さえない日本株
今日も大幅下げの二番底を探している。
日経平均は21000円をキープしているがTOPIXが1589とさえない。
日経平均は225種の代表銘柄の平均株価だがTOPIXは全銘柄の指標である。
12年前の日経平均は18000円でTOPIXは1800ポイントだった。
日経平均とTOPIXの比 N/T比は10倍だったが今日などN/T比は13.3倍である。
日経平均はファーストリテーリング(ユニクロ等)などの値嵩株が株価で引き上げられているが全体は12年前よりはるかに安い株価である。
日本の高度成長を支えてきた大企業がさえない。
鉄鋼、重工、電機、電力.銀行、証券の株価が低迷している。
グローバル化の時代に乗れなかったりトップの能力のなさや災害で12年前の半値以下である。M&Aの失敗も東芝のようになる。
TOPIXの低迷は日本型企業の時代遅れを評価されているように思う。電機などは世界のトップであった産業も中国.韓国に勝ち目がない。これから車産業もどうなるか分からない。
唯一、村田製作所や信越化学のような真似出来ない技術を持つ部品メーカーは収益が高い。
自分も過去に長い期間売り買いした銘柄は株価を覚えているので安値で買っていたらなかなか買値に戻らない。これからはフットワーク軽く5パーセント10パーセント値上がりしたら売るようにしないと鷹揚に構えていては儲からない。自分の頭が昔のままで時代の変化に追いついていない。 銘柄選びに売買のフットワーク。
これからの成長産業.成長企業を勉強しないと株では儲からない。
ニューヨークも長く右肩上がりで株価は維持したがいつ下げに転じるか来年は消費税10パーセントもあり株価には試練になりそうだ。