土屋美恵子の子育て応援活動日記

武蔵野市議会議員として子育て支援など生活密着型の地域福祉を中心に4世代が安心して暮らせる武蔵野にと奔走しています

多胎育児支援のためのピアサポート活動報告会

2008-12-14 22:10:26 | Weblog
12月10日

【AM】
*事業説明:田中輝子多胎育児サポートネットワーク代表
*行政説明:「虐待の一次予防への取り組み」右田周平氏(厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課虐待防止対策室)
*講演  :「多胎育児家庭になぜピアサポートが有効か」服部律子氏(岐阜県立看護大学)

【PM】  
*事例報告「それぞれのピアサポート活動」
・石川多胎ネット(幹事 橘薫)
・岐阜多胎ネット(代表 糸井川誠子)
・ひょうご多胎ネット(幹事 天羽千恵子)
・多摩多胎ネット(杏林大学保健学部 佐藤喜美子)
・NPO法人保育サービスひまわりママ(初代理事長 土屋美惠子)
・NPO法人せたがや子育てネット(副代表 明石真弓)

*活動検討全体ディスカッション「地域の特性を活かしたピアサポート活動を探る」


私は文教委員会のため午前中は伺えず大変残念でしたが、ひまわりママから中村理事長が参加しておりました。
午後の報告会には厚労省の右田様と講演者の服部様もご出席いただき、アドバイスや質問に答えていただけました。

石川、岐阜、ひょうごは長年ネットワーク活動をしてきた当事者の団体です。
つまりコーディネーターもピアということです。
多摩、ひまわり、せたがやはコーディネーターはピアではないが、専門性子育て支援の実績のあるものが行いました。
発表の中からは特にマイナス面は感じられず、その人に合った人や地域資源につなげるという目的は、ピアサポーターと組んでかなえられるということが判りました。

報告の中から、誰もが多胎の親たちにやさしい視線が届き、さりげない支援につながるような社会環境つくりが大事なのだ等、意見が出ました。
早期の支援がどれほど虐待防止に繋がるかと確認した次第でした。

武蔵野市では出生率も上がり気味で、年間1000人越えたようです。
1割くらいの多胎児との報告もあります。
赤ちゃん訪問とつながるピアサポートの必要性を訴えます。

この事業は、独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業なので、報告書などが出されます。