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トニー・スコット監督『ドミノ』その2

2014-03-27 06:26:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 後で知ったことですが、FBIは賞金稼ぎを監視していました。前職はミュージシャンだったと言うエドは、ドミノが知っている大物ミュージシャンとも共演していました。チョコとは奴がムショを出て数時間後に街で知り合い、そりが合ったと言うエドは、チョコはムショに戻るなら死を選ぶだろうと言い、彼は4歳の時エンピツで友人の目を刺し、頭の中が壊れてるとも言います。2003年度の“ベスト賞金稼ぎ”に選ばれるドミノ。3人の結束は固まっていきます。陸運局の鍵番はラティーシャを含む3人の黒人女性で、エドは皆の“パパ”で、彼らはプールで遊びます。
 “翌朝 ママの家”の字幕。あたしの暮らし方を知ってママは身震いしたとタリンに語るドミノ。タリンはリアリティー番組の製作者マーク(クリストファー・ウォーケン)がFBIに提出してくれたビデオにあなたの映像が含まれていたとドミノに言います。ママの友達でもあるマークはドミノの噂を聞き、ドミノに関するテレビ番組を作りたいと言ってきます。契約書に目を通すためママも同行し、エドも含めた3人でマークに会いに行くと、マークは1週間密着取材し、ドミノを主役にしたいと言いますが、エドは自分とチョコとドミノの3人が同等に扱われなければダメだと言います。利用されるだけなんだから、こんな話に乗らないでと言うママ。世間もあたしを認めてくれるようになるとドミノは思い、エドらとともに契約しますが、これが終わりの始まりだったとタリンに語ります。28歳で祖母になったことでギネスブックにも載ったラティーシャが、テレビのバラエティ番組に出演します。エドは彼女が陸運局での我々の窓口だと言い、保釈金契約書は彼女経由で手に入ると言います。ラティーシャは番組で混血の人種チャートの話を持ち出し、観客と論争を始めます。
 密着取材が始まると、ママの手回しで『ビバヒル』の出演者のアイアンがリポーターで来ていて、ドミノはうんざりします。アルフは取材用にと、車を派手に塗装していました。彼は旧ソ連に侵略された祖国の解放と家族のため、革命軍に参加しようとして、若すぎて果たせなかったという前歴を持っていました。“アフガニスタン 1979年”の字幕。14歳で爆破のプロになることを決意したアルフ。エドはアイアンに賞金稼ぎになるのに必要なのはムショ暮しで、リスしか撃ったことのないと言うアイアンに、一度人間を撃ってみな、スリルが違うぞと言います。しかし賞金稼ぎは長くやってると最後に残るのは残高ゼロの銀行口座と慢性の下痢だともエドは言い、アイアンがからかおうとすると、口を閉じとけとピシャリと言います。
 一方、ラティーシャは家族から、テレビで肝心の保険医療の話をしなかったと責められ、顔を売れば何らかのチャンスはあると反論します。ラティーシャの孫娘のミーカは血液の奇病で、“パパ”の金がいると言うラティーシャに、エドは現金輸送車を使えば、新しい保険契約の抜け穴が使えると言います。クレアモントは保釈金保証人に加え、現金輸送業や賞金稼ぎもしていました。ラティーシャは、保険適用外で治療すると30万ドルかかる孫娘を自分の娘と偽って市立病院に入院させ、手術の申請もしていたことが健康保険組合にばれたと上司と言うと、上司は病欠の連絡を受けた朝に、ラティーシャがテレビに出ていたことを理由に、2週間でクビだと彼女に告げます。そこへFBIの捜査官が現れ、免許証偽造の内報を受けたのだが、偽造免許証の作成を依頼したフランセスという大学生が何を企んでいるか知りたいので、ムショに入りたくなければ協力してほしいとラティーシャに言います。この時、ラティーシャはバカをし、フランセスは不運だったとタリンに語るドミノ。墓穴を掘って、もう這い上がれないと言うラティーシャを慰める家族。一方、カジノ・ホテルのオーナーのドレイクの現金1000万ドルが現金輸送車から奪われます。“ストラストフィア・カジノ・ホテル”“警備室”の字幕。監視カメラは午前6時23分に地下駐車場でクレアモントの現金輸送車が停止し、ファースト・レディのお面を被った4人組がその輸送車から現金を奪う様子を写していました。“FBI本部”の字幕。クレアモントは偽造免許証につながる4人の男の社会保障ナンバーを手に入れたとドレイクの弁護士であるベケットに言い、うちの盗難保険で1000万ドルは回収できるが、6~8ヶ月もかかるので、30万ドルの手数料をもらえれば自分が捕まえると言い、了承されます。(また明日へ続きます‥‥)

 →「Nature Life」(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/