玄関土間コン断熱工事(工事23日目)

2007-07-31 21:58:47 | 建築工事

しばらく現場にいけなかった間に、基礎の断熱工事が終わり、床下地に入っていました。
現場とはタイムラグがありますが、建築工事の細部をレポートしておきます。

基礎断熱については、以前から疑問に思いながらもハンゾー氏に聞き漏らしていたことがあったのです。
“玄関部分の土間コンクリートをどのようにして断熱するのか”
これがよくわからなかったのです。
イサットハウスの基本仕様として、基礎は内側で断熱します。
基礎の外周の内側に押出法ポリスチレンフォーム(55㎜)を施工するわけですが、
玄関の土間コンクリートと外周の立ち上がりとの取り合いがどうなるのかイメージできなかったんですよね。

現場を見ると一目瞭然でした。携帯での撮影のため、画像が悪いのはお許しを。

我が家の玄関部分です。
記入しているとおりなんですが、玄関土間コンを囲んで基礎よりも若干低い部分があるのがわかりますか?
これが断熱材なんです。

ホールから連続している玄関クローゼット

なるほどねぇ。玄関ホールの土間コンクリートの内側で断熱するわけです。
ということは、玄関ホール部分のコンクリートは外気の影響を受けるんですね。
考え方としては基礎の立ち上がりよりも内側を断熱するということのようです。

それから、細かい話ですが、この写真を見てください。

ちょうどここは断熱欠損になるため、矢印のようにコンクリートを熱が伝わっていくわけです。
当然ながら、基礎のあちこちでこのような状態が見られます。
基礎も外側で断熱すると、このような断熱欠損はありません。
コンクリートが外気の影響を受けることがないため、冬のひんやりした感じや、夏の焼けた感じがやわらげられます。
反面、シロアリの侵食が心配ではあるんです。
イサットもそのために基礎は内断熱を選択しているようです。

ま、こんな細かなことは誰も気にしないと思いますけど。

ということで、冒頭に記した疑問の答えは
“玄関土間コンクリートは断熱せず、その内側で断熱する”ということだったんですね。
玄関土間からは多かれ少なかれ、輻射熱の影響を受けるということです。
では。


2号、オムツにさよなら(夜は除く)

2007-07-31 07:41:47 | 家族

ちょっと前になっちゃうのですが、やっと娘2号のオムツが取れました。

今月の28日に2号は3歳になったわけですが、
その3歳を目前にして、オムツが外れたのです。
同じくらいの月齢の保育園の友達はみんなとっくに外れていました。
2号はオムツ離れに関しては、おちこぼれだったわけです。
いやはや、彼女は長い間、オムツと24時間くっついていたもんです。
ただ、寝るときは心もとないので
彼女の寝込みを襲って、パンツからオムツにはきかえさせています。
実は2号のことを信用しすぎて、
大量のおもらし攻撃を食らったことが数回ありました。
そのたびにカバーを洗濯して、お布団を干して、大変でした。
そこでオプションの学習機能をフル稼働させて、
ここんところは毎晩、オムツで安心です。

1号はそういうことには大変優秀で、
2歳を過ぎた頃にオムツとさよならできたのですがね。
しかも夜も外れてたし。
生まれてこの方、夜泣きらしい夜泣きをしたこともありません。
今から思うと極めて育てやすい子どもだったのですが、
僕らからすると、子どもってそんなもんなんやと思ってしまったために、
2号の気性の激しさや、手のかかりようが信じられなかったものです。

2号は、その性格も合わせて、ほんとうに手のかかる子どもです。
3歳くらいになったらちょっとは扱いやすくなるのかなと思っていたのですが、
とてもとても!
その取り扱い注意度は、今もグングンとアップしています。
一度ヘソを曲げるともう大変。
こちらが何を言っても“イヤ!イヤ!!”の連発です。
こういう時には、一気に機嫌を取ろうとするとダメですね。
気長に、少しずつ、距離を縮めていくんです。
イヤと言われても黙って横にいたり、
壁の陰から手遊びをやってみたり。
それこそ手を変え品を変えやってみます。
こちらの気持ちの持ち方も大切です。
焦らずにゆっくりと、をモットーに機嫌を取ります。
じゃないと機嫌を良くしない2号にこっちが腹を立ててしまって、
それこそ両者不機嫌スパイラルに飲み込まれてしまうでしょう。

