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森崎東監督『喜劇・女は男のふるさとョ』

2021-10-06 00:42:00 | ノンジャンル
 森崎東監督・共同脚本の1971年作品『喜劇・女は男のふるさとョ』をWOWOWシネマで再見しました。
 サイト「MOVIE WALKER PRESS」のあらすじに加筆修正させていただくと、
「ストリッパーの斡旋所「新宿芸能社」を経営する金沢夫婦(夫は森繁久彌、妻の竜子は中村メイコ)の前に笠子(倍賞美津子)が姿を見せたのは七年振りのことだった。笠子は、旅先から送金した金が五百万になったので、そろそろ身を固めるつもりで帰ってきたのだが、帰るそうそう昔のヒモに、暴力バー「コスモス」に連れ去られるという事件が起こった。金沢の旦那は、笠子を取戻しに、単身「コスモス」に乗り込み、傷だらけになって帰ってきた。怒った金沢竜子は汚物の入った肥桶を店内に蹴り込んだため、翌日お礼参りにあったが、徳田刑事(花沢徳衛)が駆けつけたので、大事に至らず落着した。笠子は、この事件に責任を感じ、また旅に出た。そして、九州で照夫(河原崎長一郎)という貧相な自動車修理工と知り合い、相手が妻子持ちとも知らず、結婚するために急ぎ上京した。しかし、真相がわかるとたちまち大喧嘩となり、また一人旅に出た。
 「コスモス」事件の一ヵ月後、旅に出ている笠子の書状をもって星子(緑魔子)という少女が「新宿芸能社」に現われた。星子は、竜子の世話で料亭で女中をするが、トイレで酔客と性交してクビになってしまい、金沢たちに連れ戻された。そして、村枝の指導でストリッパーの道を歩きだした。
 ある日、受験に失敗して自殺を図る高校生を目撃した星子は、セックスの楽しさを覚えれば思いとどまるかもしれないと思い身体を与えたところ、売春の嫌疑で、警察に捕えられた。
 そんな星子にも幸福の星が輝いた。ケチで有名なケチ権(伴淳三郎)が、星子をほしいと言いだしたのだ。星子もOKし、結婚式は星子の大勢の親戚も加わって賑やかに行われた。星子の幸せを願うかあさんの祝福。一方、笠子は早くかあさんが祝福してくれるような男に巡り会えるよう、今日も旅を続けるのだった。」

 森崎監督の代表作の一つです。映画が好きで、この作品をまだ観ていない方がいたら、即見るべき傑作です!