やっぱり父親にとって、男の子は楽しいですね。
成長するにつれて、同性であることの楽しさが増してきています。
何につけても好みが似ているんです。
例えば食事。
ジャリ男、いわゆる丼物が大好きです。
好きなものは何でもご飯に乗せて食べようとします。
特にお肉。
甘辛く焼いた肉が大好きで、ご飯に載せて食べまくります。
ジャリ男はそれを“お肉ごはん”と呼んでいます。
ブリの照り焼きなんかは“お魚ごはん”と名付けています。
そんな丼シリーズで最も好きなのがカツ丼です。
卵、お肉、ご飯とジャリ男の好きなものばかりが集合した食べ物。
4歳のクセに、カツ丼なら大人の1人前をペロリと平らげるんです。
そりゃ無駄な肉もつきますわな。
冬になって、ジャリ男もいささか太り気味です。
あまりに顔が丸いので、嫁さんは“まる男”とあだ名をつけたくらいです。
といいながらも、僕も丼物には目がありません。
カツ丼、大好きです。
何でもご飯に乗せたがる気持ちも、よ~くわかります。
だからこそ、見ていておもしろいんですよね。
ちなみに我が家、カツ丼や親子丼などの丼物はご飯に出てきません。
理由は、嫁さんが好きじゃないから。
なのでカツ丼が食べられるのは、外食時限定になりますが、
それがまたジャリ男の中でカツ丼のスペシャル度を高めているようで、
カツ丼にありつけた時には、
喜びのあまり踊りながら食べてるように感じるほど喜んで食べています。
おもちゃの好みも同じ。
ジャリ男、電車とか車といった乗り物系には、あまり興味ありません。
怪獣一直線です。
ヒーローよりも怪獣が好き。
遊びももっぱら“けんかごっこ”。
強さに対する憧れが強く、
“弱い”と言われることを極端に嫌います。
意味もなく“うぉりゃー”とか“オラオラ!”と叫ぶことも多く、
僕はその声を聞くといつも、ゴリラのドラミングを思い出します。
本能で、自分が強いことをアピールしているのかも知れません(笑)
僕も同じでした。
ウルトラマンよりも、そこに登場する怪獣が好きで、
小学校3年生のときは、怪獣消しゴムを集めることに夢中でした。
同じように強さに対して漠然とした憧れがあって、
掴み合いのけんかもしたものです。
そんなジャリ男が、最近、最も気に入っている怪獣。
ゼットンです。
ウルトラマン最終話に登場し、ウルトラマンを倒した怪獣です。
ゼットンという名前は、
アルファベットの最終文字である【Z】と、
五十音の最終文字である【ん】をくっつけたものです。
最終最強の怪獣にふさわしい名前ですね。
ジャリ男、ゼットンがめちゃ強くて、ウルトラマンに勝った怪獣だ、
と聞いてから、こんなことを言うようになりました。
ジャリ男のこと、ゼットンって呼んで
そこまで強さに憧れてるのか・・・(汗)
で、それを受けて“おーい、ゼットン~”と呼ぶと、
ん~?なに~?
と間延びした返事を返すゼットン。
先日、後輩宅に家族で呼んでもらったときも、
後輩からゼットンと呼ばれて同じ返事をしてました。
笑える奴です。
これまで怪獣になんて一切興味を持たなかった1号も2号も、
ジャリ男の怪獣コレクションによって、随分名前を覚えました。
さらに怪獣に一切興味を持たない嫁さんまで。
そういえば先日、1号のジャミラに関する感想で大笑いさせてもらったことがありました。
ジャミラって、手先が器用そう・・・・
うんうん。確かにそう言われればそうかもな(笑)
わたし、手先が器用そうに見えます?
では。