gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ロバート・アルドリッチの命日

2009-12-03 17:04:00 | ノンジャンル
 本日はロバート・アルドリッチの27回忌です。50年代を代表するアメリカの映画監督として数々の記憶に残る作品を残してくれました。私が彼の作品に最初に触れたのは、小学生の時に怪奇映画好きの大学生の従姉に誘われてテレビで「何がジェーンに起こったか」を見た時でした。いろんなシーンが記憶に残りましたが、特にラストシーンの朝日が昇る砂浜で気が狂ったベビージェーン(老醜すさまじいメイクアップをしたベティ・デイヴィスが演じていました)が子供たちと踊り出す場面はまさに鳥肌が立つすさまじさで、今見直しても少しも色褪せしない素晴らしさです。その後、大学生になって蓮實重彦先生を知り、意識的に彼の映画を見ていきましたが、期待を裏切るものは全くといっていいほどありませんでした。
 今月はたまたまWOWOWでロバート・アルドリッチ(オルドリッチと表記している時もあります)の作品が集中的に放映されます。15日(火)には歴戦を戦い抜いてきた軍曹ジャック・パランスと卑劣で臆病な上官エディ・アルバートの対決(?)が見物である「攻撃」、16日(水)には未見である「地獄への秒読み」、17日(木)にはラストシーンが世紀末的なすさまじさの「キッスで殺せ(完全版)」、18日(金)にはこれまた未見の「ガーメント・ジャングル」(ただし途中で降りた作品だそうです)というラインナップ。これらを見るだけでも今月のWOWOWは見る価値があると思います。アルドリッチをまだ知らなかった方、オススメです。