮 ベートーヴェン 皇帝・交響曲第5番 ・ウィーン交響楽団 

2010-06-01 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
6月1日(火)  開演 19:00 サントリーホール        LA・5-4・6,000円・安い

 初台から駆けつけ20分前に到着・・良い演奏、音楽は疲れを感じさせない・・
河村尚子・・初めて聴きました、特に2楽章の、一音一音の粒が美しい・・ルイジ・オケのサポートが室内楽協奏曲で弦の響き、木管の歌と実に良い・・ブラ1の時にも感じたのですが、木管の音の同質性を重んじていて、音色の統一感が素晴らしいと感じましたが・・

 5番はホルンの歌、ティンパニの殴打・・木管から弦奏への合奏と・・目で追う楽器の受渡し、音色を楽しみました・・2曲とも積極的に聴く曲ではないのですが・・楽しめました

ファビオ・ルイジ指揮ウィーン交響楽団 
曲目 ベートーヴェン
:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73 「皇帝」
   河村尚子(Pf)ヤマハから
:交響曲第5番 ハ短調 op.67 「運命」

 アンコール
リヒャルト・シュトラウス
:孤独な泉のそばで・・・・河村尚子・笑顔が素敵、性格が良さそう、
聴いていて内田光子氏の若かった頃の演奏は・・・想像してましたが ・・
 
J.シュトラウスⅡ :ワルツ『ウィーン気質』op.354
J.シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル『雷鳴と稲妻』op.324
J.シュトラウスⅡ&ヨーゼフ・シュトラウス:ピッツィカート・ポルカ・・お疲れのところ初日と同じ曲でしたが・・ウィンナーコーヒーでも如何と云われ・・くつろいだ心持に

<ウィンナー(ヴィーナー)」とは「ウィーン風の」という意味で、ウィンナーソーセージが付いてきたり、中に入っていたりするコーヒーのことではない。>
<日本では、濃く淹れたコーヒーにホイップクリームを浮かべたもの、またはカップに入れたホイップクリームに熱いコーヒーを注いだものを一般的に「ウィンナー・コーヒー」と称する。アメリカ・イギリスでは、エスプレッソにホイップクリームを載せたエスプレッソ・コン・パンナ(Espresso con panna, イタリア語でクリームを添えたエスプレッソの意)というものが、同じくウィーン風コーヒーという意味であるカフェ・ヴィエンヌ (Café Vienne) またはカフェ・ヴィエノワ (Café Viennois) と呼ばれることがある。
ウィーンには「ウィンナー・コーヒー」という名称のコーヒーは存在しない。>
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 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番変ホ長調 作品73(ぴあのきょうそうきょくだい5ばんへんほちょうちょう)は、1809年に完成した3楽章から成る協奏曲である。『皇帝』(こうてい)の別名で知られる。
作品番号:73
演奏時間:約40分
作曲時期:1808年に作曲に着手、1809年に完成
 初演:1811年11月28日、ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにて。ピアノ独奏、ヨハン・フリードリヒ・シュナイダー(後の聖トーマス教会オルガニスト)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団による。
構成
急・緩・急の3楽章。第2楽章と第3楽章は続けて演奏され、ベートーヴェンのピアノ協奏曲では演奏時間・編成ともに最大の規模を誇る。
第1楽章
Allegro 変ホ長調 4分の4拍子 独奏協奏曲式ソナタ形式
 慣例に反して、いきなりピアノの独奏で始まるが、提示部は伝統的な独奏協奏曲の様式に従い、まずオーケストラで提示してからピアノが加わる。第2主題は最初短調で示されてから本来の長調に移行するが、第1提示部(オーケストラ提示部)では同主短調の変ホ短調で示されてから本来の変ホ長調へ、第2提示部(独奏提示部)では遠隔調のロ短調で示されてから本来の属調(変ロ長調)へ移行する。コーダに入る所ではベートーヴェン自身により、カデンツァは不要である旨の指示がある。
第1楽章第1主題
第2楽章
Adagio un poco mosso ロ長調 4分の4拍子 変奏曲形式(ヘンレ版では2分の2拍子)
 穏やかな旋律が広がる。全体は3部からなっており、第3部は第1部の変奏である。第2部を第1部の変奏と解釈すれば第2部が第1変奏、第3部が第2変奏の変奏曲形式であり、そう解釈しなければ第2部を中間部とした複合三部形式である。楽章の最後で次の楽章の主題を変ホ長調で予告し、そのまま続けて終楽章になだれ込む。
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作曲の経緯
第5交響曲の作曲に着手した頃のベートーヴェン
第1楽章の自筆譜交響曲第3番「英雄」の完成直後の1804年頃にスケッチが開始されたが、まず先に交響曲第4番の完成が優先され、第5番はより念入りにあたためられることになった。そのほか、歌劇「フィデリオ」、ピアノソナタ第23番「熱情」、ラズモフスキー弦楽四重奏曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲第4番などをこの間に作曲した後、1807年から1808年にかけて、交響曲第6番と並行して作曲された。ロマン派的な標題音楽の先駆けとも言われる第6番とは対照的に、交響曲第5番では極限まで絶対音楽の可能性が追求された。この2つの交響曲はロブコヴィッツとラズモフスキー卿に献呈された。楽譜の初版はブライトコプフ・ウント・ヘルテル社より出版。
東条 氏批評

