懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 モノクロ 日本の集落

2017年09月29日 | 茅葺き民家
撮影場所 鳥取県日南町折渡

昭和50年代に日本の集落を訪ね歩いた写真集、日本の集落がある。
編集者とカメラマンとスタッフの三名くらいが日本の山間地の集落を記録している。
本はモノクロが上下巻の二冊、カラーが一冊である。
実際は本に載っていない数多くの集落を撮影しているものと思われる。
集落には茅葺民家が沢山でてくる。
鳥取県日南町もでてくる。印賀という地名に茅葺がでてきた。
淡い期待をもって印賀の地を訪れたがそこには茅葺はなかった。
しかし、隣の折渡の集落に茅葺があった。
人も車の往来も少ない寂しい集落であった。


個人でもライフワークで集落や茅葺民家を撮っている者もいると思う。
鉄道は昭和30年代に中学、高校生で全国各地を撮っている人もいる。
鉄道の場合は鉄道を利用すれば何処でも行ける。しかし、山間集落の撮影は何回も鉄道やバスを乗り継がなくてはならない。
皆が車を持ち運転するようになってから撮影に出かけるようになった。

これからの日本の山間集落はどう変わっていくのか過疎化、限界集落と衰退していくのは目に見えていく。各自治体も映像や資料で記録をのこしていくと思う。個人としても写真で記録していく価値はあると思う。まだ40年以上生きる見込みの人はやってください。