goo blog サービス終了のお知らせ 

日頃の何氣ない風景 ・音楽鑑賞・株投資、感じた事を

音楽鑑賞の感想雑文と、相場から経済情勢を
御礼
7年間 総閲覧数2,907,866  

3日 NHK・ニューイヤーオペラ・アリア・・   TV鑑賞

2011-01-03 | 国内オペラ・演奏会
 2時間の中で、短時間のアリアでは・・聞き惚れた歌手は・・
今回は、堀内康雄、水口 聡・・ご両人歌唱が優れもの・・

 NHKHP



1部■ヴェルディ 歌劇「アイーダ」から
 「エジプトとイジスの神に栄光あれ」 合 唱
■グノー 歌劇「ロメオとジュリエット」から東京シティ・バレエ団

 「わたしは夢に生きたい」
 幸田浩子(ソプラノ)...ジュリエット・相変らず・・声も、容姿も綺麗な方です

■マスネ 歌劇「ウェルテル」から オシアンの歌
 「春風よ、なぜわたしを目覚ますのか」望月哲也ブログ(テノール)...ウェルテル
・高音が素晴らしく伸びて出て・・良かった

■モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
 酒の歌「みんな楽しくお酒を飲んで」
黒田 博(バリトン)...ドン・ジョヴァンニ・・・
  持ち歌で無いのが・・苦し歌いまわしの感じが


■モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
 二重唱「お手をどうぞ」
 林 正子(ソプラノ)...ツェルリーナ・・
  ・・軽やかの中に哀愁が・・
/黒田 博(バリトン)...ドン・ジョヴァンニ
・・・・・・・・・・
 此処までの歌唱でも・・・オケ・指揮・広上のサポートが伴奏で、
曲に入り込んでない・・短時間のアリア、歌唱で、合わせが出来て無い様ですね・・
東京フィルも3軍かな?・・明日は新国立が・・

■ロッシーニ 歌劇「タンクレーディ」から
 「恭しくあがめ奉る公正なる神よ」
高橋薫子(ソプラノ)...アメナイーデ/合 唱
 ロッシーニ・クレッシェンドも不発・・高橋さん高音が素晴らしい


■サン・サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」から
 「あなたの声に心は開く」林美智子(メゾ・ソプラノ)...デリラ
 此処までで、一番の歌唱力が・・・素晴らしい歌唱ですね・・オケのサポートも良い
 発声が綺麗ですね・・TVでコバケン指揮でジルベスターで復活も聴きましたが・・


■ジョルダーノ 歌劇「アンドレア・シェニエ」から
 「ある日、青空をながめて」水口 聡経歴(テノール)...シェニエ
  強い声と福与かな甘い声も兼ね備えた・・劇性もあり、えらく良い声ですね・・
  国際水準ですね・・指揮・オケものってきている


■プッチーニ 歌劇「トスカ」から
 「歌に生き、恋に生き」松田奈緒美(ソプラノ)...トスカ
   信心深い心と・・感情表現の高音、中、低音の切り替えに・・
   大隅さんが浮かぶ・・  

■プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」から
 「誰も寝てはならぬ」  福井 敬(テノール)...カラフ/合 唱
 福井さんはフクイさんですね・・自分の物を確り確立してますね・・


■プッチーニ 歌劇「ボエーム」から
 「さようなら」~第3幕の幕切れ
 砂川涼子(ソプラノ)...ミミ/樋口達哉(テノール)...ロドルフォ/
 臼木あい(ソプラノ)...ムゼッタ/宮本益光(バリトン)...マルチェルロ
二重唱・・
冬から・・春になれば・・太陽が・・ミミ・ロドルフォ・・病がミミ・・      
嫉妬深い・・ムゼッタ...マルチェルロ・・喧嘩するほど仲が良い・・
 
----------------------------------------------------------------------------
第2部

■リスト生誕200年
 リスト リゴレット・パラフレーズ  アリス・紗良・オット(ピアノ)
曲解説HP
 聴きなれた旋律が曲の半ばから・・殆どリストの曲ですね

----------------------------------------------------------------------------

第3部
■ヨハン・シュトラウス 喜歌劇「こうもり」から
 「夜会は招く」
 「お客を呼ぶのはわたしの趣味で」  合 唱
 小山由美(メゾ・ソプラノ)...オルロフスキー公
 イゾルデを昨年聴いてます・・中々良い・・画が・・


■リヒャルト・シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」から
 オックス男爵のワルツ~第2幕の幕切れ
 妻屋秀和(バス)...オックス男爵/
 森山京子(メゾ・ソプラノ)...アンニーナ/東京シティ・バレエ団
 妻屋秀和(バス・・新国の常連ですが・・ワルツの変奏?・・味があって、良い