25日 ファビオ・ルイジ指揮 ブラ2,1番 ウィーン交響楽団

2010-05-26 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
                            2F・P2-35・9,000円・安い
 初めてウィーン交響楽団 を聴きました、素晴らしい、特に弦の響きが・・ピアニッシモの美しさとアンサンブルの素晴らしさ・・ウィーンフイルの音色より、厚み深みがありますね・・
 2番でのチェロから奏でる音色が豊か、第一,二ヴァイオリン、ヴィオラパートと旋律が流れ・・ホルンの放物線を描く音色も良く、巧いですね・・
最近注目はフルート、クラリネット、オーボエの三角ラインの旋律は2番では?と感じた箇所も・・ホールの音響との兼ね合いかな?・・席からではバスが意外と聴こえなかった・・
 1番は名演です・・過去の1番では、ベーム・ウィーンフィルで聴いてますが、此れに匹敵する演奏と思います・・・出足のティンパニ、オーボエのソロから・・弦奏へ・・泣けました・・1番ではクラリネットが特に良い味でてました・・
 
ファビオ・ルイジ指揮はさすがオペラの指揮振りも多いので、木管の歌わせ方バランスが良いですね、音の同質性を重視していた様で・・弦奏とソロ木管ではアリアを奏でていた感じが・・

<富士通コンサートシリーズ>
ファビオ・ルイジ指揮ウィーン交響楽団
曲目
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 op.73  :交響曲第1番 ハ短調 op.68

J.シュトラウスⅡ:ピッツィカート・ポルカ
J.シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル『雷鳴と稲妻』 op.324
J.シュトラウスⅡ:ワルツ『ウィーン気質』 op.354
アンコールが3曲も・・本場のワルツ演奏は違いますね・・何と終演が9時30分前


 センター奥にコントラバスが8本・・席から真正面に・・ティンパニが・・
ジャパンアーツHP

東京シティ・フィル モーツァルト / レクイエム ・東京春祭特別オーケストラ カルミナ・ブラーナ

2010-04-12 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
10日  ティアラこうとう 東京シティ・フィル 定期演奏会  E-17・3500円・安い
W.A.Mozart
Symphony No.35 in D major, K.385 "Haffner"
モーツァルト 1756-91/ 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」・1782
26歳の作で富豪ジークムント・ハフナーから作曲依頼が・・当時コンスタンツェ・ウェーバー、(ウェーバーのいとこ)との結婚を控えていた・・
T.MayuzumiEssay for String Orchestra 
黛 敏郎1929-1997 / 弦楽のためのエッセイ・1963・・・コンマスのソロから・・輪廻転生・・5重奏へと音楽が発展し・・弦の合奏へと・・瞑想波動の流れを感じました・・
W.A.MozartRequiem in D minor, K.626
モーツァルト / レクイエム ニ短調 K.626・1791
・・4名の歌手・声質が良く、オケ、合唱、ソリストのバランス感覚が良いですね・・
合唱はアマ集団ですが良く歌い込んでいた様で、内省的な響きが心に響きました・・

指揮:飯守泰次郎・・35番、レクエムともオケの特徴ですか??重たい、快活さが無い感じがオケの個性?、ワーグナー指揮者の刷り込みがある為かな?・・

ソプラノ:日比野 幸、アルト:谷口睦美、テノール:児玉和宏、バス:山下浩司
合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸崇浩)

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 住吉ー錦糸町ー上野へ・・意外と近いJR両国近辺車窓から、話題のスカイ・観えました

