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ジョージ・A・ロメロ『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』

2009-11-28 15:22:00 | ノンジャンル
 WOWOWで、ジョージ・A・ロメロ監督・脚本の'07年作品「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」を見ました。
 妻子を殺して銃で自殺した男。3人の死体が搬出されようとする時、死体が動きだし人々に襲いかかります。その時から死体が突然動きだし人を襲う事件が頻発し始めます。大学の卒業製作のために映画の撮影をしていたジェイソンらは事件の記録のための撮影を続けたまま女子寮にいたデブラを救い出し、メアリーのトレーラーで逃げ出しますが、途中で歩く死体に出会い、それを轢いたメアリーは罪悪感から銃で自殺を図ります。病院にメアリーを運びますが、そこはゾンビだらけで、やがて死んだメアリーもゾンビと化します。仲間のゴードもゾンビに噛まれたことが原因で死んでゾンビ化したところを恋人のトレーシーから頭を撃たれて退治されます。車が故障し聾唖の老人の家で修理させれもらいますが、やがてそこは大量のゾンビに囲まれ老人は死に、何とか車を修理した彼らは脱出します。出会った黒人武装集団は必要な物資を分けてくれ、彼らのアジトでジェイソンはそれまでに撮影した映像を編集しネットにアップすると数分間で数万回のヒットを記録します。ジェイソンの恋人のデブラの家に着きますが、彼女の家族は既にゾンビ化していました。出会った州兵から物資を略奪された彼らは、黒人のアジトで連絡が取れた友人のリドリーの邸宅にやってきますが、まだ襲われていないかに見えたリドリーは既にゾンビに噛まれていて、しばらくして死んでゾンビ化するとトレーシーを襲います。助けようとせずそれを撮影するジェイソンに愛想を尽かしたトレーシーは車で逃げ出し、デブラは邸宅に作られていた避難所に入ることを主張しますが、ジェイソンはあくまで外を記録し続けることを主張し、結局リドリーに襲われデブラに頭を打ち抜かれるのでした。
 基本的にジェイソンの一人称カメラで写された映像で構成され、それにニュース映像や監視カメラの映像が混ざるという実験的試みをしていますが、特に違和感は感じませんでした。頭がまっぷたつになったりちぎれたりという残酷なシーンが多いですが、結構楽しめました。ホラー映画が好きな方にはオススメです。

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