■チレーア 歌劇「アルルの女」から
 「ありふれた話」(フェデリコの嘆き)佐野成宏(テノール)...フェデリコ
 佐野さん・・変らず甘い声ですね・・


■カタラーニ 歌劇「ワリー」から
 「さようなら、ふるさとの家よ」 木下美穂子(ソプラノ)...ワリー
   この辺を聞くと・・大隅さんが・・

■ヴェルディ歌劇「マクベス」から
 「裏切り者め!」~「哀れみも、誉れも、愛も」堀内康雄(バリトン)...マクベス
 堀内康雄(バリトン)・・流石場慣れ・・自分の物を確立した歌唱ですね

■ヴェルディ歌劇「椿姫」から
 乾杯の歌「友よ、さあ飲みあかそう」
 「ああ、そはかの人か」~「花から花へ」
 大村博美(ソプラノ)...ヴィオレッタ/
 福井 敬(テノール)...アルフレード/合 唱
 昨年、外来オペラで大感動で・・大村博美は、華が?高音が?・・
 
 1幕の聴かせどころ・・広上指揮は新国立で2月・全曲指揮予定ですね・・本番大丈夫かな・・流れが・・歌手、オケのリードが?・・

■ヨハン・シュトラウス 喜歌劇「こうもり」から
 「ぶどう酒の燃える流れに」 全員合唱
日本人の声楽家は・・高音が良いと、中、低音が?・・その逆も・・中々ムラ無く謳いあげる歌手は少ない・・短時間の歌唱で歌手には酷・・評価できないですね・・

今回は、堀内康雄、水口 聡・・ご両人歌唱が優れもの、オペラ全曲聴きたいですね・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月 アイーダ・横浜
小山由美(アムネリス)、黒田博(アモナズロ)・・観に行く予定
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ニューイヤーオペラ


水戸室内管弦楽団1月の・・小澤指揮から・・原田指揮に変更

指揮:汐澤安彦チャイコフスキー:交響曲第1番ラフマニノフ:ピアノ2番佐藤卓史・ 白金フィル・アマオケ

2010-10-24 | 国内オペラ・演奏会
24(日) 14:00開演          ミューザ川崎・1F・C5-28・2,000円・安い

 ウィーン・フィルのチケット払い戻しに行き(P席1枚19000円、明日売り出すかも?)
大隅さんの声を聴に予定が、迷って・・そのままホールへ・・

 儲けものの出来でした、アマオケでも此処まで演奏水準が高いとは・・驚きです
何といっても、指揮汐澤安彦・・オケの能力を最大限、弾き・引き出した・・

 ヘルメスベルガー:悪魔の踊り・・トロンボーンが伸び伸び吹いてました・・

チャイコフスキー:交響曲第1番・・2楽章が白眉ですね、静かな旋律の弦奏と木管・いい味でてました・アンサンブルが素晴らしい、聴いていて、北八ヶ岳の初冬の風を想いうかべてました・・
 1番てこんなに良い音楽とは・・何しろ音楽の構成、推進力、構築美と音楽の縦糸が明瞭ですね・・素晴らしい指揮者です

 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ピアノ:佐藤卓史・・夏に小山さんで2番聴いてます・・その時は初見で音楽自体にピントこなかったのですが・・今回、1楽章、3楽章が特に良かった、ピアノ:佐藤卓史の表現力、音色の硬軟、輪郭線が良いと感じました・・
 アンコール・ヴォカリーズ(ラフマニノフ・編曲リチャードソン)・・絶品ですね
 