 2時間ほど前に35番を聞いて、聴きなおしでしたが・・
東京春祭特別オーケストラが素晴らしい・・N響コンマスとか、チェロ・都響の方とか、オザワ音楽塾、サイトウキネンメンバー等とか混成オケ集団でしたが、短期間、短時間で合わせるわけで、アンサンブルも見事に出来上がっていると感じました・・

 オーボエに荒さんあらさん ブログ、追っかけ中の島田さんブログとか・・以前水戸室内で荒さん聞いてますが久し振りに聴きました、現在は東響の在籍とか・・

上野・文化会館 カルミナ・ブラーナ          3F・L2-5・14000円安い
4月10日(土) 18:00開演(9日と連続)

モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
 豊かな弦群の響き・・木管の優美さ・・陰陽あるアンサンブルと良かったですね

カルミナ・ブラーナ
 過去に2度聴いてますが、新国立、洗足学園音大(歌手はプロ)・・で

音楽の印象が全く違いました・・歌手の歌唱が、カウンターテナーであったり、バリトンの歌唱も時にはテナーにしたり、一人二役的な声質・歌唱を受けました・・
 最初の旋律から、合唱へと流れが・・心をつかむ、掴まされる音楽波動が、そして最終旋律で最初の旋律が、合唱へと盛り上がりが素晴らしいすね、アリアと、フルートと合唱、ソロとのかけ合いも・・依然聞いた時には感じなかった・・旋律が良く聞こえた・・
 新鮮波動が・・音楽・歌詞から輪廻転生を感じさせますね・・

デジレ・ランカトーレ(S)の高音声域、歌唱には驚きが・・何れも素晴らしい

オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」(字幕付)
指揮 リッカルド・ムーティHP
出演 デジレ・ランカトーレ(S)
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(C-ten)
リュドヴィク・テジエ(Br)
演奏 東京春祭特別オーケストラ
合唱 東京オペラシンガーズ、東京少年少女合唱隊(児童合唱)
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1音楽フアンの視点からHP
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 カルミナ・ブラーナ概訳
【Fortuna Imperatrix Mundi 世界の支配者 フォルトゥナ】
1.O Fortuna おお、運命の女神よ
 運命の女神よ、貴女は月の如く満ちたり欠けたり、常に定まらない。  人生も同じこと、確かなものは何もなく、運命に弄ばれ貧乏も権力も  氷のように無に帰する。  恐るべき空虚な運命よ、おまえは車輪の如く回ってゆく。  信頼能わず、隠れたら現れ、健康と徳を授けたらすぐに  欲情と背反をよこす。  我らは常に憂悶しながら、たえず恐れおののく。  さあ、運を掴んだ者も投げ落とされた者も、私と共に運命に泣こう!

2.Fortune plango vulnera 運命に傷つけられ
 運命に傷つけられて、私の目からは涙がこぼれる。  せっかく手にした幸運もすでに遠い。  幸運はあっという間に通り過ぎ、  気づけば何も残らないって言い伝えのとおりだ。  栄光など所詮は心許なく気づけばすぐに崩壊する。  運命の輪は回り、一方が沈めばもう一方が昇る。  玉座の順番が回ってきたら、次は破滅に警戒せねばならん!  運命の車軸に刻まれたトロイの女王ヘクバの名も、  かつては頂上で輝いていたが今となっては車軸の下なのだ。

【Ⅰ Primo vere 早春に 】
3.Veris leta facies 春の喜ばしい風貌が
 春の喜ばしい気配が近づいてくる。  春が勝利し、厳しい冬は逃げ去った。  春の女神フローラが麗しく君臨し、森の小鳥たちは祝いさえずる。  太陽神フェブスは笑いを与え、花々は咲き誇る。  西風ゼフィロスは甘美な吐息の風で芳香を放ち、  人間は愛のため愛神アモルのもと駆け回る。  美の神ヴィーナスが歌い、ナイチンゲールが甘く歌う。  花々は咲き乱れ、森には生命溢れ、  喜び満ちた乙女らの輪舞の輪が広がる。

4.Omnia sol temperat 太陽は万物を調合し
 太陽はあらゆるものを調合し、さあ、新しい世界が4月から始まる!  人々は愛の神クピドの命令のもと愛を楽しむ。  春は数多の新しいものを用意し、我らに愛の喜びを約束し、命じ、  そして方法を指し示す。  「おまえの真実にこそ、誓約の確保が試される」と。  誠実に我を愛せ!  誓いは、たとえ身が遠くにあったとしても心を表す標しとなろう。  誰もがこのように愛し合い、運命の車輪に乗って回ってゆくのだ。

