朝日新聞文化賞マンガ大賞の9回を受賞した浦沢直樹&手塚治虫氏の「PLUTO」の一巻を読みました。なぜ、一巻だけかというと、新聞のこの賞の特集記事で、いしかわじゅん氏が「一巻だけ読んでも、その完成度の高さが十分分かる」とおっしゃっていたからです。
オリジナルの鉄腕アトムでのプルートの回は今でもはっきり覚えていて、ロボットと戦い壊す目的で作られたロボット・プルートが次々と人に愛されているロボットを殺して行き、最後にアトムとの決戦で破れ、自分の運命を呪い、アトムに遺言を残す場面は印象的でした。
今回は、肝心のプルートの姿は最後まで現れず、彼を負う刑事ロボットと、老ピアニストと、戦闘ロボットとして作られたのですが、現在は老ピアニストの身の回りの世話をするロボットとの交流を中心に描かれていました。
読んでいて、ドキッとするような場面もありましたが(悲惨な状態で壊されたロボットの描写など)全体的に「これはすごい」と思われるようなシーンには出会えませんでした。
実は私は浦沢直樹さんとの相性が悪く、友人に勧められた「マスター・キートン」のシリーズも今一つ乗れませんでしたし、「モンスター」も途中で読むのをやまった前歴を持っています。今度こそは、と挑んだ「PLUTO」もダメでした。ただ、一巻だけしか読んでいないので、それをもって、全体がどうのこうのとはいえませんが。
とりあえず、ご報告でした。
オリジナルの鉄腕アトムでのプルートの回は今でもはっきり覚えていて、ロボットと戦い壊す目的で作られたロボット・プルートが次々と人に愛されているロボットを殺して行き、最後にアトムとの決戦で破れ、自分の運命を呪い、アトムに遺言を残す場面は印象的でした。
今回は、肝心のプルートの姿は最後まで現れず、彼を負う刑事ロボットと、老ピアニストと、戦闘ロボットとして作られたのですが、現在は老ピアニストの身の回りの世話をするロボットとの交流を中心に描かれていました。
読んでいて、ドキッとするような場面もありましたが(悲惨な状態で壊されたロボットの描写など)全体的に「これはすごい」と思われるようなシーンには出会えませんでした。
実は私は浦沢直樹さんとの相性が悪く、友人に勧められた「マスター・キートン」のシリーズも今一つ乗れませんでしたし、「モンスター」も途中で読むのをやまった前歴を持っています。今度こそは、と挑んだ「PLUTO」もダメでした。ただ、一巻だけしか読んでいないので、それをもって、全体がどうのこうのとはいえませんが。
とりあえず、ご報告でした。
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