貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

冬ざれ・・・身の終わり

2018-11-12 08:18:41 | 日記

冬ざれ・・・身の終わり

平成30年11月12日(月)

 草木が枯れ、海も山も

建物も全て荒れた様を見せる。

 それらの風物と、その荒れ

さびれようの進む季節を、

「冬ざれ」

というそうだ。

 これから迎える時季。

 今朝は、北國街道へ。

 傍に立つ案内板によると、

”美濃派の宗匠が赤塚で句会を開き、

大衆文化として赤塚で俳諧が広

まり、その影響を受けた村人が

芭蕉を慕って建立」したという。

 右が飯田鶴友の辞世の句。

「身の終り 夢の世や 蝶尓も奈らで」

 左が飯田誠雄の辞世の句。    

「矢のごとき 月日を夢の 昼寝可那」  。 

 二人の辞世の句は、率直で、よく

わかる。

 辞世の句が詠めるかな。         

 そんなことを思いながら

佐潟湖畔を散策する。