でも、朝の急いでいるときとかは例外です。
チンタラする2号をかっさらって車に押し込めたり、
保育士さんに泣いたまま押し付けたりするんです。
後は保育士さんが何とかしてくれるでしょう(汗)。
とりあえず僕は仕事に遅刻するわけにはいきませんからねぇ。
現金といえば現金なもんです。うしゃしゃ。
では。


キッチン1

2007-07-29 23:10:37 | 設備

ここ3日間、ちょっと忙しくって現場を見ておりません。なので、設備のご紹介です。
mercy邸のキッチンはTOYOキッチンのBAYbayです。

セットアッププランで色はチタン。
TOYOキッチンはフリープランにするともの凄く値段が上がるので、
セットアッププランの範疇で勝負することにしました。
色については、嫁さん的にはティンというちょっとエレガントな模様の入ったシルバー色にしたかったようですが、
色・模様だけで10万円以上も値段が上がってしまうためあきらめました。

これがチタン

TOYOキッチンについてはこちらこちらで散々悩んでいたのですが、思い切りました。
フルオープンキッチンでLDKをひとつのスペースとして使用するのに、
キッチンがイモ洗いみたいなのではちょっと寂しいです。
僕も嫁さんも一目見て惚れ込んだものですから、
せっかく夫婦の意見がシンクロしたものを逃したくないというのがあったのです。
数十万円の出費増で嫁さんの料理が楽しくなるなら、それに越したことはありません。
そのぶん、来年購入予定の車の値段が下がったかもですけど。。。
僕も少しはキッチンに立たないといけませんね。
後片付けはチョコチョコとやっているのですが、料理はサゲサゲです。

カウンター高さは85㎝。幅は255cm。
ペニンシュラタイプです。
三菱のIHクッキングヒーターに松下電工の食洗器。
食洗器はミーレというドイツのメーカーのものが評価が高いのですが、
値段も高いですね。
残念ながらうちは松下です。
というと、松下に怒られますね。すんません。
気にしているのは洗浄能力や静音性よりも食洗器の容量ですね。
セットアッププランでは大容量の食洗器はつけられません。
ショールームで確認したところ、やはり“小さいなぁ”という印象はぬぐえませんでした。
カタログ上は6人分となっているのですが、
現実的には4人分くらいが関の山といったところでしょうか。

シンクに2つの水栓がつくわけですが、片方を浄水器にします。
もう片方はUSAGI。

 カッチョイ~ウサギ

シンクの奥行きが長いため、身を乗り出して水栓を操作しなくていいように、
水栓の蛇口部分で吐水・止水ができるようになっています。
もちろん標準で3Dシンク。
カウンタートップの質感はどのメーカーも真似できるものではないでしょう。
側板は標準のグレイです。
実はこのグレイ、我が家が採用する色であるチタンと同色なんですね。
色的には嫁さんが結構悩んだのですが、
キッチンをグルッと同色にできるというのもチタンに決めた理由のひとつです。
値段的にも安かったですしね。

もちろんエアフロー(キッチンに足があって、キッチン下を風が通る)構造。
これってキッチンがいかにもキッチンじゃなく、
家具か家電のように見せるところが素敵です。
キッチンと床下をつなぐ配管は、配管カバーで隠します。
無垢床のメンテナンスもやりやすそうですな~。
また、ワークトップの質感は間違いなくピカイチです。
チタン仕上げのステンレスは触れてみると、その違いが明らかなんですよねぇ。

違いが明らかなワークトップ

長くなりましたので、続きは次回。
キッチンは3回シリーズを予定しています。覚悟してください。
では。


型枠ばらし(工事18日目)

2007-07-26 23:17:10 | 建築工事
今日は昨日に引き続き、基礎養生中のはずだったので、現場には寄ってなかったのですが・・・

やっと基礎の全貌が見れました

イサットハウスの現場監督を務めるT女史から、
メールにて型枠をばらしたことの報告に写真が添付されてました。

予定より早く、基礎の強度が基準に達したため、型枠がばらされることになりました。
基礎の強度は7.34N/㎜2だったそうです。
不勉強のため、これがどのような数字かわからないのですが、
基準は5N/㎜2だそうなので、数字的には問題ないのでしょう。

