懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,229 茅葺民家出合った人々

2015年07月18日 | 日本茅葺紀行
茅葺民家をバックに出合った人々を撮ろうと思っていた。
後ろの茅葺民家住む男性を撮らせてもらっていたら親戚の女性がやってきて話しに夢中そこをパチリ。
出合った人を最低でも500人は撮りたかった。
家は撮らせてくれても人の写真は撮らせてくれない。
私は今の茅葺民家はどの家も有形文化財だと思って撮っている。なにも文化庁が定めたものが文化財ではない。自分の心が決めた文化財でを作ればいい。世間遺産と自分で決めて撮影している人もいる。世界遺産だけが遺産ではない。
茅葺民家はその存在だけで有形文化財だか住んでいる人もまた無形文化財である。

「茅葺民家は存在だけで文化財、住む人もまた文化財」
こんな事を言うと叱られかもしれない。

そんな訳で民家と共に住む人も撮らせてもらっていた。
しかし、歩けなくなりこれは大きなハンディである。
山道や坂道の家はまったく撮影出来なくなった。
しかし、人間は不思議な物である。身体の一部の機能が失われると強くなる部分があると思っている。
私に残された武器は口だけである。車の近くまてど来てもらい撮影するしかない。
車の入れる家で車の近くまで来てもらい撮影する、そんな誘引作戦しかないのだ。




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