懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,163  兵庫県三木市の茅葺きと彼岸花

2014年09月30日 | 日本茅葺紀行

今年は私の入院手術、家内の入院手術、9月には家内の母親が永眠し、まだ喪中である。
49日法要が終わるまでは泊まりがけの旅行はできない。次々と悪いことの起きる年である。
これが老いるという事か。
因果応報、悪い事の起きる原因を作らないよう生きないといけない。
喪中と言えども彼岸花はシーズンを逃すと来年まで待たなくてはならない。
場所によっても1週間程のズレがあるが9月23日ならばいいだろうと思ったが少し遅すぎた。
遠方には行かず高速道路で1時間半程度の三木市から神戸市に行く。
20回も訪れているので何処に彼岸花があるか記憶している。今まで花と茅葺き民家は撮ってこなかった。花も入れて撮ってみようと思い出かける。
茅葺き民家を30軒ほど訪れたら何軒か撮影できる。
悲しいかな彼岸花が群生している場所はない。畦道に何10本か生えている程度である。
彼岸花は毒もあり仏さんに飾るし墓場に多いので縁起でもないと子供の頃は触ると叱られた。
しかし、いつの頃がカメラで撮る人も現れ、埼玉の巾着田のように金を取って花見に行くところまでできた。
秋田の茅葺き民家友達が彼岸花の球根を買って茅葺きの近くに植えるがやっと花が咲いたが繁殖までいかない。彼岸花も東北も宮城や福島の太平洋側にはあるが青森県津軽地方には全くないという。秋田では茅葺き民家のそばにカタクリなどは沢山咲くが彼岸花だけはない。
雪の多い新潟県も秋に行っても彼岸花は見ない。ネットつながりの青森津軽の女性が彼岸花の赤の群生には強い憧れがあると言っていた。彼岸花の球根を買ってきて室内で育てている写真が紹介されたが生きるのが精一杯と言った感じだった。

彼岸花も竹のある場所でないとないようだ。半年も雪のあるところでは地下茎や球根が冷たさに耐えられないのだろう。彼岸花は暖かい地方の植物なのであろう。同じ球根でもチューリップや水仙は北海道や東北の方が大きく綺麗な花を咲かせる。









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