貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

水鳥を守るラムサール条約?

2018-11-09 08:38:54 | 日記

水鳥を守るラムサール条約?

平成30年11月9日(金)

 今朝から,時雨。

 夕方から上野へ出かけ、大好きな

舘野泉さんのピアノを聴きに。

 何年も楽しみにしていた生演奏!

 今朝は,佐潟湖へ。

新潟市: 佐潟湖畔     

10月10日   13:55~

 県内でも最大級の砂丘湖の佐潟は、

佐渡・弥彦・米山国定公園区域内

に位置し、水鳥の生息地として

重要な湿地を保全するラムサール

条約の登録湿地。

 ラムサール条約?

 初耳だ。

 調べると、

ラムサール条約とは

 正式名称を「特に水鳥の生息地として

国際的に重要な湿地に関する条約」

といい、1971年にイランの地方都市

ラムサールにおいて締結されたこと

から、通称「ラムサール条約」と呼ば

れている。

 水鳥たちは国境を越えて渡りをする

ものが多く、例えば、コハクチョウは

夏にシベリアで繁殖し、冬になると

南下して日本に渡ってくる。

 日本での中継地としては、北海道の

クッチャロ湖やウトナイ湖などが

ありますが、その後、その大半が

さらに南下し、伊豆沼・内沼(宮城県)、

猪苗代湖、佐潟をはじめとした新潟

平野の湖沼などに渡ってきて、

そこで越冬する。

 また、一部はさらに中海(島根県)

で越冬するものもいるそうだ。

 これら中継地や越冬地の湿地が

失われてしまうと、ハクチョウたちは

渡りのルートを変更しなければなら

なくなる。

 極端な場合には、ルートそのものが

成り立たなくなってしまう。

 このように、湿地は渡りを行う水鳥

たちにとってかけがえのないもの。

 そのため、特に繁殖地、中継地、

越冬地などの水鳥の生息地として

重要な湿地については、国際的に

保全していかなければならない。

 ラムサール条約は、そういった

目的のために多くの国が締結して

いる国際条約。

 この条約では、それぞれの加盟国が、

国内法で登録湿地を保全することを

義務づけていますが、この条約における

湿地保全の基本原則は、湿地をたんに

保護地域に定めて人々の立ち入りを

禁止するなどの保存施策を実施する

だけでなく、湿地の生態系を維持し

ながら、湿地の有形・無形の資源を

持続的に利用・活用する「賢明な利用」

(ワイズユース)に基づいている。

 条約加盟国は169か国あり、

国際的に重要な湿地として登録された

湿地は2,234湿地、約2億1,500万

ヘクタールを数えている。

     (2016年3月現在)。

 貴重な水生植物が数多くみられ、

冬は様々な渡り鳥の居住地となる。

 水鳥を見ることもできた。

佐潟橋を渡ると、

 その湖畔の道路沿いに

3基の句碑が並んで建っている。

 つづく。