我が家にまつわるエトセトラ4(2F床防音)

2007-07-04 23:35:09 | こだわり

まだまだ続くよこのシリーズ。読み手の迷惑もかえりみずに一方的にmercy邸を紹介だ!
今日は2F床に仕込んだロックウールについて。

ロックウールといえばグラスウールと並んでメジャーな断熱材です。
住宅業界での断熱材としてのシェアは№1。
充填断熱にはほとんどロックウールが用いられているようです。
一体ロックウールって何者なんや?ということで調べてみました。

ロックウールは、耐熱性に優れた高炉スラグや玄武岩、その他の天然岩石などを主原料として、キュポラや電気炉で1,500~1,600℃の高温で溶融するか、または高炉から出たのち、同程度の高温に保温した溶融スラグを炉底から流出させ、遠心力などで吹き飛ばして繊維状にした人造鉱物繊維のことをいいます。(出典:ロックウール工業会)

・・・?なんのこっちゃ??
よくわかりませんが、遠心力で吹き飛ばすっていう表現はすごいですね。
そのとおりなんでしょうけど。

で、mercy邸の場合は外断熱なので断熱材としてロックウールを導入しているのではなく、
ロックウールの持つもうひとつの特徴、吸音性に期待しての導入です。
つまり2F床(1F天井)にロックウールを敷き詰めて、
2Fでドタバタと子どもが暴れる音が1Fに伝わるのを、少しでも小さくしようとしているのです。
以前、家の工法について調べてまくっているときに、
“外断熱の家は室外の騒音はほとんどないが、室内の音がよく響く”と聞いたことがあるのです。
イサットのモデルハウスや完成見学会に参加した感想としては、
正直、そんなに気になるものではありませんでした。
さらに子どものドタバタなんて元気な証拠なので、
別に聞こえたっていいやんという気持ちもあります。
なので、わざわざ吸音材を2F床に入れる必要があるかどうかわかりません。
高いものではないので、ないよりはあったほうが将来的にいいかなと考えたのです。
足音だけでなく、2Fのトイレを流す音も軽減してくれるのではと。

頼んだぞ!ロックウール!!

同じ家でロックウールのあるバージョンとないバージョンに住めれば
その効果のほどがわかるのでしょうけど、
残念ながら2軒も建てるほどの財力はありません。
なので“ロックウール入れてよかった”とか“ロックウール最高!”といった
感想はないでしょうし、住み始めるころには
そんな工夫をしたことすら忘れているかも知れません。
そんな自己満足を繰り返しながら、我が家の家作りは進行中です。
では。