懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 島根県伯太町の民家

2014年03月21日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県伯太町

山間の集落に一軒の空き家と思われる民家があったので撮影
人が住んでいる気配は無かったが自転車が玄関に置かれている。
電柱の横の梅は今年も咲いている。
置かれた自転車と健気に咲く梅と痛みかけた屋根を見ていると寂しくなる。
いずれこの家も壊され更地になり人の生活も痕跡も消える事であろう。
寂しい風景である。
しかし、人は寂しい風景が好きだ。


蒸気機関車 米子駅発車

2014年03月20日 | 蒸気機関車
撮影場所 鳥取県 山陰線米子駅
昭和47年撮影

懐かしの蒸気機関車写真展の掲載が終わり今まで投稿していないSLの写真を不定期に投稿します。

米子駅を発車するD51蒸気機関車の牽引する下り貨物列車が発車。
コンテナの貨物は今も走っているが貨物列車が少なくなった。
山陰線は遅くまで蒸気機関車が残っていた。
昭和50年までのこっていたのではないか
この頃は蒸気機関車への未練もなく次に取り組むテーマを模索していた。また結婚もしていたので気軽に山陰まで蒸気機関車を撮りに行ける環境でなかった。

線路に入り蒸気機関車の撮影をしているのにマナーが悪いといわれそうだ。
米子の操車場も広いヤードを持っていた。駅のすぐ南がヤードだった。



日本茅葺紀行  NO,116  山形県川西町の民家

2014年03月19日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山形県川西町玉庭

有名な場所なのでネットでもよく投稿されている風景である。
置賜地方の美しい田園風景と茅葺民家は絵になる。
日本の故郷百選に選ばれていないのが不思議である。
かえって選ばれないために風景が毒されなくてよかっのかもしれない。

私は保存地域以外で茅葺民家の集落のランクを付けるとすれば川西町の風景を一位に推したい。
この民家は集落の目立つところにあり見落とす人はいない。
民家の北側に回れば吾妻連峰の雪を抱いた山をバックに撮影できる。


茅葺民家  広島県吉和村

2014年03月18日 | 茅葺き民家
撮影場所  広島県吉和村(現在は廿日市市)

吉和は中国自動車道でも一番高いところを走っていて700メートルを超える。
高速道からスキー場が見える。
現在は廿日市市に編入されたが廿日市といえば瀬戸内海沿岸部なのに中国山地の真ん中で廿日市市の標識を見ると感覚がおかしくなる。

この民家は高速道路から目に入る。吉和村には茅葺民家が今も残るといわれているがこの家かもしれない。わたしも一度行ったきりでその後は訪れてない。
下屋が無く板張りで玄関部は昔のままの形を残していい家だとおもう。




岡山の茅葺民家写真展閉幕

2014年03月17日 | 茅葺き民家

3月10日から3月16日までの期間開催していました、岡山の茅葺民家の写真は閉幕しました。

このブログをご覧の方で岡山の茅葺民家写真展にお越しくださいました方に厚く御礼を申し上げます。過去の写真展に何度も足を運んでくれた方もおられて感謝しています。
会期中、人が途切れる事なく次々と来ていただき退屈せずに受け付けをする事ができました。
私は写真展の案内のハガキは手間と金がかかるので出す事も無いので集客は期待できません。
それでも色々な資料を見て来ていただけるのは有難い事です。

私の写真展の狙いは
1.日頃は車椅子で家に籠りっぱなしのため少しでも社会とのつながりを持つ
 人との会話と出会いの楽しみに
2.過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化してネガが見えるようにする。
 また写真展に合わせて写真をアルバムを作成し作品として整理する。
3.写真展にて皆に写真を見てもらって取り組んできた事の評価をうける。
 人はどんな評価をするか直接反応を感じとる。
4.写真展の会場での会話から活動のヒントやアドバイスをもらう。

