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大島渚監督『愛の亡霊』

2022-06-20 05:27:00 | ノンジャンル
 大島渚監督・脚本の1978年作品『愛の亡霊』をDVDで観ました。
 サイト「映画ウォッチ」のあらすじに加筆修正させていただくと、
「儀三郎(田村高廣)は車引きで妻のせき(吉行和子)と幼い息子と暮らしていました。娘は奉公に出ていました。この家に若い豊次(藤竜也)が出入りするようになりました。義三郎はせき(吉行和子)に対し、豊次はお前に気があるんじゃないかと話していましたが、せきは26歳も若い男となんてとまともに聞いていませんでした。
 ある日豊次が餅を買ってせきの家に来ました。二人で一緒に餅を食べました。その後豊次がせきの家を訪れると、せきは胸をはだけて息子と昼寝をしていました。これを見た豊次はせきに関係を迫り豊次とせきは結ばれました。
 義三郎が仕事をしている間に二人は関係を持ちますが、お互い本気になり、豊次が義三郎を殺そうと言い始めました。豊次に惚れきったせきも同調し、焼酎を大量に飲ませ眠らせて首を絞めることにしました。義三郎の死体は二人で森の中にある古井戸に落としました。
 それ以来豊次は山の落ち葉を拾っては古井戸に投げ込みました。この光景を西の若旦那(河原崎建三)に見られてしまいました。世間を気にした二人は今までと同じように別々に暮らし、せきは義三郎が東京へ出稼ぎに行ったと近所には言っていました。やがて3年がたち、周囲では義三郎が帰って来ないのはおかしいと言い始めました。
 娘が帰省してきました。父の義三郎が井戸の中で寒いと言っているという夢を見たと言いました。また近所の噂も激しくなりました。警官の堀田(川谷拓三)も事情聴取を始めました。そしてせきの前に義三郎の幽霊が現れるようになりました。車を引いたり、家で座っていたりと頻繁に現れ始めました。怖くなったせきは豊次に話しますが豊次には見えないといわれます。豊次も近所を探り始めました。そして古井戸の中に義三郎がいるという噂が広まりだした頃、豊次は唯一見られた西の若旦那を殺しました。
 警察のマークも厳しくなり、近所の疑いも強くなったことで、せきは自殺を図り、家の中に火を付けました。それを見た豊次は戸を壊し中に入りせきと交わりました。そこに警官と村人がやってきて二人を取り押さえました。二人は木に縛り吊るされ拷問を受けました。古井戸からは白骨化した義三郎の遺体が引き揚げられました。その後せきと豊次は死刑を執行されました。」

 漆黒の画面が多く見られました。ちなみに本作で大島渚監督はカンヌ映画祭で最優秀監督賞を受賞したそうです。

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