基礎は一年くらいかけてゆっくりと強度を増していくようです。
どんどんどんどん強くなってや~

現場見た~い

新しくきれいなコンクリートの色って好きですね~。
個人的にコンクリート打ちっ放しって大好きです。
この基礎は打ちっ放しではないですけど。
お金があれば、鉄筋コンクリート外断熱の家が理想なんですがね。
私見ですが、鉄筋コンクリートの外断熱住宅って、
性能面で考えると、群を抜いた工法だと思います。
コンクリートが躯体兼蓄熱体となるわけです。
断熱設計と気密施工がしっかりしているならば、
とてつもなく強くて、とんでもなく快適な家ができることでしょう。

明日は埋め戻しと土台工事の着工です。
では。


洗面台

2007-07-26 22:31:48 | 設備

mercy邸の洗面台はINAXのピアラGスタイルです。

カウンタータイプではなく洗面器タイプを選びました。
嫁さんが沐浴ができるくらいの大きさの洗面台が欲しいと希望しているからです。
沐浴といってももうひとり子作りするつもりは、あまりありません。
でも嫁さんは冗談半分で“次の赤ちゃんは・・・”と口にすることがあります。
どこまで本気なんやろ。ちょっとビビッてます。
話がそれましたが、ほんと洗面部分はデカイです。
靴や服なんかもジャブジャブ洗えそうなくらいですし、
ちょっとしたバケツなら、水も汲めます。
水栓もビヨ~ンと伸びるシャワータイプになっており、
毎朝、寝癖がひどいため洗面に頭を突っ込んで水で流している僕にはありがたいです。

シングルレバーシャワー水栓スクェアですな~

洗面のデザインは、国産大手ではINAXがピカイチかと思います。
スクエアタイプがカッコイイです。
輸入建材を色々見ていると、おしゃれなものは多いのですが、
機能的に?がつく製品が多いんです。
それらと比較するとデザイン的には劣りますが、
収納力や使い勝手等の機能的な面では圧倒するでしょう。

ここでもやはりスッキリを念頭に置いて仕様を決めました。
鏡は3面鏡ではなく、1枚ものにしています。
照明すらついていないので、頭上にダウンライトをつけました。
もちろん天袋的な収納(頭上の収納)もありません。

1面鏡(テンポラックタイプ)それでもイマイチ

家族が多いので2台を並べて設置します。
2台の間に腰高でシリーズ商品の収納ラックを挟みます。
75㎝幅洗面、30㎝幅ラック、75㎝幅洗面が並んでいるということになりますね。

洗面にも色々な収納プランがあるのですが、
我が家は子どものことを考えて、

ステップスライドタイプ 小さなお子さまにうれしいステップスライドこんな感じです

こどもがちょこんと乗れる嵩上げ収納タイプと、

セミオープンタイプワゴン収納(オプション)ゴロゴロできます

引き出せばゆっくり座れるタイプを選択しました。
扉タイプと比較すると、収納スペースが狭くなってしまうんですけどね。
ちなみに色は

ヴィンテージショコラヴィンテージショコラと呼ぶそうな

この色です。

さらにちなみに、値引きは45%、つまり定価の55%で仕入れます。
設備屋の親戚から仕入れるので、まずまずの値引きをしていただいたと思います。

惜しむべくは、取っ手がかっこ悪いんですよねぇ。
あと、前面ミラーのサイズがワンサイズでデザイン的にも好みではありません。
鏡は浮かせた感じにしたかったのですが、できなさそうです。
やり方次第ですが、例えば近いうちに紹介予定のKAWAJUNなんかでは
カッコイイ取っ手やサニタリーミラーがあります。
ピアラの取っ手を引っこ抜いて、取っ手と鏡をKAWAJUNから・・・
また、鏡の上には横長のながーい間接照明をつけるとか、
なんてことをするとより快適な空間になると思うのですが、
今のところはそこまでやろうとは考えていません。
次回の設備詳細は、いよいよキッチンの登場です。
では。