5.Ecce gratum そら、ご覧!
 そら、ご覧!春が喜びを呼び戻し、祝いと希望が溢れるのを!  草原には紫色の花々、空には太陽。  春は帰還し、憂鬱な冬はもういない。  こんな幸せを知らずにいじけている奴らは哀れだよ。  さあ、華々しく、陽気にいこう!  甘い楽しみの中、愛の神クピドの褒美を手に入れんと骨折る者どもよ!  さあ、自慢たっぷり、愉快にいこう!  我々もいにしえのパリスに倣ってヴィーナスの命令に従い、  人妻さえものにしちまおうじゃないか!
【Uf dem anger牧場の岸にて】
6.Tanz 舞踏歌
7.Floret silva 森は光り輝き
 森は光り輝き、花は咲き乱れ、葉は生い茂る。  でもあたしの昔の恋人はどこ?彼はここから馬に乗って去ったまま  戻ってこない。  森は至る所花が咲き乱れているけれど、彼はまだ戻らない。  こんなに長い間どこにいるのかしら?  彼はここから馬に乗って去ってしまった・・・。  もう誰も私を愛してなどくれないのね。

8.Chramer, gip die varwe mir                 
小間物屋さん、私に頬紅くださいな
 小間物屋さん、私に頬紅をくださいな。美しくなって彼をものに  しなくっちゃ。  恋しなさい、清く正しい若者も愛らしいお嬢さまも!  そして誇りと栄光に包まれましょう。  皆が恋に喜び溢れるって、なんて幸せなことなのかしら。  私もきっと愛する人の下僕になってみせるわ。  さあ、私を見て!そして私を好きになってね!

9.Reie/Swaz hie gat umbe ここで輪になって          
/Chume,chum,geselle min おいで愛しい人よ
 ここで輪を作って踊っているのはすべて乙女たち。  でもこの夏中男がいらないだなんて、なんとしたこと?
 さあ、こっちに来て、私の貴方。貴方を待っているのよ。
 おいで、おいで、僕の恋人よ、赤い唇をした可愛い娘、  来て、僕を元気にしておくれ!
 ここで輪を作って踊っているのはすべて乙女たち。  この夏中男がいらないだなんてこと、あるわけがない!

10.Were diu werlt alle min 世界中が全て俺の物だとして
 世界中が全て俺の物だとしても、  それが海からライン河まですべてだったとしても、  俺は敢えて困窮を望む。  もしもエゲレスの王妃様が俺様の腕に横たわってくれるというのなら!

【Ⅱ In Taberna 居酒屋にて】
11.Estuans interius 激しい怒りを胸に秘め
 激しい怒りを胸に秘め、私の心は苦しみでいっぱい。  私はまるで物質か、風に弄ばれる葉っぱ。  人生を投げ、水夫なしの船のように、風に運ばれる鳥のように  時を漂うのさ。  私を縛らないで!嘆かないで!  ご立派な方々は重荷、でも悦びは甘い蜂蜜よりも素敵。  ヴィーナスのご命令なら労苦も楽。  若者の前途を邪魔し、悪徳につなぎ有徳を忘れ、  魂が死んでも皮膚にはまだ未練を残す・・・  人生なんてそんなもの。

12.Olim lacus colueram 昔、私は湖に住んでいた
 昔は私も美しい姿で湖に住んでいた。かつて白鳥だった頃は。  なのになんと哀れなこと、今は焼かれて  ただ真っ黒な姿になってしまった!  料理人は鉄串を回し、薪は私を強くあぶり、  食卓係が私を酒宴に運ぶ。  皿の上に横たわり、飛ぶこともできない。  ぎしぎし砕く歯が見える!  ああ情けない、高い志もすっかり崩れて今はこの有様だ。

13.Ego sum abbas 我は大修道院長様
 我はのらくら者の大修道院長様であるぞ。  我の助言はどんちゃん騒ぎに、好意はダイスの神デシウスにある!  夜明け、酒場に迷ってきた子羊は、夕方にゃ身ぐるみ剥がされ  外におん出されてこう叫ぶ。  「なんてこった!なぜ運命は俺をこんな目に遭わすのか?   人生から楽しみが完全に持ってかれちまった!」

