懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

彼岸花

2021年09月18日 | 日記
彼岸花

彼岸花は死花とか墓花、仏花と言われ毒もあり忌嫌われていた。
子供の頃はチャンバラの竹で彼岸花の花を切り落としていた。
酷い事をしたものだ。こんな迷信を信じた自分が情けない。

彼岸花の写真など縁起でもない、撮ろうとも思わなかった。
何時の頃から彼岸花の写真が増えたか?
オートフォーカスカメラになり女性でもカメラ愛好者が増えた頃か?
ネイチャ―写真を撮る人が多くなった頃ではないか。
福岡県の星野村の棚田に彼岸花が咲く頃、大勢のカメラマンが押し寄せた。
デジタルカメラになり大勢の人が、彼岸花を目当てに撮影に来るようになったと思う。

埼玉県の日高市の巾着田や愛知県の半田市の矢勝川の堤防には大勢の人が押し寄せる。
半田市はナニコレ珍百景に2度も登場して彼岸花の数に驚いた。長年掛けて地域の人が増やしたのであろう。
岡山市に彼岸花を沢山植えている会社があり、開花の時期だけ無料で一般公開してくれる。
コロナの前に撮影した写真を投稿します。

ウィキペディアによると彼岸花は全国北海道まであると書いてある。
私は東北に5人茅葺民家繋がりの知り合がいる。
秋田と青森には彼岸花は無いという。球根を買って植えるが一度は花が咲くが次の年には咲かないという。福島の太平洋側の人は土手などに普通にあるという。
青森に住む女性は彼岸花の真紅の群生を一度見て見たいという。

冬に雪が何か月も積もる所は生育もむつかしいのか 
宮城までは彼岸花はあるのではと思う。
竹の生えない雪の多い地域は彼岸花も生育できないのか

チューリップや水仙も彼岸花と同様で夏眠する。
6月から9月までは葉は枯れて休眠する。
彼岸花は9月半ばに花芽を出し開化する。花のあと葉がでてきて光合成する。
ここで雪に厚く覆われると光合成ができない。西洋水仙やチューリップは雪の多いところが立派な花を付ける。西洋水仙、チューリップ栽培は北海道、東北の寒冷地が適しているのだそうだ。家の法面に水仙が株を増やし一面に生えている家がある。
水仙やチューリップは雪解けまで小さな芽で耐えている。雪解けが始まると一気に葉を伸ばし花芽もだす。厚い雪が防寒になっている。


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