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ビリー・ワイルダー監督『翼よ!あれが巴里の灯だ』

2021-05-03 07:47:00 | ノンジャンル
 ビリー・ワイルダー監督・共同脚本の1957年作品『翼よ!あれが巴里の灯だ』をNHK・BSプレミアムで観ました。

ウィキペディアのあらすじに加筆修正させていただくと、
「『1927年、一人の青年がニューヨークのルーズベルト飛行場からパリのルブルジェ飛行場まで、5810キロを無着陸で飛んだ。北大西洋を横断しての単葉機による単独飛行だ。意思と肉体と魂を賭してのチャールズ・リンドバーグの33時間30分のこの快挙は、全世界を勇気づけ、航空機時代を現実のものとした。これはその飛行に関する物語である』の字幕。
 映画はリンドバーグ(ジェイムズ・スチュアート)の歴史的な飛行の前夜から始まり、いくつものフラッシュバックによって、1923年の初めての単独飛行で始まる彼の飛行キャリアを物語る。曲技飛行団での日々、陸軍での飛行訓練、飛行教官・郵便機パイロットとしての飛行、不調に終わったコロンビア航空社からのベランカ機購入交渉、セントルイス商工会議所からの資金援助の獲得、スピリットオブセントルイス号の設計と製作、等々である。
 困難な離陸のあと、リンドバーグは睡眠不足や機体の着氷と戦い、推測航法で苦闘する。そこに、「バド」・ガーニーと組んでの愛機ジェニーによる旅回りや、ブルックス飛行場での陸軍飛行士としての訓練など、飛行士としての初期のエピソードが挿入して描かれる。飛行中に操縦席に入り込んだ蠅や、天井のコンパスを見るために見物の少女から貰い受けた鏡のエピソードも描かれる。
 そしてついにアイルランドのディングル湾でヨーロッパの陸地にたどりつき、プリマス上空を飛んでイギリス海峡を横断、英雄の歓迎に沸くパリのル・ブルジェ空港に到着し、20万人の人々の歓迎を受ける。そしてニューヨークの帰国時には400万人が歓声を上げるなか、パレードをするのだった。」

 2時間を超える映画でしたが、スチュアートの名演もあって、ハラハラドキドキしながら、あっという間に見ることができた映画でした。