貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

鹿の伏すらむ

2018-11-14 12:41:12 | 日記

鹿の伏すらむ

平成30年11月14日(水)

 ようやく弥彦神社へ。

行事がこれからあるのかな。

 

 随身門まで出店が出るのか?

 越後平野の中央に聳えたつ弥彦山

の麓に鎮座する弥彦神社は、古く

から「おやひこさま」と呼ばれている。

 心のふるさと、魂のよりどころとし

て多くの人から広く親しまれてきた。

 これが随身門の二体。

 おおらかな笑顔!

 社殿も立派。丁重に参拝。

 境内はうっ蒼たる樹林に覆われ、

亭々たる老杉、古欅は見るからに

神々しい。

 万葉集には、弥彦神社を詠んだ

ものが二首。

「伊夜比古 おのれ神さび 

青雲たなびく日すら 小雨そぼ降る」

 と 

「伊夜比古 神の麓に今日らかも

鹿の伏すらむ皮衣きて 角つきながら」

 芭蕉と曾良も参拝したという。