白金フィルハーモニー管弦楽団 第19回定期演奏会HP
(11年10月22日 ブラ2番・メンコン予定とか)
指揮:汐澤安彦
ピアノ:佐藤卓史 HP

ヘルメスベルガー:悪魔の踊り
チャイコフスキー:交響曲第1番 ト短調 op.13「冬の日の幻想」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Yasuhiko SHIOZAWA 新潟県出身。1957年、直江津高校卒業、ピアノを中井ソノ氏に師事。1962年、東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。1964年、同専攻科修了。トロンボーンを山本正人、指揮を金子登の各氏に師事。当初、バストロンボーン奏者として、読売日本交響楽団に創立当初より8年間在団。かたわら、桐朋学園において、斎藤秀雄氏より指揮法を学ぶ。1970年、読売日響を退団、指揮の道に専念。1967年、1970年民音指揮コンクールで再度、奨励賞を受賞。1973年、同コンクールで2位に入賞(1位なし)、全国主要都市で入賞記念コンサートを指揮。
 1975年、ベルリンに留学、ベルリン音楽大学および、カラヤンアカデミーにおいて指揮者としてさらに研鑽をつむ。
 帰国後、新星日本交響楽団定期公演に登場するなど、東京をはじめ全国各主要オーケストラを指揮。また、1976年より2年間、二期会合唱団常任指揮者をつとめ、オペラ「夕鶴」(團伊玖磨作曲)を指揮するなど、オペラ、合唱界においても活躍。
 一方、吹奏楽界においては、東京音楽大学シンフォニックウィンドアンサンブルの指揮者として、永くその任にある他、東京吹奏楽団常任指揮者として、また、東京佼成ウインドオーケストラ、シエナウインドオーケストラ、ジャパンスーパーバンドなどの客演指揮者として、コンサート、録音など幅広く演奏活動を行っている。
 1999年、日本吹奏楽学会より、第9回日本吹奏楽アカデミー賞(演奏部門)を受賞。東京音楽大学教授。
 2009年、東京吹奏楽団名誉指揮者に就任
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初演
チャイコフスキー:交響曲第1番 ト短調
 1866年12月モスクワで第2楽章、1867年2月にサンクトペテルブルクで第3楽章が、それぞれ演奏会で取り上げられたが、アントン・ルビンシテインに認められなかったことが影響していずれも部分的なものであった。全曲の初演は作曲から2年後の1868年2月15日、ニコライ・ルビンシテインの指揮による。初演は大成功し、チャイコフスキーは弟のアナトーリに「私の交響曲はすごい評判だった。とくにアダージョが喜ばれた。」と書き送っている。曲はニコライ・ルビンシテインに献呈された。
 改訂された第3稿による初演は1883年12月1日、モスクワにおいて行われている。
楽器編成
ピッコロ 1、フルート 2、オーボエ 2、クラリネット 2、ファゴット 2、ホルン 4、トランペット 2、トロンボーン 3、テューバ 1、ティンパニ、シンバル、大太鼓、弦五部。
楽曲構成
第1楽章
アレグロ・トランクィロ (Allegro tranquillo) ト短調 2/4拍子 ソナタ形式。「冬の旅の幻想」と標題が付けられている。
 ヴァイオリンの弱いトレモロに乗ってフルートとファゴットが民謡風な第1主題を出す。木管に律動的な動機が現れ、これが低弦に移って進んでいく。ニ長調の第2主題はクラリネットで明るく出るが、やはり民謡風である。展開部では主として第1主題を扱う。再現部では、第1主題はヴァイオリンとヴィオラ、第2主題はフルートで奏される。
第2楽章
アダージョ・カンタービレ・マ・ノン・タント (Adagio cantabile ma non tanto) 変ホ長調 4/4拍子 序奏-A-B-A-B-A-コーダというロンド形式。「陰気な土地、霧の土地」と標題が付けられている。1866年にチャイコフスキーが訪れたラドガ湖の印象ともいわれる。
 序奏は弱音器を付けたヴァイオリンの柔らかく物語るような旋律。主要主題Aは、旋律の後半はハ短調に傾き、哀調を帯びたもの。はじめにオーボエ、二回目にチェロ、三回目はホルンでそれぞれ歌われる。この旋律は序曲『雷雨』作品76の中でも使用されている。BはAの素材を用いた軽いエピソード的なもの。最後にヴァイオリンの序奏の旋律が還ってきて締めくくる。
第3楽章
スケルツォ:アレグロ・スケルツァンド・ジョコーソ (Allegro scherzando giocoso) ハ短調 3/8拍子。三部形式。
 木管の短い前奏につづいて、4部に分割されたヴァイオリンが軽快な主要主題を出す。この主題は1865年にチャイコフスキーが作曲した嬰ハ短調のピアノソナタ(作品80、遺作)の素材を用いている。主部は弱音主体で夢幻的な雰囲気をもつ。中間部では、ヴァイオリンとチェロがワルツ風に歌い、木管とホルンがこれに絡む。主部が再現すると、主題は今度は木管で奏される。コーダでは、中間部のワルツがハ短調で現れ、チェロとヴィオラが独奏でカデンツァ風に奏して歯切れよく終わる。
第4楽章
アンダンテ・ルグーブレ (Andante lugubre) ト短調 4/4拍子 - アレグロ・マエストーソ (Allegro maestoso) ト長調 2/2拍子。序奏付きのソナタ形式。

序奏では、ファゴットが暗い動機を断片的に出し、これをヴァイオリンが受け取って、哀愁を湛えた旋律を歌う。これは、南ロシア・カザン地方の民謡「咲け、小さな花」に基づいており、この楽章で大きな役割を果たす。この動機を繰り返しながらト長調に転じて速度を上げていく。主部にはいると、第1主題が金管を伴って快活で華やかに出される。第2主題は序奏主題を行進曲調にしたもので、ヴィオラとファゴットによる。展開部ではまず序奏主題が現れ、次に第1主題の動機を対位法的に扱う。再現部では、第2主題のときに速度が落ち、序奏の再現となる。ここから次第に高揚していき、序奏主題が全管弦楽で高らかに奏される。コーダでは長大で、圧倒的な頂点を形作る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