14.In taberna quando sumus 居酒屋にいるときにゃ
 居酒屋にいる時にゃ畑のことなど心配しないが、  賭事には飛んでってそこではいつも汗だくさ。  ここじゃ皆が身分の差なく賭け飲みし、死すら恐れやしない。  さぁ、酒神バッカスのためにもうひと賭!  まず最初にここで飲んでる自由なやつに乾杯!  次に縛られている真面目な奴らに、3度めは人生に!  他にもあの人この人あれやこれ、教皇にも王様にも乾杯!  皆が飲む!  主婦に亭主、学生に坊さん、のろまにせっかち、子供も年寄りも  あんたらもあいつらも、100人も1000人も飲む!  600貨幣じゃ少なすぎ、なにしろ限界なく皆が飲んでるんだからさ。  死ぬほど飲んで皆から蔑まれるし貧乏になるし、  でも俺達はつるんで正しき者どもに対抗するぞ!  万歳、ああ愉快だ!

【Ⅲ Cour d’amours 愛の誘い】
15. Amor volat undique アモルはそこら中を飛び回る
 愛の神アモルはそこら中を飛び回り、気ままに誘惑して回る。  若い男女が親密になるのは全く当然のこと。  もしも全く悦びを知らぬまま心を閉じて夜を過ごすというのなら、  それはあまりにも悲しい侮辱的な状態。

16.Dies,nox et omnia 昼と夜と全てのあらゆるものが
 昼も夜も全てのあらゆるものが私に逆らう。  あのひととの会話は私を悲嘆にくれさせ、私はため息ばかり。  友よ、からかうがいいさ。  でも経験豊富な君たちにお知恵を拝借したいもの。  ああ、貴女の美しい顔が私を1000回も泣かすのだ、  胸に氷を抱えるようだ。  再び私を生き返らせるのは貴女のたった一度の口づけ。

17.Stetit puella 若い娘が立っていた
 若い娘が立っていた、赤いチュニカを着て。  誰かが彼女に触れたら、チュニカが音を立てた。さらさら、と。  若い娘はまるで小さな薔薇のように立っていた。  その顔は光輝き、口元は花が咲いているよう。  (サア、アトハオタノシミ・・・。)

18.Circa mea pectra 私の胸の周囲を
 貴女の美しさで私の胸は一杯だ。  太陽の如き明るい瞳よ、雷の如き輝きよ。  神よ、どうか私の決意を邪魔しないでほしい、  乙女の閂を外すという決意を。  でも喜びはない。  愛しい貴女は決して振り向かない。

19.Si puer cum puellula もしも若者と若い娘が
 もしも若者と若い娘が一緒に小部屋に居たならば、  それはもう繁栄ある結びつき。  愛が生まれてくる、等しく分け合う愛が!  倦怠は遠ざかり、口憚る遊戯をする。  体で、腕で、唇で。

20.Veni,veni,venias 来て、来て、来ておくれ!
 おいで、早く!私を死なせないで!  美しい君の顔、鋭い眼差し、ふさふさした髪、  ああ、なんて堂々と輝いていることか!  薔薇よりも赤く、百合よりも白く、全てのものより なお優美な、  君こそが私の誇り!

21.In trutina 天秤に
 天秤にかけてみた、理性とためらい、不安と傲慢、  そして愛と貞淑を。  でも私は目に見えるものを選ぶ。  首をくびきに縛ってみても、やはり愛に寝返ることでしょう。

22.Tempus est iocundum 季節は悦楽の時
 季節はまさに悦楽の時。乙女も若者も、一緒に喜ぼう!  (彼女の誓いは僕を強気にさせるけど、拒否されたらもうがっくり)  (男は冬中忍耐し、春の空気に弾け飛ぶ)  (あの娘の処女に翻弄されて、簡単に奈落へ落っこちる)  おいでお嬢さん、悦びと共に。  さあ早く、美しい人!もう死ぬほど君に恋いこがれている!  おお、すべてが光り輝いて乙女たちも皆、愛に燃えている。  新しい新鮮な恋に狂い死にしそうだよ!

23.Dulcissime 愛しい貴方
 愛しい、愛しい貴方、私のすべてを貴方に捧げます。
【Blanziflor et Helena ブランツィフロールとヘレナ】

24.Ave formosissima めでたし、最高に優美な人よ
 めでたし、最高に優美な人よ、あなたは豪奢な宝石。  ああ、徳そなえた処女よ、世界に満ち溢れる光よ、世界の薔薇よ!  美の化身、ブランツィフロールとヘレナよ!  寛大なるヴィーナスに栄光あれ!