総論
1.茅葺民家をテーマにしている人は少ない。五人程度だった。
 ネイチャーやデジカメで撮影している人は庶民の建物などには関心がないようだ。
 またモノクロに対して関心がない。
2.美しい写真はすぐにでも撮れるが懐かしい写真」は20年も30年も前から行動を起こして 撮影し何十年も経過して初めて写真のもつ力が発揮される写真である。
 あの時、撮っておけばよかったのにと後になって気づくもの。
 みんな過ぎ去った過去を反省する。

懐かしい物 岡山県中央町の木の半鐘

2014年03月17日 | 懐かしい物
撮影場所  岡山県中央町大垪和西 (現在は美咲町)

棚田百選で有名な中央町大垪和西の外れにあった木の半鐘
何十年もここに立っていたのであろう。
この地方ではこの木の半鐘がランドマークになっていたのであろう。
子供の集合場所などになっていたのであろう。
しかし、木の半鐘のためいつ倒れてもおかしくない。
これは根本が腐れないように石柱を埋め込んである。
今は撤去されてない。




日本茅葺紀行  NO,115  兵庫県西宮市の民家

2014年03月13日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 兵庫県西宮市

西宮市郊外で神戸市の有馬温泉の近くの茅葺民家が三軒ある。
こんな情報は地元の人でないと他府県の者は難しい。
今はどのような状況かはわからない。
ここへは有馬温泉を通って西宮側に行った。
初めて有馬温泉のホテルや旅館街を見た。風呂に入れる者はウキウキするのだがわたしは風呂に入れないので楽しみが一つ消えた。

西宮市に茅葺民家が残っているは驚きである。


茅葺民家 島根県斐川町の茅葺民家

2014年03月12日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県平田市(出雲市)

平田市の山際を30メートル程登ったところに反り棟の茅葺民家が二軒あった。
上から斐川平野が見える。
もうすでにトタンを掛けるか取り壊されていると思う。
山の斜面の狭い土地に民家が立ち並ぶ





岡山の茅葺民家写真展開催中

2014年03月10日 | 茅葺き民家
岡山の茅葺民家の写真展開催中

岡山の茅葺民家の写真展(個展)を下記内容で開催しています。
民家や消えゆくものに興味のある方は是非お越しください。

「開催日」 :平成26年3月10日(月)から3月16日(日)
初日は展示のため12時から 最終日は片付けのため16時まで
通常は9時から17時まで開いています。
「会場」 : 中国電力岡山支店 エネルギアプラザ(県庁の西側)
「開催者」  mihoshi55 ブログ発信者
        倉敷市在住

-写真展開催のいきさつ
岡山の茅葺民家は平成5年から10年まで撮影したものです。
苫田ダムに沈む茅葺民家撮影がきっかけで岡山の茅葺民家を探しにひたすら78市町村の細道、脇道を走りました。平成の時代に500軒の茅葺民家を発見できました。
(この500軒は母屋のみ小屋や保存、観光用は除く)
茅葺の探訪という目的がなければ訪れる事のない集落、いまそんな山間地は高齢化、過疎化で集落の維持が難しい限界集落の問題に直面しています。
写真は20年、30年と経過すれば暮らしや世相の大きな変化を物語ってくれます。まだ健康だった頃に各地を巡り撮影できたのは私の宝でもあります。

懐かしい物 本瓦葺きの民家

2014年03月08日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市

本瓦葺きの民家は瀬戸内海の沿岸の県に残っている。
本瓦は日本瓦でも丸瓦と平瓦を組み合わせる。屋根に赤土を乗せて瓦のズレるのを防ぐ
しかし屋根が重く定期的に瓦を下ろし垂木などの取り換えないと雨漏りの原因になる。
大阪から広島の海岸部、四国に残っている。
しかし、本瓦民家は古く建て替える民家も多い。茅葺民家と同じ運命をたどる。
淡路島も阪神淡路大震災で倒壊した本瓦民家も多かった。
私の住む農家には本瓦葺きが残っていこ。
板塀も面白く古かったので撮影した。しかし、新しい家に建て替えられた。