懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

熟柿 (じゅくし)

2019年11月03日 | 日記
柿が熟し始めた。干し柿作りに収穫する。二本終わったが後一本残る。
200個ほしたので、残りの一本は鳥にやってもいい。
熟して干し柿に出来ないものや枝の折れたものは箱に入れて熟柿で食べる。
光にあてて透明感がでれば渋は抜けている。毎日2個は食べる。


柿は肥料などほとんど、やらないのに毎年よく成るものだ。
除草した草や枝を落した物や落ち葉を緑肥でやるくらい。
時々、精米機のヌカをもらってきて下に蒔く。
今回、収穫したのは愛宕柿と西条柿。愛宕柿は種がなく食べやすい。
西条柿も種は少ないが、それでも2個位い種がある。
今年は台風で落ちていたが、それでも段ボール4箱あった。
子供に分けた。子供も親がやっていた干し柿作りを見様見真似でやっている。
孫もこれを真似てやるのであろう。孫は食い盛りで一人が一日4個くらい食べるので親も食べるので20日で食べてしまう。
今年は気温が高くカビずに出来るか心配だった。長雨が三日続くとカビる、一週間の天気予報を見て木枯らしが吹くのを願うばかりだ。


愛宕柿と平核無し(ひらたねなし)は種がなく重宝する。突然変異で種のないのが発見された。葡萄の種なしは実が出来たらジベレリン処理をして種 を無くしてしまう。
愛宕柿も平核種無しも発見されたときは、縁起でもないと敬遠された。
果物に種がないのは、子孫が断絶すると嫌われた。
平核無しは新潟で発見されたのでおけさ柿、山形では八珍柿と呼ばれている。
和歌山県のかつらぎ町は急な山の斜面で平核無しを栽培している。全国で一番柿の生産が多い。甘柿のように平たいが渋柿である。渋抜きしたのを無人販売で一袋100円で売っていた。100円だし、どうせたいした柿ではないと思った。帰り食べたら甘くて美味しい柿だった。
柿は種を植えても先祖返りをするのでみんな渋柿になる。増やすのは台木に穂木を接ぎ木するしかない。桜の染井吉野や河津桜も元は一本を接ぎ木で増やした。・
甘柿と渋柿の違いは渋が全体にあるのが渋柿、渋がまとまり舌が渋さを感じないのが甘柿、柿にはすべて渋はあるのだそうだ。






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