拝読、拝見している、ブログ・HP・です・・敬称略 
島田真千子  
藤村実穂子  
大隅智佳子    
林正子
蔵野蘭子    
樋口達哉     
小山実稚恵
和波たかよし
クラシックオ追っかけ日記
隠居通信・・・
 前回は生野やよいさん、今回指揮:汐澤安彦・・・熱く語ってます・・
大野和士 個人HP
ハーディング
加藤浩子
東条碩夫
山崎浩太郎のはんぶる
棟梁日誌

サントリーホール  
二期会  藤原歌劇団
NHKホール  第一生命ホール
東京オペラシティ  新国立劇場 HP
すみだトリフォニーホール  紀尾井ホール
文化村・渋谷  ミューザ川崎
横浜・みなとみらいホール  神奈川県民ホール

チケットぴあ
ジャパン・アーツ eプラス
NBS HP
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村

10日トリスタン・ジョン・チャールズ・ピアースとイゾルデ小山由美・松位 浩(マルケ王)

2010-10-11 | 国内オペラ・演奏会
2010年10月10日(日)     びわ湖ホール・4F4D-15・1万円・安い

ワーグナー作曲 《トリスタンとイゾルデ》

正直、期待感が高くなく、聴きに・・えらく良い出来に、2,3幕としり上がりの出来に
 過去に3度ほど生観てますが・・
 今回、トリスタンに使えるクルヴェナール・石野繁生の存在価値が浮き上がり、過去に何を聴いていたのかと想いました、説得力が素晴らしい・・
 後、マルケ王・松位 浩・・際立った存在感ですね・・この二人の歌唱を聴けただけで満足感が・・・国際水準ですね 
1幕は正直??オケ力に??金管の表現力が?・・

肝心の、小山イゾルデ・・ジョン・チャールズ・ピアース・トリスタン・・
1幕は抑えすぎの感じで?・・2幕の長大な二重唱から聞かせました・・昼と夜
光と闇 愛と死・・3幕へ

2日目公演16日(土)14時開演・・お薦めです・・
私の席は4階4列目左よりで、音響が良い・・オケ、声の通りが良い印象が・・

http://www.biwako-hall.or.jp/event/detail.php?c=9751・・配役・・
 開演:14:00(休憩2回30分) 終演:18:50 大ホール(1850席)
沼尻竜典オペラセレクション
ワーグナー作曲 《トリスタンとイゾルデ》(全3幕)
びわ湖ホールチケットセンター077-523-7136(10:00~19:00)
沼尻竜典オペラセレクション
R.ワーグナー作曲 《トリスタンとイゾルデ》(全3幕)
ドイツ語上演・日本語字幕付

シリーズ4回目を迎える沼尻竜典オペラセレクションに満を持してワ-グナーが登場します。愛の音楽の最高傑作と称されるワーグナーの一大巨編《トリスタンとイゾルデ》をドイツ・ケムニッツ劇場の協力、ドイツを中心に活躍する日本人歌手を軸に、トリスタン歌いとして世界で最も素晴らしい歌手の一人と称されるジョン・チャールズ・ピアースを迎え、最高の布陣でお贈りします。びわ湖ホールの舞台機構をフルに活用したダイナミックな演出にどうぞご期待ください! 
指  揮:沼尻竜典
演  出:ミヒャエル・ハイニケ(ケムニッツ歌劇場オペラ監督)
出  演:
小山由美(イゾルデ)  ジョン・チャールズ・ピアース(トリスタン)
松位 浩(マルケ王)   石野繁生(クルヴェナール)         
加納悦子(ブランゲーネ) 迎 肇聡*(メロート)
清水徹太郎*(牧童)   松森 治*(舵手)
二塚直紀*(若い水夫の声)*印はびわ湖ホール声楽アンサンブル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■プロフィール
・・・・・・・・・・・・・
 石野 繁生 バリトン
フォルカー・レニケにドイツ・リートの才能を見出され、1989年チューリヒ歌劇場の研修生となる。アーウィン・ゲイジによるリートのマスタークラスで研鑽を積み、1992年キワニ音楽賞受賞、翌年オットマール・シェンク声楽コンクールで優勝。チューリヒでの初のリサイタルは高い評価を受け、スイス放送局によりレコーディングされた。オペラでは、ローザンヌ歌劇場、バーゼル歌劇場、ハノーヴァー歌劇場を経て、2006/07シーズンからシュトゥットガルト歌劇場の専属歌手として活躍。『兵士たち』『エフゲニー・オネーギン』『魔笛』『ドン・ジョヴァンニ』『トロイ人』など多くのレパートリーで活躍。新日本フィルとは05年ボーダー指揮『ドイツ・レクイエム』、2007年アルミンク指揮『ローエングリン』、2008年アルミンク指揮『戦争レクイエム』で共演し、絶賛を集めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12年7月に新日本フィルで・・クルヴェナル:石野繁生
ワーグナー作曲:楽劇『トリスタンとイゾルデ』(コンサート・オペラ)
指揮:クリスティアン・アルミンク
演出:調整中
トリスタン:リチャード・デッカー
マルケ王:ビャーニ・トール・クリスティンソン
イゾルデ:調整中   クルヴェナル:石野繁生
メロート:調整中   ブランゲーネ:藤村実穂子
他 合唱:栗友会合唱団 合唱指揮:栗山文昭

