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オリヴァー・ストーン監督『野蛮なやつら/SAVAGES』その2

2014-05-05 06:59:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 死神の人形がフロントに置かれたトラック。『この男はラド。いろんな特技がある。造園業は昼の仕事』。ラドは人家に侵入し、主人の弁護士に銃を突きつけ、「裁判で負けた15年分を体で返せ」弁護士「メキシコのヤク戦争で勝つのはエレナではなく、エル・アズールだ。彼に紹介する」。弁護士、電話するが、結局ラドに両足を撃たれ、射殺される。目撃者の妻も射殺。2つの死体の顔を写真に撮るラド。
 『デニス・ケインは麻薬取締局の大物。彼が“味方”なので、ベンとチョンは無事』。ベンとチョンはデニス(ジョン・トラボルタ)に、“バハ・カルテル”から首切り死体が7つ映っている映像が届いたことを伝えると、デニスは「お前たちの大麻の質が狙い。近い将来、政府は大麻を合法化する。カルテルを敵に回すな。取引しろ」と言う。ベンが大麻を回そうかと言うと、女房が死にかけていると言うデニス。
 カルテルの者たちと会うベンとチョン。「3年で君たちから学ぶ」と言う相手。“メキシコ、ティファナ”の字幕。取引の中継を見るエレナ。相手は事業の拡大を提案し、「君たちは種子開発と栽培、俺たちは製造と販売。君らの取り分は80パーセント」と言う。チョンは相談させてくれと言い、ベンとベランダに出る。向かいのビルからマイクを2人に向ける男。『ワイリーはピカ一の録音屋。彼の興味は音と極上の大麻だけ。ドク、サム、ビリー。元海軍特殊部隊。アフガン帰り。3人で120人は殺した。優しい男たち』。チョンは取引には応じないとベンに言います。部屋に戻ったベンは「事業はくれてやる。一緒にはやらない。麻薬事業から足を洗う。もう飽きた」チョン「クソ食らえ」。カルテル「24時間やる。考え直せ」。
 自転車に乗ってきたツーリングの服を着た若者。『彼はスピン。大手投資銀行のブローカーだったが、銀行を辞め、ベンたちの金の洗浄で大儲け。変わり者だ』。ベンらはスピンに「1年ほど姿を消すので、新しい資金ルートを作ってくれ」と言う。夜のレストランで、インドネシア行きをOに伝える2人。ウエイターが氷をこぼすと、緊張していたチョンはすぐに銃を構える。それを見つめるカップル。
 翌日、ラドは3人を監視している。「女は両方とやるのか。野蛮人どもめ」と言うラド。大麻を吸った3人は、3人でセックスを始める。ラドは、奴らはきっと逃げるが、奴らの販売網と知識は必要だと考える。チョンはインドネシアは長くても3ヶ月だと言うが、Oはここにいたいと言う。もっといいものが向こうにあると言うベン。Oは護衛を連れて買い物に出かける。護衛の車は警官に停められ、警官に射殺される。死体を始末するラドの部下。Oを尾行する女。カルテルからの電話にベンは「手を組もう。明日の朝に手順の打ち合わせを」。「後で電話する」と電話は切れる。戻ってこないO。やがてベンらのパソコンに、捕えられ、殴られるOの姿の後、Oの首が落とされるアニメが映る。「何でも従う」とベン。「証明しろ」とラド。「女の指を2本落とせ」と脅すラドの言われるままに、チョンは口に銃口を突っ込んで引金を引こうとするが、引く寸前に「もういい、今後は言うことを聞け」とラドは言う。「ではチェラビスタへブツを150キロ、5時間以内に」と言うラド。時間を表すタイマーの映像。急ぐ2人。途中、パトカーに停められそうになるが、ギリギリ間に合う。2台の車が来ると、2人が乗ってきた車と1台が去り、1台の車が残される。その車には代金とOの携帯があった。眠るOの写真を撮るラド。2人に「3年間は合意内容を守れ。ただし(ここで声がエレナの声に変わる)手数料は30パーセント。Oは1年間預かる」。チョン「野蛮人は取引などしない」。一方、Oは世話役の青年に「責任者と話をさせて」。現れた男にも「ピザばかりでなく、サラダも食べさせて」。Oの足には鎖。「私がいないと知ったら、ママはFBIに通報する。だからメールを送らせて。生きてる証拠になる。ここにいるのは7~10日よね。1ヶ月かも。私があなたの娘だったと想像して」。
 デニス、ベンらに「週に2度も呼ぶな」「バハ・カルテルの情報をくれ」「敵に回すなと言ったろ。協力できない」「上司に会いに行くぞ。秘密口座の50万ドルも教える。Oが誘拐されたんだ」「エレナは手強い。逆らえば死体の山だ。エレナの家族は息子1人以外は皆死んでる」「嘘だ! 捜査資料をくれ」。拒否するデニス。チョンはデニスの足にナイフを突き立てる。「分かった、何とかする」。(また明日へ続きます‥‥)

 →「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/