土屋美恵子の子育て応援活動日記

武蔵野市議会議員として子育て支援など生活密着型の地域福祉を中心に4世代が安心して暮らせる武蔵野にと奔走しています

三鷹市の「コミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育」

2010-01-26 17:45:17 | Weblog
1月24日

さる1月19日に、三鷹市連雀学園の研究発表会が開催されました。

その後 夕方より勉強会として 貝ノ瀬 滋 三鷹市教育委員会教育長の
特別講演をうかがいました。
なんと、私が議員になる前に、社会教育委員として関心を持っていた三鷹4小の教育ボランティア制度を実践していた校長先生が、貝ノ瀬教育長であったということでした。

6年以上経過して巡り会えたことに感慨深い思いです。

ここが原点での、学校支援地域本部、学校評議委員制度、学校運営協議会、などの体制につながっているようです。
民主党のマニフェスト学校理事会制度も、三鷹市をイメージしているようです。

最初のモデル校、5年前2中と井口小、2小でした。
この地域は自宅の近くでもあり、勤務していた鶏鳴幼稚園の卒業生が多く、保護者の方々からいろいろなご意見を聞かせていただいた経緯もありました。

現在は、全市体制で教育ビジョンのもとに、小・中一貫教育を進めています。
統合ではなく、地域立学校運営が重点というのでしょうか。
開かれた学校づくり教育ボランティア150人、教師の6倍にもなる地域の人材を、現場で活用している現実がありました。

武蔵野市では、放課後にサポートしていく体制はありそれも必要ですが、授業中にわからない点をサポートしていく有効さを感じます。
在校生、卒業生の保護者もいる中、個人情報など案じたいところですが、まったくそのような問題はおこっていないとのことでした。
そしてまったくのボランティア無償という制度で、多くの人材を確保し、日常的に運営されていることに学ぶべき点があると感じます。
学力アップ、不登校率減少、地域の子どもたちという良現象につながることも。