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 松位 浩まつい ひろし マルケ王
 Hiroshi Matsui
京都市生まれ。
兵庫県私立白陵中・高等学校卒業後、大阪音楽大学音楽学部声楽科を経て同大学大学院修士課程歌劇専攻を全秀の成績で修了。同大学教育助手並びに付属音楽学園講師として勤めた後、ベルリン芸術大学(西ベルリン)声楽・音楽劇学科入学(1988年)。 1991年表彰つきの満点の成績で卒業(1988/1989年度国際ロータリー財団奨学生)。 ベルリン芸術大学在学中より客演契約のあったヴュルツブルク市立劇場と即、専属契約(2年)を結ぶ。その間ヘッセン州ダルムシュタット州立歌劇場と更なる専属契約を結ぶこととなり、ヴュルツブルクを去る。 3年間ダルムシュタットでの専属契約の後、ザールラント州立劇場ザールブリュッケンに更なる契約でもって 首席バス歌手として招聘され(1996年)同ポジションで現在に至る。その間ドイツ国内のみならず、オランダ・ルクセンブルク・スイス・オーストリアの劇場並びに東京新国立劇場でもオペラ歌手としてデビュー。 2002年10月 ザルツブルク祝祭劇場にて ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」の国王マルケの役を歌い演じ 指揮者・演出家のみならず国内外のメディアからも非常に高い評価を得る。オペラ以外にもコンサート歌手として歌曲・宗教曲の分野でも 幅広い評価と信頼を得ている。 共演した歌手はレオ・ヌッチ、サルヴァト-レ・フィジィケッラ、フィオレンツァ・コッソット 等を始め著名歌手多々、指揮者は Maestro Prof. Leopold Hager, Prof. Hans Drewanz, Prof.Olaf Koch, Marc Albrecht, Michael Boder, Prof. Konrad Junghänel 他多数。

第5回新人音楽コンクール(飯塚市・NHK・朝日新聞社)にて声楽部門大賞並びに文部大臣奨励賞受賞。 民音コンクール声楽部門(第7回 1984年)入選。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

琵琶湖の歴史
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
観光5千万人突破京都・・
115年ぶり、竜安寺へ ふすま絵 匿名落札者が寄贈
産経新聞 9月19日(日)7時56分配信
 竜安寺(りょうあんじ)(京都市右京区)がかつて所蔵していたふすま絵6面が、115年ぶりに同寺に返還されることが18日、分かった。競売会社のクリスティーズによると、ふすま絵は15日、ニューヨークで開催された同社オークションに出品され、8万6500ドル(約743万円)で落札された。落札者は匿名で、竜安寺への寄贈を発表。同寺は「感無量です」とコメントを寄せているという。
 ふすま絵は安土桃山時代の絵師、狩野永徳の次男、孝信(1571~1618年)の作と伝えられる。明治初期の廃仏棄釈で財政難に陥った竜安寺が明治28(1895)年、東本願寺に売却した71面のうちの6面。さらに九州の炭鉱王、伊藤伝右衛門の手に渡り、その後散逸した。6面については2000年に日本人コレクターが競売に出品。別のコレクターの手に渡っていたという。

 NHKから・・大津祭、時間が無くて観れず・・


拝読、拝見している、ブログ・HP・です・・敬称略 
島田真千子  
藤村実穂子  
大隅智佳子    
林正子
蔵野蘭子    
樋口達哉     
小山実稚恵
和波たかよし
クラシックオ追っかけ日記
隠居通信

 総じて小山・イゾルデが評判が良い・・12月1月の新国立・大野指揮、11年7月の新日フィルのトリスタンとイゾルデ・・が・・楽しみですね
http://blog.search.goo.ne.jp/search_goo/result/?MT=%BE%AE%BB%B3%CD%B3%C8%FE++%A4%D3%A4%EF%B8%D0%A5%DB%A1%BC%A5%EB&mod=&dc=10&st=time&from=blog&ts=all

大野和士 個人HP
ハーディング

加藤浩子
東条碩夫
山崎浩太郎のはんぶる
棟梁日誌

サントリーホール  
二期会  藤原歌劇団
NHKホール  第一生命ホール
東京オペラシティ  新国立劇場 HP
すみだトリフォニーホール  紀尾井ホール
文化村・渋谷  ミューザ川崎
横浜・みなとみらいホール  神奈川県民ホール

