貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

続銀河の序と・・・

2018-11-17 08:35:28 | 日記

続銀河の序と・・・

平成30年11月17日(土)

 小春日和3日目!

「銀河の序」は、

「越後の国 出雲崎といふ 処より、

佐渡が島は、海上十八里とかや。

 谷嶺の 険阻くまなく、東西 三十余

里波上に 横折れ伏せて、まだ初秋の

薄霧 立ちもあへず、さすがに 波も

高からざれば、唯 手のとゞく計に

なむ 見わたさるる。

 げにや此島は 黄金 あまた湧き出

でて、世に めでたき島になむ 侍る

を、むかし今に 到りて、大罪朝敵の

人々 遠流の境にして、もの憂き

島の名に 立侍れば、冷じき 心地せ

らるるに、宵の月 入りかかる比、

海の面 いと ほの暗く、山の形 雲透に

見えて、波の音 いとゞかなしく

聞こえ侍る。 

荒海や 佐渡によこたふ 天河 」

と記載されたもの。

 海の面、いとほの暗く,

波の音,いとど哀しく。

 今も昔も同じ!?

 そして、長岡市寺泊へ。

西 生 寺 だ。

2017(平成29)年 10月11日 8:30~

 新たな道路が開発され、道案内は旧道。

 山道を登っていくよう。

 取りあえず行くと、昔の細い路。

 もう草茫茫,諦め、戻ると、

「西生寺」の案内板あり。

 どうも水子供養中心のような・・・印象。

 寺泊はカニや魚が有名。

 昔から酒造りの杜氏がたくさんいて、

おいしい日本酒も豊富だった。

 曾良旅日記には、

「・・・二、三町行テ、最生寺ト云所

ヲノズミト云浜へ出テ、十四、五丁、

寺泊ノ方ヘ来リテ左ノ谷間ヲ通リテ、

国上ヘ行道有。荒井ト云、塩浜ヨリ

壱リ計有。

 寺泊ノ方ヨリハワタベト云所ヘ出テ

行也。寺泊リノ後也。壱リ有。

 同晩、申ノ上刻、出雲崎ニ着、宿ス。

夜中、雨強降。」

と記載されている寺泊。

とりあえず、参拝!

つづく。