土屋美恵子の子育て応援活動日記

武蔵野市議会議員として子育て支援など生活密着型の地域福祉を中心に4世代が安心して暮らせる武蔵野にと奔走しています

子育て当事者による「家庭訪問型子育て支援について 」

2009-11-30 21:35:27 | Weblog
11月28日

日本子ども虐待防止学会 第15回学術集会埼玉大会が開催されています。

分科会Ⅱ-14 子育て支援家庭訪問型子育て支援研究会として、話題提供させていただきました。
(なぜかこの会の代表は私です。年長者であり、先駆的にひまわりママの活動をすすめてきたことが有無をいわさずでした)


6団体が、特色ある事例を提供いたしました。

・産前産後ヘルパー派遣ーー子育て支援グループamigo
 産後1ヶ月を安心して健やかに養生するために丁寧な支援実施

・ケアワーカーによる養育支援訪問事業ーーNPO法人日本子どもソーシャルワーク協会
 区の養育困難家庭等へワーカー派遣、状況によっては中学1年まで継続支援
 親子分離をさせない未然の支援として、夏休み等親子キャンプなども実施

・ボランティアによる家庭訪問事業ーーホームスタート・ジャパン
 イギリスのホームスタート事業の日本版展開中
 すべてのこどもが、可能な限り最善の人生のスタートを歩めるよう親支援

・学生ボランティアによる家庭訪問事業ーー特定非営利活動法人びーのびーの
 子育てひろばに集う家庭に、広場スタッフによるコーディネートにより学生を派遣
 二人組にて2時間の訪問 学生と子育て家庭の互恵的支援

・総合的な訪問事業ーーNPO法人子育てネットワーク・ピッコロ
 一時保育、ファミリーサポート・センター事業、一人親ホームヘルプサービス事業、育児支援(産後養育困難)事業、ホームビジター事業、病児緊急預かりなど
 多岐に渡る事業を地域の中から展開。 
 武蔵野でいえばひまわりママの活動と類似しています。

・保健師の立場からの訪問ーー横須賀市こども育成部こども健康課中央健康福祉センター
 横須賀版こんにちは赤ちゃん事業として、妊婦の全数把握上、訪問と教室などを組み合わせ丁寧な事業化。
 

指定討論者の方々から示唆に飛んだご意見もいただきました。
服部律子氏(岐阜県立看護大学) 
三輪真知子氏(静岡県立大学) 
宮島清氏(日本社会事業大学)


多様な訪問事業活動の重要性が伝えられたと思います。
今後も、こうした訪問型の促進と役割の明確化をすすめていきたいと研究会メンバーと話しているところです。

子育て中は、気軽に手助けを求められる地域にしていきましょう!