チケットぴあ
ジャパン・アーツ eプラス
NBS HP
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村

12月3日(金)の放送内容 放送時間:23時00分~(番組終了時刻未定)

案内役:礒野 佑子アナウンサー 情報コーナー 「びわ湖ホールの『トリスタンとイゾルデ』見どころ」
びわ湖ホールは1998年に開館した日本有数の舞台芸術専用のホール。初代の芸術監督、故・若杉弘のもと日本国内での上演が初めてとなるヴェルディの「スティッフェリオ」「海賊」など貴重な作品を次々と上演し、存在感を示してきた。2007年からは沼尻竜典が芸術監督に就任し、より洗練されたレパートリーで、オペラファンの注目を集めている。

沼尻竜典は、1990年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。東京フィルハーモニー交響楽団や日本フィルハーモニー交響楽団の正指揮者を経て、2007年よりびわ湖ホール芸術監督に就任。オペラ指揮者として着実に研鑽をつみ、高い評価を得ている沼尻が、日本人を中心とした実力派キャストを得、万全を期して挑むのがワーグナーの大作「トリスタンとイゾルデ」。

地方にあって高いレベルの活動を続けるびわ湖ホールを紹介しながら、沼尻竜典のインタビューを交えて、楽劇「トリスタンとイゾルデ」びわ湖ホール公演の見どころを紹介する。

公演コーナー「びわ湖ホール公演 楽劇『トリスタンとイゾルデ』全3幕」
2010年10月に滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで上演されるワーグナーの傑作、楽劇「トリスタンとイゾルデ」全3幕を放送する。

指揮はびわ湖ホールの芸術監督である沼尻竜典、演出は、ドイツ・ケムニッツ歌劇場のオペラ監督で、首席演出家のミヒャエル・ハイニケ。
沼尻竜典の芸術監督就任後、「こびと」「サロメ」「ルル」と意欲作を毎年発表し、注目を集めているびわ湖ホールだが、2010年はいよいよ満を持してワーグナーの大作に挑む。ドイツ・ケムニッツ歌劇場は近年、ヨーロッパのワーグナー・ファンの話題をさらっているオペラハウスで、今回は、2004年に当地で上演されたプロダクションをベースに、ハイニケが新たな舞台を作り上げる。

キャストは、現在世界中の歌劇場でトリスタン歌いとして評価の高いピアースに加え、バイロイト音楽祭にも出演した小山由美、N響の第9などでもお馴染みの加納悦子、ドイツの歌劇場で活躍する近年注目の松位浩など、日本を代表するワーグナー歌手がソリストとして出演する。

<演目> 楽劇「トリスタンとイゾルデ」全3幕(ワーグナー)
<出演>トリスタン:ジョン・チャールズ・ピアース(テノール)
イゾルデ:小山 由美(メゾ・ソプラノ)
ブランゲーネ:加納 悦子(メゾ・ソプラノ)
マルケ王:松位 浩(バス)
クルヴェナール:石野 繁生(バリトン) ほか
<合唱>びわ湖ホール声楽アンサンブル、東京オペラシンガーズ ほか
<管弦楽>大阪センチュリー交響楽団
<指揮>沼尻 竜典
<演出>ミヒャエル・ハイニケ(ケムニッツ歌劇場オペラ監督、首席演出家)
<舞台装置>ラインハルト・ツィメルマン
<照明>マティアス・フォーゲル
<衣装>ヨアヒム・ヘルツォーク
<収録> 2010年10月10日(日)、16日(土) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

13日 清水直子&オズガー・アイディン デュオ・リサイタル

2010-08-15 | 国内オペラ・演奏会


13日・橋本・杜のホール          1F・7-18・4000円・安い
清水直子&オズガー・アイディン デュオ・リサイタル

 初見です、清水さんの音色の幅、伸び、高音から低音までの美しさが・・全ての音色が細胞に染み入る感じで・・ヴィオラの響きで、こんなに感じ入るとは驚きです、技量と創造性が優れているのでしょう、以前聞いた今井さんの音色より、明るいなかに陰・影もあり音色に伸びがある・・
 
・その中、ホリガー/無伴奏ヴィオラのためのトレマが・・この無伴奏が一番良かった・・基本の音・旋律からその音から低音・・中音・・高音と連綿にその逆にとか・・快い旋律も・・

<譜例: 調弦調弦は、中央ハ音のすぐ上のイ(a¹、ラ)音から、完全5度ずつ下に向かって、ニ(d¹、レ)、ト(g、ソ)、ハ(c、ド)であり、第4弦のハ音は中央ハ音のオクターヴ下の音となる。この調弦はヴァイオリンより完全5度低く、チェロより1オクターヴ高い。
 ヴィオラは基本的にアルト記号で楽譜に書かれるが、高音部にはト音記号も使われる>

