goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

マイケル・マン監督『メイド・イン・L.A.』

2011-09-21 08:31:00 | ノンジャンル
 マイケル・マン監督・製作総指揮・脚本の'89年作品『メイド・イン・L.A.』をスカパーの洋画★シネフィル・イマジカで見ました。
 スタンダードの画面。重機で無記名債権の輸送車を、仲間のセリートとクリスとウェングロで襲ったマクラーレンでしたが、警備員の挑発に乗ったウェングロが発砲してしまい、警備員とのもみ合いでマスクを剥がされマクラーレンの素顔が割れてしまったため、彼は警備員を全て射殺します。ロス市警の強盗・殺人課の敏腕刑事ヴィンセントは、唯一の目撃者から主犯が「スポーツ」と呼ばれていたことを知ります。マクラーレンはウェングロに金を渡して、一緒に仕事をすることはもうないと言い、立ち去りますが、ウェングロが追いすがって来ると、彼に暴行を加え、射殺しようとします。が、たまたま通りかかったパトカーに気を取られているうちに、ウェングロは姿を消します。気が立って娼婦を撲殺するウェングロ。ヴィンセントは情報屋のバーベイの兄から、彼が刑務所で知り合い、仲間からスポーツと呼ばれている凶暴な男が町に来ていることを知り、マクラーレンらの尾行を開始します。マクラーレンらは銀行から1400万ドルの現金を強盗することを最後の仕事と決めますが、やがてセリートは自宅が盗聴されているのを知ります。現場の下見をしているふりをして、ヴィンセントを誘い出したマクラーレンは、ヴィンセンントの正体を知りますが、計画を変えようとはしません。一方、ウェングロは情報屋のベニーにマクラーレンらの話を売ります。路上で鉢合わせになったヴィンセントとマクラーレンは、お互いに警告し合いますが、双方譲らずに別れます。その直後、マクラーレンらはヴィンセントらの尾行から姿を消します。いよいよ銀行強盗決行の日、マクラーレンらの前に現れた運転手のタウナーは、妻の病気を理由に仕事を降りると言い出します。自宅に帰ったタウナーを待っていたのは、タウナーの妻を人質に取るウェングロとベニーでした。臨時に仲間を運転手に雇い、計画は実行されますが、ヴィンセントの元にタレこみがあり、彼らは銀行に急行します。銀行から出てきたマクラーレンらとヴィンセントらとの間に銃撃戦が起こり、マクラーレンはケガを負ったクリスとともに車で逃げ去りますが、少女を人質に抱えて逃げ出したセリートは、正面からヴィンセントに額を撃ち抜かれます。銀行の保険会社の者からタレこんだのがベニーだと知ったヴィンセントは、彼の家を急襲し、ウェングロがシェラトンホテルで保険会社から報酬を得るのを待っていることを聞き出します。獣医にクリスを預けたマクラーレンは、深夜タウナー宅に侵入しますが、タウナーの妻は既に死んでおり、虫の息のタウナーも彼の希望を受けて拳銃で頭を撃って死なせてやります。酒場で知り合ったエディと海外に逃げる準備を終えたマクラーレンは、ウェングロのいる場所を仲間から知らされると、復讐に向かいますが、ウェングロの部屋に突入する直前に、待ち構えていたヴィンセトらに囲まれます。一瞬らめらったマクラーレンを、ドア越しにウェングロが撃ったショットガンの弾が捕え、彼は床に倒れ、ヴィンセントの腕の中で死にます。部屋に突入したヴィンセントらにウェングロは一旦は降参しますが、ヴィンセントにタウナー夫妻を殺したことを暴かれ、抵抗しようとして、逆にマクラーレンの体当たりを喰らい、ホテルの窓を突き破って墜落死します。ホテルに駆けつけていた妻の前に現れたヴィンセントは、彼女の体を抱いて、現場を立ち去るのでした。
 『パブリック・エネミーズ』と同じく、ここでもマシンガンによる銃撃戦の迫力に圧倒されました。マクラーレン役の役者も、無名の人でしたが、なかなかいい味を出していて、見ごたえがあったと思います。マイケル・マン、これからも追ってみたいと思います。

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/