【Fortuna Imperatrix Mundi 世界の支配者 フォルトゥナ】
25.O Fortuna おお、運命の女神よ
 冒頭へ戻り、繰り返し(このように運命の輪は回る)

7日 トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番他

2010-04-11 | 外来指揮者・ウィーンフィル・交響楽団
 7日トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン    1F・12-29・5500円・安い

 年一度が楽しみな、マスター・プレイヤーズ,ウィーン ですが、
今回も音楽のキーワードが 美 美 美 を感じさせた・・音楽は美しい ・・至福の時間でした
 モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番・・若干19歳の時の作曲とか・・何故、この様な美しい曲想が湧き出るのであろうか・・2楽章が特に美しい・・
 ウェーバー:クラリネット小協奏曲も、女性声楽を聴いている様で、音の流れがよどみないクラリネットの演奏ですね・・ 
 ベートーヴェン:交響曲第4番・・最近京都響で聴きましたが、今回僅か30名と小編成演奏ですが、木管の歌、主張が際立って上手い奏者が・・弦の弾きこみも快活、陰陽、音楽の呼吸感と素晴らしい・・ 

ウィーン・プレミアム・コンサート
曲目
メンデルスゾーン1809-1847:序曲『フィンガルの洞窟』 op.26・1830
モーツァルト1756-1791:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K219 「トルコ風」
ウェーバー1786-1826:クラリネット小協奏曲 変ホ長調 op.26・1811
ベートーヴェン1770-1827:交響曲第4番 変ロ長調 op.60・1806
出演 フォルクハルト・シュトイデ(Vn)、ペーター・シュミードル(Cl)
アンコール
.シュトラウスⅡ :トリッチ・トラッチ・ポルカ op.214
メンバーHP

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 サイトウキネンHPから・・・小澤氏、日本公演ウィーンフィルの指揮降板です
<小澤征爾総監督からのコメント>
  年のはじめには、私の病気のことで皆様にご心配とご迷惑をおかけし
  大変申し訳ありませんでした。お陰様で治療は順調に進み、現在体力
  回復に努めております。ただ主治医のアドバイスに従い、これからの
  約半年間のスケジュールのうち、8月のサイトウ・キネン・フェステ
  ィバル松本のオペラ公演と
10月中旬から始まるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の
ヨーロッパでの一連の公演、及び同楽団との日本ツアーでの指揮を
断念しなければならなくなりました。
  サイトウ・キネン・フェスティバル松本に関しては、オーケストラ・
  コンサートとオペラ公演の両方を指揮するのは
  体力的にまだ難しいだろう、またウィーン・フィルハーモニー管弦楽
  団の公演・ツアーに関しては、移動が多く、特に長時間の飛行機での
  移動はこの段階ではまだ控えた方がよいだろう、という主治医の意見
  に従ったものです。
  皆様にはまたご心配とご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ありま
  せん。私自身も大変残念ではありますが、ここは主治医の指示に従い
  万全を期したいと思います。              
                           2010年4月9日
                             小澤征爾
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1 2010フェスティバルの概要
 (1)日程 8月10日(火)~9月9日(木)31日間(公式公演17)
 (2)R.シュトラウス/オペラ「サロメ」 
                  4公演(会場:まつもと市民芸術館)   
   ・日程:8月22日・25日・28日・30日
・演出:フランチェスカ・ザンベロ
   ・指揮:未定   
    ・演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
 (3)オーケストラコンサート
 <Bプログラム> 2公演(会場:長野県松本文化会館)
・日程:9月5日・6日
   ・曲目:ベルリオーズ/幻想交響曲 他
   ・演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
    ・指揮:小澤征爾 
      <Cプログラム> 2公演(会場:長野県松本文化会館)
   ・日程:9月8日・9日
   ・曲目:ブラームス/交響曲第1番 他
   ・演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
    ・指揮:小澤征爾 
    ※上記の他、指揮者に山田和樹を迎えてのオーケストラ<Aプログラム>、
ロバート・マン「スペシャルコンサート」、武満徹メモリアルコンサート、
ふれあいコンサート等を開催する予定です。
2 チケット発売 
   6月27日(日)午前10時(予定) ※詳細調整中小沢征爾さん9月復帰、VPO公演はキャンセル(読売新聞) - goo ニュース