 <トレマは、ダイアクリティカルマークの一種で、母音を表す文字の上に付される2点からなる符号「¨」のこと。ドイツ語などで用いられるウムラウトと同型の符号である。
 フランス語で tréma(トレマ)、英語では diaeresis(ダイエリシス)、
スペイン語では crema (クレマ)という。¨用例:Ë ë Ï ï Ü ü Ÿ ÿ
 ラテン文字やギリシャ文字などのアルファベットを用いる言語のある綴りにおいて母音が連続して表記されているとき、黙字や二重母音としてではなく、それぞれの母音を単音として発音される場合に付される。フランス語、ギリシャ語や、フランス語から英語に借用された単語などで用いられる。
フランス語における例: naïve /na.iv/(ナイーヴ) -
  トレマがない場合の発音は*/nɛv/(ネーヴ)となる。>

 ヒンデミット/ヴィオラ・ソナタ Op.25-4 ・・・指揮者として名は聞いてますが、作曲も手がけていたとは・・3楽章の構成に・・<純粋に音に対する意識のみを追求する「新即物主義」と呼ばれる考えを打ち出した・・プログラムから>・・聞きやすい旋律で・・音の高低の行来が・・面白い
ホリガー/無伴奏ヴィオラのためのトレマ
クラーク/ヴィオラとピアノのためのソナタ・・イギリス生まれ・ヴィオラ奏者・作曲家
<旋律は甘美で透明感溢れる情感を持ち・・プログラムから>  

全曲を聴いて満足ですが・・清水さん目的で聞きに、ソロ・無伴奏曲をあと2曲ほど聴きたかった・・
 余談・あと、CD販売の方に、清水さんの使用楽器の歴史に興味が湧き、聞いてもらいましたがノーコメントとの事でした・、意外と年代物で無い??・・
 セコク、CD・2,500円購入すればサインしてもらえたのに・・聞けたのに・・

公演日 2010年8月13日(金) 時間 19:00開演 
ヴィオラ:清水直子・ピアノ:オズガー・アイディン

曲目
バッハ1685-1750/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調 BWV.1029
ベートーヴェン1770-1827/ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2
「テンペスト」 (ピアノソロ)・・時間にして25分?程この曲が一番長かった、3楽章の何か追われた、追い込まれた・・感情表現の旋律が・・
ヒンデミット1895-1963/ヴィオラ・ソナタ Op.25-4
ホリガー1939/無伴奏ヴィオラのためのトレマ
クラーク1886-1979/ヴィオラとピアノのためのソナタ  

世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。その首席ヴィオラ奏者である清水直子が“杜の響き”シリーズに登場します。

1997年、難関として知られる「ミュンヘン国際音楽コンクール」で1位を受賞。現在はベルリン・フィルでの演奏活動のほか、ソロでの活動も数多く行っている、注目の奏者です。
 今回は、公私ともにパートナーであるオズガー・アイディンとのデュオ・コンサート。深く柔らかなヴィオラの響きと、それに寄り添うピアノの音色。杜のホールで至福のひとときをお楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 聞きに行けなかった・・
14(土) 18:00 女神との出逢い[204]・青葉台・フィリアホール
清水直子ヴィオラインタビュー・リサイタルベルリン・フィル首席、

待望の再登場!公私ともに寄り添うデュオが紡ぐ、心豊かな至福の音楽。
ヴィオラ=清水直子 ピアノ=オズガー・アイディン]

ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2*
J.S.バッハ:カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちにあたって」BWV992(ピアノ・ソロ)
ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタOp.25-4
ホリガー:無伴奏ヴィオラのためのトレマ
クラーク:ヴィオラとピアノのためのソナタ
*曲目が変更となりました
[チケット取扱]:フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(10:00~19:00)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 清水 直子(しみず なおこ、1968年7月4日 - )は、日本のヴィオラ奏者。2001年2月より、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者を務める。
 激務のベルリン・フィルにおいて、弦楽器の首席奏者に女性が選ばれることは異例とされる。音楽に対する真摯な態度と、よく練られた集中力の高い演奏は評価が高く、オーケストラの活動のみならず、ソロ活動も活発に行っている。若い世代を代表するヴィオラ奏者として、今後の活躍が期待されている演奏家である。
略歴
1968年、大阪に生まれる。
桐朋学園大学で広瀬悦子、江藤俊哉にヴァイオリンを学ぶ。研究科でヴィオラに転向し、岡田伸夫に師事、1993年に修了。
1994年に渡独、ドイツ・デトモルト音楽大学で今井信子にヴィオラを師事。
1996年、ジュネーブ国際コンクールで最高位を受賞する(1位なしの2位)。
1997年、ミュンヘン国際音楽コンクールで第1位を受賞。ミュンヘン国際コンクールで1位受賞者が出たのはユーリ・バシュメット以来21年ぶりのことであり、注目される。
その後、ソリストとして、各国のオーケストラと共演を重ねる。
1年の試用期間を経て、2001年2月からベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者に就任。
2006年、毎日放送『情熱大陸』に出演。現地で知り合ったピアニストの夫、オズガー・アイディンとの生活やパウル・ヒンデミットの無伴奏ソナタの演奏シーンなどが紹介された。

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村

 拝読、拝見している、ブログ・HP・です・・敬称略
 
島田真千子
藤村実穂子
大隅智佳子
林正子
蔵野蘭子
樋口達哉
小山実稚恵
クラシックオ追っかけ日記
恋するカメラ

大野和士 個人HP
ハーディング

加藤浩子
東条碩夫
山崎浩太郎のはんぶる
棟梁日誌

サントリーホール二期会
藤原歌劇団
NHKホール
第一生命ホール
東京オペラシティ
新国立劇場 HP
すみだトリフォニーホール
紀尾井ホール
文化村・渋谷
ミューザ川崎
横浜・みなとみらいホール
神奈川県民ホール

チケットぴあ
NBSHP
ジャパン・アーツ
eプラス

24日 仮面舞踏会 レナート ・ 須藤慎吾   オペラ彩

2010-01-24 | 国内オペラ・演奏会
              和光市・サンアゼリア  2FC7-11・5,000円・妥当な額
 バリトン・須藤さんが良い、声質が、強いし、しかも、柔らかみもあり、低音声域と、感情移入も素晴らしい・・一番光ってました・・

合唱:オペラ彩合唱団・・昨年のオテロでも良い味が出てましたが、今日の1幕のバス、終幕の全体の合唱と素晴らしいです、発声、発音も良いのでは・・

 リッカルド 秋谷直之、アメーリア 並河寿美・・ご両者は声そのものは好みですが、歌唱・アリアが・・限界点が低い感じで、高音声域に無理がある印象を受けてしまった・・
 今後何かの、一瞬のヒラメキで・・力みが抜けると・・声が届く、響くと想いました・・並河さん舞台映えは大きく感じオーラがあり、得がたい歌手では・・
筋書きから、2幕、3幕と楽しめる仮面ですが・・

指 揮 佐藤正浩
演 出 直井研二
総合プロデューサー和田タカ子 オペラ彩 HP

仮面舞踏会 ヴェルディ
 キャスト 23日(土)  24日(日) 
リッカルド 秋谷直之経歴
レナート 須藤慎吾HP
アメーリア 並河寿美 経歴
ウルリカ 丸山奈津美 経歴
オスカル 吉原圭子経歴
シルヴァーノ 北川辰彦 サムエル 増原英也
トム 須山智文 判事 大橋正明
合唱:オペラ彩合唱団
管弦楽:Orchestre“Les Champs-Lyrics”(指揮者 佐藤正浩氏によって編成されたプロのオーケストラ)
合唱指揮・副指揮:苫米地英一 副指揮:辻 博之
演出助手:喜田健司 コレペティトール:平塚洋子 野眞由美 今野菊子 星 和代
インスペクター:南 幸子
主催・制作:特定非営利活動法人オペラ彩  共催:(財)和光市文化振興公社 
助成:芸術文化振興基金「現代舞台芸術創造普及活動助成」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
原語曲名:Un ballo in maschera
原作:ウジェーヌ・スクリーブの戯曲「グスタフ3世 または 仮面舞踏会」
台本:アントニオ・ソンマ
初演:1859年2月17日、ローマ・アポロ劇場
作曲の経緯
ナポリのサン・カルロ劇場から新曲依頼を受けたヴェルディは当初、シェークスピアの「リア王」のオペラ化を計画したが、サン・カルロ劇場がヴェルディが望む歌手達と契約しなかったことで「リア王」オペラ化計画が頓挫した。そこでヴェルディが選んだのがスクリーブの戯曲であった。この戯曲は、スウェーデンの啓蒙専制君主グスタフ3世が1792年に仮面舞踏会の壇上で暗殺された事件を題材に、王と暗殺者アンカーストレム伯爵の妻との架空の恋を絡ませたものであった。
 しかし、国王暗殺という内容を検閲の厳しいナポリで上演する事が不可能となり、検閲があまり厳しくないローマで上演する事になった。ただし、これには条件がついた。その条件とは、作品の舞台をヨーロッパ以外の場所することだった。そこで、舞台をイギリス植民地時代のアメリカ・ボストンに移し、主人公グスタフ3世はボストン総督リッカルド、暗殺者アンカーストレム伯爵は総督の秘書レナートに、国王に反対する貴族ホーン伯爵とリッビング伯爵をそれぞれトムとサムエルとした。そして、リッカルドの殺害に使われた凶器をピストルから短剣に変えた。
 しかし最近は舞台をスウェーデンに戻し、改定前のヴェルディの初期版に配した上演も増えてきている。

2010年 外来公演が多数ですね